初日に行ったのは中尊寺。金箔や螺鈿を贅沢に使った有名な金色堂がある世界遺産です。静岡から岩手県平泉まで行ったので到着したのは16時10分前で終了は17時までなのでぎりぎりです。
駐車場は第1、第2、坂の上があり、坂の上駐車場が(入り口でなく)本堂までの距離は500mほどと近いのですが、急な坂道だということなので無難に2番めに近い第1へ。400円です。入り口は県道300号線沿いなので簡単に見つかりました。ちなみに第2も同じ県道300号線沿いですが混んでいなかったからか閉鎖されていました。
駐車場のすぐ近くの「本堂まで●m」という看板通りに進みましたが急な坂で運動不足の身にはすぐにこたえました。最初何もないので不安になりましたがやがて月見坂に合流します。
新設中?の薬師堂の前を通って本堂まで。
本堂はなかなかありがたい感じです。
旧薬師堂もしまっていました。珍しい目にご利益がある薬師堂で「め」と書かれたお守りを買おうと思っていましたが、本堂の札所できいたところ、薬師堂の札所でしか扱っていなかったらしく買えませんでした。
本堂まできても拝観料を払う場所がないので不安になりましたが、料金は金色堂と宝物殿の手前で払います。つまり本堂だけのお参りだったら無料です。私はるるぶについていた500円券を使うためにるるぶで電子チケットを購入済みでしたが、それに物理的なスタンプを押してもらうと、動くスタンプが表示されました。これならITに詳しくなくてもかんたんに押せますね。おもしろいです。以下の画像が交互に表示される。
宝物殿の方が早く閉まるので先に行ってくださいと言われて宝物殿に行くといきなりかなり大きな大仏様が3体。特に阿弥陀様に感動しました。その他に頭上の手に小さな仏様を頂いている千住観音像なども。
金色堂のあるお堂にはなぜか宮沢賢治の詩碑が。「中尊寺七重の舎利の小塔」と書いてあります。宮沢賢治は中尊寺に合祀されているとのこと。宮沢賢治は「中尊寺」という詩も遺しています。
さて一番楽しみにしていた金色堂ですが・・・ガラスで囲われていてなんだか遠い・・・細工やお顔がよく見えない・・・るるぶのほうがよく見えたなぁ・・・ちょっと拍子抜けでした。宝物殿の仏様の方が、お堂の奥にあるのではなく、美術展のように並んでいるのよく見えました。
お守りは金色堂と本堂で少しラインナップが違いましたが、私は金色堂でうちわ型のお守り券ブックマーク「金銅華鬘(こんどうけまん)」500円を購入しました。華鬘(けまん)という仏具を模したもので、仏壇に生花の代わりに飾ることができるということ。
さて1時間ほど中尊寺をみると閉館時間近くになったので、坂道を降りました。
駐車場の周囲には土産店や飲食店がいくつかあります。どぶろくソフト、とうふソフトなどが気になりましたが時間的に終わっていましたし、近所にある岩手名物のお餅のお店「夢乃風」に急ぎます。