腹ごなしに歩いていたつもりが、とうとうドウロ川まで来てしまいました。
魔女の宅急便の橋「ドン・ルイス1世橋」を歩いてドウロ川を渡ると、VILA NOVA DE GAIA=ポルトワイン工場地区に到着。まずはCALEM(カレム)というワインセラーがあります。よく見ると看板に鳥が。
入ろうとしたら時間が合いませんでしたが、のちに別のワインセラーOffley(オフリー)で合流したドイツ人によると、Offleyの方がおいしかったということ。またCALEMはOffleyよりも割高でした。
ドウロ川はVILA NOVA DE GAIA側から見てもすてきです。
橋を渡って右に進んでいくと、ワインセラーSANDEMAN(サンデマン)が現れました。マント男の看板に見覚えがあります。あとから地球の歩き方 ポルトガルを確認したところ、こことTaylor’sが載っていました。
【お取り寄せprj】ぺルノリカール サンデマン トウニー ポート
サンデマンも残念ながら見学の時間が合いませんでした。
ここから内陸部に向かっていきます。白い壁がユトリロみたい。
坂道が多く、疲れてきました。
ワインセラーOffleyを発見。ここで45分後の見学(英語)の予約を取りました。一人4ユーロで3種類のポルトワインを試飲できるコース。フランス語、英語、ポルトガル語の回があるようです。受付のお姉さんがかなりの美人。
とりあえずOffleyを後にしてどこかでお茶でも飲むことにします。
おー。ぶどう?
ローカル臭のすごいカフェに入ります。夫「英語話せますか?」店員「いいえ」。でも感じがいいです。ポルトガル語で「カフェ」(コーヒー)「シャー・プレト」(紅茶)「パシュテル・デ・ナタ」(エッグタルト)と言ったら通じました。
味は普通。
コーヒーが0.8ユーロだったのに紅茶が1.5ユーロでした。まぁ紅茶の場合はお湯をたっぷりもらえますので。
店内にはTomyのガチャガチャがありました。ミッキーとポケモンでした。
本当にローカルなお店で地元の人が入ってきては店員さんとおしゃべりしていきます。お姉さんが一人で入ってきて当然のようにフルーツジュースでパシュテルデナタを食べていました。そういえばポルトガルはどこでもフルーツジュースがおいしかったです。
「ア・コンタ・ポルファボル」(お会計お願いします)と言ってお茶を済ませてOffleyへ。ここで、セミナーで一緒だったドイツ人と偶然出くわします。
お姉さんがゆっくりとしたわかりやすい英語でセラー内を案内してくれます。
樽の味をワインにつけるには小さい樽、
味をあまり変化させたくない場合はワインが空気に触れにくい大きい樽を使うそうな。別に大量に運びたいときに大きい樽を使うというわけでもないんですね。
ワイン畑の写真。
おまちかねのテイスティング。私たちは白、赤、リゼルバ(普通の赤より熟成したもの)を飲める下から2番めのコースにしました。一番右がリゼルバです。
リゼルバは濃厚でした。私は白、夫はリゼルバがおいしいと思いました。先程も書きましたが、合流したドイツ人によると、CALEMよりおいしいということ。
オフリー オールド・トゥニー10年 OFFLEY Old Tawny 10 750ml ヒグチワイン |
飲み終わってケーブルカーのチケットを買ったところ、無料試飲チケットが付いていたので逆戻りしてまたワインセラーへ。
ここのワインの味は、今まで飲んだポルトワインに比較すると劣ります。
ケーブルカーやケーブルカー到着所からの景色はものすごくよかったです。ドイツ人に誘われなかったら乗らなかったと思いますが、乗ってよかったです。
サンデマンが見えます。
ポルトの街は魔女の宅急便の舞台ではないそうなのですが、オレンジ色の屋根野の家がたくさんあって、魔女宅風であることは確かです。かわいい!
魔女の宅急便 (徳間アニメ絵本 (6))
次の記事では恐怖の夕飯と夜のライトアップについて書きます。