ブログを放置して3年近くたってしまいました・・・東北旅行記はまだまだ続きがあるのですが書くのは骨が折れるので。

しかし、どうしても書きたいことができたので先に書かせてください!

DEAN&DELUCAで一番大きな生成り(白)の帆布トートバッグ(ディーンアンドデルーカ ビッグトートバッグ ナチュラル)を汚してしまいました。

スーパーのカートに入れて移動していたら、引きずっていて、底が黒く汚れてしまいました・・・。バッグをそのまま持つと白いダウンコートが汚れてしまうおそれがあったので、バッグはビニール袋に入れて別の中くらいの買い物バッグ複数でしのぎましたが、当日は大荷物だったので、肩掛けできないバッグの複数持ちは結構大変!大容量の帆布バッグのありがたさを改めて感じました。1つのバッグに全部入ってしまう、肩掛けができる、どんなに入れても壊れないというのはすごいことです。テスコの巨大な帆布のエコバッグや、ユニクロのリバティ柄の大きな帆布バッグが買い物にものすごく便利だったのですが、それ以上の大きさです。

このDEAN&DELUCAのバッグの唯一の欠点といえば洗濯どころか手洗いも禁止というところでした。しかしこうなったらだめもとで洗うしかありません。そこで歯ブラシを使って手洗いしてみたものの、汚れは結構残る・・・そこでKiplingのバッグも洗濯機で洗ったことがある私は、面倒くさくなって、「もういいや!」とバッグを洗濯機に放り込んでしまいました(ちなみにKiplingはナイロン部分はきれいに洗い上がりますが、持ち手の合皮はボロボロになったので、合皮は糸を切って剥がしてしまいました。少なくとも持ち手の合皮関しては、剥がしても使用には問題なしでした。合皮はついているバッグとついていないバッグがあります)。

もう3年も週1~2回使っていて(2021年12月1日購入)、きれいに見えても全体的には結構汚れているだろうと前々から思っていたので、ソフトモードでなく通常モードで。また、汚れたのは表なので、ロゴを守るためにひっくり返しもせず、ネットにも入れずに放り込みました。洗剤は普通の(ナノックス)と過炭酸ナトリウム(漂白効果あり)。洗濯機を使うにしても一番雑な洗い方です。

ところが洗濯機を回している間にスマホで調べてみると、洗濯機で洗っている方は見つからず、だいたいは部分洗いした後に手で押し洗い、洗濯機を使うとしても脱水モードで1分ほどというパターンでした。水洗いの時点で縮むのは仕方ないとして、少なくとも洗濯機のすすぎや脱水は、しわができるようです。だんだん不安になってきました。

そこでしばらく迷ったあげく、洗濯機を止めてみると、まだすすぎにはなっておらず、最初に洗い9分だったものが残り6分になっていたので3分しかたっていない・・・?しかし洗濯機の時間はあてになりません。スマホで調べていた時間は体感は5、6分だったので、それくらいではないかなと思いますが、その状態で引き上げて手ですすいでみると・・・


うん、シワもそんなについていないし、汚れはきれいに取れていて、どこが汚れていたかわからないレベルになりました。実は、このバッグは買ったばかりの頃にお茶かなにかでうっすら茶色い水シミができてしまい、水洗いができないのでそのままになっていたのですが、それも消えています。ロゴも特にひび割れたりしていませんね。

このままだと乾きにくそうなので、バスタオルを押し当てる簡易脱水をしてピンとはって干してみました。しわはまったくないとはいえませんが、アイロンをかければきれいになるレベルでしょう。

というわけで洗濯不可のDEAN&DELUCAの帆布のトートバッグも、洗濯機の洗いモードに数分かける分には問題なさそうだということがわかりました。手で洗うよりきれいになったと思いますし、簡単でしたし、今度からこうしようと思います。ネットで「洗濯機で洗ってみた」というエントリーがみつからなかったので、一体験談としてメモしておきます。私と同じような方がいらしたら、ご参考になれば幸いです!

(追記)アイロンかけました!縮んだかどうかはよくわかりません。まだまだ使えそうです。

随分間があきましたが青森旅行の話の続きです。岩手の平泉経由で十和田湖、奥入瀬渓流周辺を車で通り、イタリアンビュッフェレストラン「オルトラーナ」で食事した後、道の駅(「奥入瀬」「とわだ」)や七戸のイオンを巡ってお土産を購入し、七戸在住の友人の家に行きました。

友人のお勧めのNARABI(ナラビ)というレストランのお弁当がおいしいがすぐ売り切れるというので、友人に特製ランチボックス(ハンバーグ弁当)1000円やかぼちゃケーキを買っておいてもらい、それを夕飯に。

本当に美味しい!!!すごく美味しいです!これはおすすめ!量もあります。冷めたお弁当でこれだけおいしいのですから、レストランで食べたらさぞかしおいしいでしょうね。

かぼちゃのケーキも最高!見た目はシンプルですが、なんというかもうおいしいとしか言えません。

青森は値段と味がいい意味で見合わないお店ばかりでした!

この後、この友人以外はスーパーホテル十和田天然温泉へ。

ここは場所はいいのですが・・・

スーパーホテルは京都や弘前のに宿泊したことがあるのですが、十和田が一番良くなかったです。狭いのはいつも通りなのですが・・・とにかく臭い!お風呂から雑巾の匂いがしています。狭いのでお風呂の外にいても臭ってきます。

温泉も期待してはいませんでしたが、男女入れ替え制のため時間的に私は入ることができませんでした。というわけで臭いお風呂に入らざるを得ず。ホテルはたいてい乾燥しすぎが辛く、最近はどこにも加湿器付き空気清浄機があるのでいいのですが、このホテルはとにかく湿気がこもるので、入浴後は変に暑苦しくてなかなか寝られませんでした。建物の構造上の問題でしょうか。雨季のダラムサラを思い出しました。これでお風呂のカーテンが乾かないので、匂いがするのだと思われます。部屋の湿気という意味でも、大浴場に行ったほうがいいです。

ただコスパは良いです。2人2泊で11800円だったので1人2950円なのに、宿泊するだけでこれだけのお菓子やジュースをいただきました。この後、歯ブラシを返却するとさらにお菓子をもらえ、朝食もついています。お菓子やジュースや朝食で3000円しないので、文句は言えません。ねぶたクッキーもホタテバター味のうまい棒もシャイニーのりんごジュースもすべておいしかったですし。

以下はお菓子の追加の後、2人で山分けしたもの。この八戸屋の林檎煎餅も美味でした。

ちなみに初日は朝食はお弁当だったのですが、翌日はビュッフェが再開されていました。特に「バラ焼き」がおいしかったです。すき焼きのような甘辛い煮物風で本家の「十和田のバラ焼き」とは違いそうでしたが、朝にはこれくらいの方が。

総合的にはコスパ的に文句は言えないのですが、次はもう少し高くてもいいので別のホテルを試してみたいなと思いました。

さて次は、八幡平のドライブやホタテ料理のお話を書きたいと思います。

青森での買い物です。

まず以下は、りんごの針山以外は、2つ前のエントリーでも書いた「星野リゾート奥入瀬渓流ホテル」のお土産屋さんのです。フクロウとコースターは裂き織り。りんごのストラップはこぎん刺しです。特にフクロウがお気に入り!

これも書きましたが、オルトラーナで購入した和梨。品種がわかりません。季節が終わり頃だったこともあってそこまで甘みは強くありませんでしたが、みずみずしくておいしかったです。

多分これ。

以下はオルトラーナでの食事の後、道の駅「奥入瀬」(十和田市観光物産館「四季彩館」)と道の駅「とわだ」で買ったもの。

この中で「奥入瀬」で購入したのはこれだけ。あとは「とわだ」です。

・せんべい汁 334円
・もくもっくクッキー 108円
・もち麦スープ 540円
・干し餅 250円
・りんご「サイカ」1袋 280円
(税込み)

せんべい汁はよく青森で見たお土産用の「八戸のせんべい汁」とは違うものですが、どちらもおいしいです。味の違いはよくわかりません。

なぜか岩手のSA(サービスエリア)で買った、よくある「八戸のせんべい汁」はこちら。このドライアップル「ソフトりんご」も青森ではよく見ますが、味が濃厚でおいしいです。ドイツの友人におくったら「香りがすごい!」と喜ばれました。ただ、2スライスで200円くらいするので普通のりんごと比べると、割高感がありますね。

干し餅はそのまま食べると?でしたが、油で焼くと甘みがあるおかきのような感じでまぁまぁおいしかったです。
でもちょっと面倒かな?

もち麦スープはこれだけだと味が淡白でしたかね。スープに足すのにはいいと思います。

フルーツがとにかく安い!10月上旬の梨は終わり頃の時期、りんごはこれからというときです。近年紅玉はスーパーであまり見ないので嬉しかったです。紅玉はずいぶん持ちました。10月上旬に購入して最後の1個を食べたのは1月だったと思います。半分に切ってお砂糖とバターをのせてレンジでチンすると焼きリンゴのようになります。

こちらは十和田湖ブルーの焼き物。2000円。
「陶工房のぼう」さんのものだと思います。
https://nobou115.wixsite.com/website

いろいろな形がありましたが、取っ手のない小さいボウル(カフェオレボウル)にして正解でした。お茶を飲むことも、おかずを盛り付けることもでき汎用性があります。ちょっと迷いましたが購入してよかった。なにより深い青に心が洗われます。

ホームページのりんごも気になっていたのですが、私が行ったときはなかったです。

このひばりんごは青森ヒバの香りが売りのようでしたが形が可愛くて買いました!きれいで実用的なのに1200円と安い!星野グループの旅館のお土産屋さんにも似たようなのがありましたがもっとずっと高かった気がします。帰宅した後家に飾ると木の香りが私は妙に感じましたが(ひばオイルの香りは好きなのですがそれとは違いました)、しばらくすると気にならなくなりました。

南部裂き織りの針刺し(針山)も色と形がかわいくて。りんごグッズはずるいですよね~。

ガイドブックでも見た缶詰のりんごジャムは、七戸の大きなイオンで買いました。まだ食べていません・・・。パケ買いです。両面にあるレトロな絵が最高です。550円。日持ちがするのでお土産に最適だと思います。

七戸のイオンには、これの他、カップのせんべい汁や安い割れ南部せんべいなどのリーズナブルなお土産があって穴場でした。夜遅くまでやっているのもいいですね。一応これも、私のブログタイトルの「現地スーパー」に当たりますか・・・。

翌朝行ったしちのへの道の駅は大混雑でした。なにしろ品揃えが豊富で野菜や果物が激安だったので、人気の理由はわかりますね。私も大量に買いました。

漬物もおいしかったですが、旅行中は車の中がすごい匂いになりました。匂いは残りはしませんでしたが、要注意です。でも特に大根の味噌漬け120円(税込み)、おいしかったな~。

こちらはそんなに臭わないと思います。南蛮味噌350円。辛いですがおいしいです。

人にあげるお土産だったら、瓶詰めのなんばん味噌「麹(こうじ)のとりこ」540円があり、パケがかわいく日持ちもするのでおすすめです。写真に2つある瓶です。まじまじ食べ比べなかったので味の違いはわかりません。パックの南蛮味噌は安くて期限が瓶詰めより短いです。

黒バラのりは今でもうどんなどにちょくちょく入れていますね。ごぼう茶はワイルドな味でした。ごぼう茶は三沢が有名なようで、あとでいただいた「ごんぼちゃん」という三沢のごぼう茶や「フデばあさんの金のごぼう茶」のほうがすっきりしていて好みでした。でもしちのへのはリーズナブルですからね。250円。

以下はやはり翌日、青森駅の駅ビル「ラビナ」の「ふーどぎゃらりー あおのや」で買いました。しじみの味噌汁もホタテの味噌汁も本物のしじみとホタテが入っているのに1080円(税込み)です!安い!特にホタテは身がしっかりとしていて旨味があり、その後七戸の友人に頼んでもう1袋送ってもらいました。

りんご茶は超自然ですね。本当にりんごチップスそのものです。味は薄いです。お茶というよりりんご湯。悪くないですが次は買わないかな?

りんごジュースは青森にはたくさんあって目移りします。品種別になっているのもありますし、「シャイニー」というところのがよくありますが、色々飲んで、私は上の「希望の雫」150円が一番気に入りました。密閉絞り製法で、酸化防止剤も入っていません。同じJAの同じ密閉絞りのジュースが私の住んでいる静岡のスーパーにもあったのですが味がぜんぜん違いました・・・。

ちなみにシャイニーも、十分おいしいですよ!一般的なりんごジュースとは桁違いです。

シャイニーのスパークリングアップルもおいしいです。なんと100%のりんごジュースが炭酸にしてあります。ちょっと高くて瓶入りなので重いですが。。。私はよく希望の雫を炭酸で割って飲むのですが、それとはまた違う味です。シャンパン的?マイルドとドライがありますが、私には違いがよくわかりませんでした。

これはスーパーホテル十和田でもらったもの。うまい棒(ほたてバター棒)もねぶたクッキーもおいしかったです。

番外編として頂き物。十和田のきみがらぞうりとミニチュアサイズのぞうり。

道の駅「しちのへ」で売っていたらしいだんぶり。バランスをうまく保ってぶらぶらのっているトンボです。

青森は全体的に、お土産と言うより普通に日常使いの食品や雑貨を購入した感じでした。安くておいしくてかわいいって最高ですね。

七戸に住む知り合いに勧められたイタリアンビュッフェ「オルトラーナ」に到着するとなんと満席で番号札を引くことになりました。40分待ち・・・。

オルトラーナの目の前には道の駅、その横にはかの有名な星野グループの「星野リゾート奥入瀬渓流ホテル」があったので、とりあえずホテルの売店に行ってみることにしました。
Go Toクーポンが使えたのと、七戸の知り合いの方が持っていたこぎん刺しのりんごのストラップが、ここにしか見当たらないと聞いていたからです。

入り口からしてずいぶん高級そうなホテルでしたが売店には宿泊者でなくても入ることができ、商品のラインナップもおしゃれでした。高めではありましたが・・・。
とりあえずこのあたりをゲット!りんごグッズ、裂き織りグッズ、かわいい!

一番気に入っているのは裂き織りのフクロウで、今でも我が家のお手洗いのドアノブにひっかかっています。

この後青森の道の駅をはしごするつもりだったこともあり、おそらく高いであろうこのお店で買うのはためらわれましたが、無理をして多めに買ってGo Toクーポンを使い切ってしまったのは正解でした。フクロウやりんごのストラップは他の店には見当たりませんでしたし、道の駅にもあったりんごのコースターは、消費税を考えるとかえって星野の方が数円安いくらいでした。星野の売店は消費税込みできりのいい数字になるようにしてあったようです。

また、この後予定より時間がおして、クーポンが使える道の駅に寄ることができなくなりました。前日宿泊分のGo toクーポンはこの日中に使いきらなければならなかったので、使えるときに使ってしまってよかったです。

クーポンについて考えながら買い物をしていると40分もあっという間ですぐにランチの時間に。

オルトラーナは新鮮な野菜が売りのビュッフェでどれも悪くない味なのですが、メインっぽいものがないのが寂しかったです。ピザが不足気味で焼き上がってもすぐになくなってしまい、なかなか食べられなかったことも一因です。

七戸の知り合いによると、前にいるときは空いていたからピザも頼むと焼いて席まで持ってきてもらえたが、混んでいるときはそのサービスがなく、ちょっと前とは雰囲気が違ったと。

平日に行くのがよさそうです。

100円ほどで品種不明の和梨が持ち帰り用に売られていたので安いと思って買いましたが、結構おいしかったです。100円でこれはいいなと思います。

青森はこの後も道の駅で野菜や果物とても安く買えました。特に七戸道の駅が最高!

その話はまた後で。

余談ですが四駆のパトカー!雪国ですねぇ。

毛越寺は40分程度でまわり、10:00前には青森に向かいました。

湖・・・?

これは・・・噂の十和田湖です!

素直にキレイ!十和田湖に時間を取っておかなかったことを後悔しましたが、
それよりも直後に通った奥入瀬(おいらせ)渓流周辺の美しさに感動しました。あいにくの雨で走っている車の中からしか写真を取れずぶれてしまいましたが・・・。

なによりなんだかとてもいい香りがしました。これが森林効果なのか!

雨で車から降りられなかったのが残念でしたが、雨に濡れていたからこその景色、香りだったのかもしれません。
短時間でしたが、とにかくとても癒やされました。

さて次は、いよいよイタリアンビュッフェのオルトラーナでランチです。

観光

10/3の朝は、前日の中尊寺に続いて、毛越寺に行ってきました。こちらも世界遺産です。850年建立なのですごい歴史です。昔の本堂自体は遺っていないのですが、極楽浄土を模した庭園が有名です。もともとは中尊寺が一番の目当てで、毛越寺は近いからついでに・・・くらいの気持ちでしたが、こちらの方が楽しかったかもしれません。坂道を登らなくてもいいし、見どころの数が適度で忙しくなく、造り込んだ美しい庭園というのとは違いますが、茶色がかった素朴な緑が落ち着きます。パワースポットというのも納得。紅葉しかけたくらいでハイシーズンから少しずれていたので人が少なかったのもよかったのかもしれません。

コースとしては池の周りをぐるっと回り、ちょこちょこある遺構や建物を見て終わりです。ガイドブック通り40分程度いましたが、いい時間を過ごせました。できればもうすこしゆっくりしたかったですが時間に余裕がなく、ちょっと急ぎ目に回りました。

百聞は一見にしかずなので写真でご紹介していきます。

まず駐車場。土産物屋がずらりと並んでいた中尊寺と違い、寂し目。ネットで「中尊寺の駐車場で毛越寺の駐車場の100円引き券をもらえる」という情報を得ていたので、昨日の中尊寺の駐車券を探し回っていると、駐車場の方から「ないと思いますよ。その割引は3年位前になくなったんです・・・」。なんと!実は朝からずっと探していました。情弱の検索休むに似たり。

お参りする本堂はあります。1989年建立なのでごく新しい建物です。

浄土庭園はこちらから。まず広大な池と山と木々。いきなりメインです。

池の左側には畑が。「ねぎ畑!」と叫んでしまったのですがあやめでした・・・。そういえば梅雨の時期にはあやめ祭りがあるのでした。

遣水の音がよかったです。さらっと書いてありますが貴重なものみたいです。

素敵な古民家のようなものが見えましたが、常行堂というお堂でした。ご本尊は阿弥陀様だそうです。1732年に再建されたものとのこと。

常行堂にはお守りやちょっとしたお土産も売っていました。毛越寺でお守りを見たのは、ここと、山門近くでした。常行堂の方は1000円で「俳聖かるた」が売っていて気になりました。Amazonでは買えないそうです。ご当地感がそそりますし、勉強にもなりそう。「芭蕉・去来・蕪村・一茶、4人の俳句と素朴なイラストによるかるたです。全国でも、この4人にゆかりの施設などでしか手に入らないかるたです。」とのこと。

http://www.issakinenkan.com/museumgoods/%E4%BF%B3%E8%81%96%E3%81%8B%E3%82%8B%E3%81%9F/

なにげに常行堂をお参りした後の横から見た池が素敵でした。水面の白いマーブリング模様がよいのですが、油ではないと信じたいです。

紅葉的には惜しい季節。

こちらがよくガイドブックにのっている風景ですね。カメラスポットだと思います。色が鮮やかに加工されている写真が多いですが、曇天だったこともあり、実際にはこのように落ち着いた感じでした。

州浜にはカルガモがたくさん!かわいい!

山門の近くに戻るとまたお守りを売っているところがありました。常行堂とは商品のラインナップが少し異なり、南部風鈴が販売されていましたが、とても涼し気な音色で思わず購入。1100円です。そういえば子供の頃、夜店のくじびきで当たった南部風鈴もどきを持っていて、音色を非常に気にいっていました。見た目でいったらガラスがいいのですが、音色は鉄器が一番だと思いました。その後、どうしてもガラスでないのがほしくて岡山で備前焼きの風鈴も買いましたが、ガラスよりは落ち着いた音でも鉄器にはかなわず。いつか鉄器のを買い直したいと思っていたのです。パワースポットで購入できたので嬉しい限り。

購入時には「南部風鈴と書いてあるんですけど南部鉄器ではないんです。よろしいですか。南部と書いてあったら南部鉄器と思うじゃないですか。私もそう思ってたんですけど、違うらしくて・・・」と言われました。岩手の方ってこの方に限らず、商売っ気がないというか、丁寧で親切で雰囲気が柔らかい方が多い気がします。なんとなく、電話を自分から切れず長くなってしまう人のイメージ。

風鈴の素材については音色が気に入っただけだったので問題ありませんでしたが、その後大沢温泉で「本物の南部鉄器」のフクロウというかミミズクの風鈴が売っていたので(わざわざ店員さんに確認)、こちらもプレゼント用に買ってしまいました。1300円くらい。見た目はかわいい。毛越寺の風鈴より厚手でかなり重いです。しかし自宅で音色を聴き比べてみると、毛越寺の南部鉄器でない南部風鈴の方が音の中に静けさがあり、素敵でした。

マンションのベランダにぶら下げるのは気がひけるので、あまり閉めない部屋のドアに毛越寺の風鈴をつけておきましたが、たまにドアを閉めるとチリーンと音がなり心が洗われます。わざと何度もドアを開け閉めしてしまったり・・・。

さて、毛越寺の後は青森、奥入瀬渓谷のオルトラーナという人気のイタリアンレストランでランチをするつもりだったので先を急ぎます。

観光

中尊寺を観光した後は、「世界遺産の隠れ宿 果実の森」に宿泊しました。2018年の新しい宿であるというところと、全部屋に源泉かけ流し100%の檜の内温泉がついているのが売りです。

かなり暗い山道をずんずん進んだところにありました。鳥目のドライバーは要注意です。一度間違った細道に入りバックで出ざるをえませんでしたが、鳥目でなくても見えなかったので大変でした。道中はたまに「山桜 桃の湯」という看板が現れるだけで他には何もなく、カーナビに違う宿を入れてしまったのかと不安になりましたが、どうやら「山桜 桃の湯」の高級別棟が「世界遺産の隠れ宿 果実の森」のようです。「山桜 桃の湯」には数種類の大浴場や食事処があり、大衆演劇などもやっていますが、「果実の森」の客も「桃の湯」の設備を自由に使えるとのこと。

今回は到着が遅かったので部屋の温泉のみ利用しましたが、調べてみると桃の湯には天空露天風呂という景色が良さそうなお風呂やくり抜き風呂などいろいろあってよさそうだったのでそちらにも行けばよかったかなと思います。

「世界遺産の隠れ宿 果実の森」の玄関やフロントはなぜかアジアンな雰囲気。高めの温泉旅館の割に駐車場への出迎えもなくフロントは一人で無駄を省いておりがらんとした感じです。こういうところが老舗とは違いますね。どこかビジネスホテルライクです。人となるべく触れ合いたくない方にはいいかも。

予約ページには書いてありませんでしたが、色浴衣が無料だったのはうれしい。フロントで好きなのを選んで持っていくシステムです。

ただ、スリッパがありません。裸足で歩けるというコンセプトみたいですが、部屋の中はともかくフロントから部屋までもスリッパがないのはどうなのでしょうか。私は落ち着かないながらも平気でしたが、同行の方は部屋の中でもスリッパを履かないと辛いタイプで非常に嫌がっていました。部屋にいってからどうも落ち着かないということで再度フロントに戻って尋ねると、スリッパの用意はなく、販売していたものも今は品切れとのこと。少なくとも選択肢はほしかったですね。結局、「今まで他の方が履いていたのなら1足あるのですか・・・」と提案され、同行の方はそちらを履いてなんとか落ち着きました。

設備自体は非常によく、私の家全体と変わらないじゃない!?というくらい広い部屋、紅葉し始めた木々が見下ろせ、内風呂も大きな窓からきれいな景色が見えます。

椅子がやたらに多く、テレビ前にソファ、窓際にはニイチェア風の椅子2客、アジア風の丸い座布団のような椅子も2客あります。家電もおしゃれで、通常旅館のテレビなどはよく知らないメーカーのものだったりしますが、パナソニックやTOSHIBAなど大手メーカーで揃えられていました。USBポートが壁に造り付けてあり、各種充電用ケーブルもあります。デザイナーズマンションという感じです。

お風呂も檜でものすごくいい香りです。外風呂と違って温度を調整できるのは素晴らしい。デフォルトが40度で、出てくる湯の量を増やすことで温度をあげられます。

お菓子も普通においてあり、ドトールのインスタントコーヒーや抹茶ラテとティーラテまで。コーヒーが飲めない私には嬉しい。ただ緑茶は1人1つのティーバッグしかありません。一日何杯も緑茶を飲む静岡人には辛い・・・しかも味はスーパーホテルのスティックタイプの粉末茶よりも劣りました。今回はたまたま、昔持ち帰ったスーパーホテルのスティック緑茶を持っていたのでそちらを飲みました。

お風呂セットには足袋靴下が入っていました。

ちょっとおもしろかったのは英語です。

“Air conditioner is touch panel.”
“I will dry so please use.”

全体的に豪華ですが、心遣いがずれているのか現代的なのか、かゆいところに手が届かない感じはありました。老舗ではないのでなんとなく地に足がついていない感じというか、落ち着かない感じ・・・。がらんどうで、旅館の賑わいのようなものもありません。代わりに静けさはありますが・・・まぁ何でもかんでも要求するのは贅沢でしょう!たまの旅行なので、つい要求が大きくなってしまいます。スリッパと緑茶以外に不足なものはなく、部屋は開放感があり、お風呂も好きな温度にでき、景色も素敵で概ね快適に過ごせました。

ただ、最終日に宿泊した岩手県花巻温泉郷の老舗「大沢温泉」は、この宿よりも安かったのですが、上記の不足がすべて補われていて老舗ならではのよさがありました。これはまたあとで書こうと思います。

17時過ぎに中尊寺観光を終えると、中尊寺と毛越寺の間くらいの位置にある「夢の風」という食事処に急ぎました。18時閉店のため。一応中尊寺から歩いても行けそうではあります。

このお店、るるぶの平泉の食事処では一番大きく掲載されていて、わんこそばも名物のお餅も食べられます。観光バスが何台も来るさぞや大きなお店だと思ったら・・・こじんまりした簡易食堂といった趣でした。

お店の敷地内には民家もあり、車をおいていいのかわからない雰囲気でしたが、お店の方がいいというので駐車。とても丁寧で感じのいい方です。

ブログやるるぶでは餅やわんこそばの定食ばかりが紹介されていましたが、メニューでまず目に入ったのは郷土料理「はっと汁」。単品なら税込715円です。お店の方によると、すいとんのようなもので少なめの一人分だとか。体が温まりそう。

お餅はお餅御膳もありましたが、単品やハーフお餅御膳も。ハーフは定食の半額550円で、定食のおつゆ(わんこそば?)がついていませんが、代わりに餅の種類が選べます。「じゅうね」というのがよくわかりませんでしたが、えごまだとか。これはぜひ試したいですが、普通のお餅御膳の方には「じゅうね」はありません。

というわけでハーフお餅御膳とはっと汁を両方注文。

まずははっと汁・・・お、おいしい!!体が冷えていたので熱々がとんでもなく嬉しい。甘くてしょっぱい、すごくいい日本の味です。すいとんってこんなにおいしいのか!と。量は意外と多く、餅と合わせて食べきれるかなと不安になりました。でもはっと汁だけだとあとでおなかが空くかも。

お餅は左から順にごま、じゅうね、ずんだ。お餅がトロトロで柔らかく、文句なしにおいしいです。さすが名物。私は「ずんだ」、同行の方は「じゅうね」を気に入っていました。でもごまもおいしいです。

というわけで、ガイドブックにはのっていませんが、この組み合わせの注文もおすすめです!どうしてもどちらか選ばなければいけないとしたらはっと汁ですかね。

体も温まり、大満足でお店を後にしました。

さて次は温泉宿「世界遺産の隠れ宿-果実の森-」に向かいます。素泊まりでGo Toを使わなければ1人15000円程度と(Go To使用で9509円)、今回の旅行で一番奮発した旅館なので、どうしても期待してしまいます。

初日に行ったのは中尊寺。金箔や螺鈿を贅沢に使った有名な金色堂がある世界遺産です。静岡から岩手県平泉まで行ったので到着したのは16時10分前で終了は17時までなのでぎりぎりです。

駐車場は第1、第2、坂の上があり、坂の上駐車場が(入り口でなく)本堂までの距離は500mほどと近いのですが、急な坂道だということなので無難に2番めに近い第1へ。400円です。入り口は県道300号線沿いなので簡単に見つかりました。ちなみに第2も同じ県道300号線沿いですが混んでいなかったからか閉鎖されていました。

駐車場のすぐ近くの「本堂まで●m」という看板通りに進みましたが急な坂で運動不足の身にはすぐにこたえました。最初何もないので不安になりましたがやがて月見坂に合流します。

新設中?の薬師堂の前を通って本堂まで。

本堂はなかなかありがたい感じです。

旧薬師堂もしまっていました。珍しい目にご利益がある薬師堂で「め」と書かれたお守りを買おうと思っていましたが、本堂の札所できいたところ、薬師堂の札所でしか扱っていなかったらしく買えませんでした。

本堂まできても拝観料を払う場所がないので不安になりましたが、料金は金色堂と宝物殿の手前で払います。つまり本堂だけのお参りだったら無料です。私はるるぶについていた500円券を使うためにるるぶで電子チケットを購入済みでしたが、それに物理的なスタンプを押してもらうと、動くスタンプが表示されました。これならITに詳しくなくてもかんたんに押せますね。おもしろいです。以下の画像が交互に表示される。

宝物殿の方が早く閉まるので先に行ってくださいと言われて宝物殿に行くといきなりかなり大きな大仏様が3体。特に阿弥陀様に感動しました。その他に頭上の手に小さな仏様を頂いている千住観音像なども。

金色堂のあるお堂にはなぜか宮沢賢治の詩碑が。「中尊寺七重の舎利の小塔」と書いてあります。宮沢賢治は中尊寺に合祀されているとのこと。宮沢賢治は「中尊寺」という詩も遺しています。

さて一番楽しみにしていた金色堂ですが・・・ガラスで囲われていてなんだか遠い・・・細工やお顔がよく見えない・・・るるぶのほうがよく見えたなぁ・・・ちょっと拍子抜けでした。宝物殿の仏様の方が、お堂の奥にあるのではなく、美術展のように並んでいるのよく見えました。

お守りは金色堂と本堂で少しラインナップが違いましたが、私は金色堂でうちわ型のお守り券ブックマーク「金銅華鬘(こんどうけまん)」500円を購入しました。華鬘(けまん)という仏具を模したもので、仏壇に生花の代わりに飾ることができるということ。

さて1時間ほど中尊寺をみると閉館時間近くになったので、坂道を降りました。

駐車場の周囲には土産店や飲食店がいくつかあります。どぶろくソフト、とうふソフトなどが気になりましたが時間的に終わっていましたし、近所にある岩手名物のお餅のお店「夢乃風」に急ぎます。

観光

東北旅行初日は静岡を10/2金の6:00すぎに出発しました。

朝食は鮎沢PA。小さいPAですが食堂の和食がおいしくお気に入りです。名物は生姜焼きのようですが、私はそれよりも豚汁やもつ煮が好きです。

モツ煮はにんにくが入っていますし、朝なので今回は豚汁とご飯小を単品で。小といっても私がいつも食べている量の2倍位。女性には多めです。生卵と豆腐がついた豚汁定食もあります。

うーんおいしそう。ちなみに静岡のPAはやはり緑茶がおいしい傾向にありますが、ここのは濃い目が選べます。

首都高でなく圏央道を通り東北道に入るルートでしたが、栃木県の那須高原SAのレストランはどれもおいしそう。少なくともカレーパンやとちおとめソフトクリームはおいしいです。今回はパン屋で塩バターパンとチーズスティックを購入。車内で食べましたが、特に塩バターパンのおいしいことといったら!

長いドライブで、平泉には15:50頃到着。本当は毛越寺→中尊寺の順に巡るつもりでしたが、時間がなかったので毛越寺は明日に回し、この日は中尊寺のみ観光することにしました。

次はいよいよ中尊寺の記事です。

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