10/3の朝は、前日の中尊寺に続いて、毛越寺に行ってきました。こちらも世界遺産です。850年建立なのですごい歴史です。昔の本堂自体は遺っていないのですが、極楽浄土を模した庭園が有名です。もともとは中尊寺が一番の目当てで、毛越寺は近いからついでに・・・くらいの気持ちでしたが、こちらの方が楽しかったかもしれません。坂道を登らなくてもいいし、見どころの数が適度で忙しくなく、造り込んだ美しい庭園というのとは違いますが、茶色がかった素朴な緑が落ち着きます。パワースポットというのも納得。紅葉しかけたくらいでハイシーズンから少しずれていたので人が少なかったのもよかったのかもしれません。

コースとしては池の周りをぐるっと回り、ちょこちょこある遺構や建物を見て終わりです。ガイドブック通り40分程度いましたが、いい時間を過ごせました。できればもうすこしゆっくりしたかったですが時間に余裕がなく、ちょっと急ぎ目に回りました。

百聞は一見にしかずなので写真でご紹介していきます。

まず駐車場。土産物屋がずらりと並んでいた中尊寺と違い、寂し目。ネットで「中尊寺の駐車場で毛越寺の駐車場の100円引き券をもらえる」という情報を得ていたので、昨日の中尊寺の駐車券を探し回っていると、駐車場の方から「ないと思いますよ。その割引は3年位前になくなったんです・・・」。なんと!実は朝からずっと探していました。情弱の検索休むに似たり。

お参りする本堂はあります。1989年建立なのでごく新しい建物です。

浄土庭園はこちらから。まず広大な池と山と木々。いきなりメインです。

池の左側には畑が。「ねぎ畑!」と叫んでしまったのですがあやめでした・・・。そういえば梅雨の時期にはあやめ祭りがあるのでした。

遣水の音がよかったです。さらっと書いてありますが貴重なものみたいです。

素敵な古民家のようなものが見えましたが、常行堂というお堂でした。ご本尊は阿弥陀様だそうです。1732年に再建されたものとのこと。

常行堂にはお守りやちょっとしたお土産も売っていました。毛越寺でお守りを見たのは、ここと、山門近くでした。常行堂の方は1000円で「俳聖かるた」が売っていて気になりました。Amazonでは買えないそうです。ご当地感がそそりますし、勉強にもなりそう。「芭蕉・去来・蕪村・一茶、4人の俳句と素朴なイラストによるかるたです。全国でも、この4人にゆかりの施設などでしか手に入らないかるたです。」とのこと。

http://www.issakinenkan.com/museumgoods/%E4%BF%B3%E8%81%96%E3%81%8B%E3%82%8B%E3%81%9F/

なにげに常行堂をお参りした後の横から見た池が素敵でした。水面の白いマーブリング模様がよいのですが、油ではないと信じたいです。

紅葉的には惜しい季節。

こちらがよくガイドブックにのっている風景ですね。カメラスポットだと思います。色が鮮やかに加工されている写真が多いですが、曇天だったこともあり、実際にはこのように落ち着いた感じでした。

州浜にはカルガモがたくさん!かわいい!

山門の近くに戻るとまたお守りを売っているところがありました。常行堂とは商品のラインナップが少し異なり、南部風鈴が販売されていましたが、とても涼し気な音色で思わず購入。1100円です。そういえば子供の頃、夜店のくじびきで当たった南部風鈴もどきを持っていて、音色を非常に気にいっていました。見た目でいったらガラスがいいのですが、音色は鉄器が一番だと思いました。その後、どうしてもガラスでないのがほしくて岡山で備前焼きの風鈴も買いましたが、ガラスよりは落ち着いた音でも鉄器にはかなわず。いつか鉄器のを買い直したいと思っていたのです。パワースポットで購入できたので嬉しい限り。

購入時には「南部風鈴と書いてあるんですけど南部鉄器ではないんです。よろしいですか。南部と書いてあったら南部鉄器と思うじゃないですか。私もそう思ってたんですけど、違うらしくて・・・」と言われました。岩手の方ってこの方に限らず、商売っ気がないというか、丁寧で親切で雰囲気が柔らかい方が多い気がします。なんとなく、電話を自分から切れず長くなってしまう人のイメージ。

風鈴の素材については音色が気に入っただけだったので問題ありませんでしたが、その後大沢温泉で「本物の南部鉄器」のフクロウというかミミズクの風鈴が売っていたので(わざわざ店員さんに確認)、こちらもプレゼント用に買ってしまいました。1300円くらい。見た目はかわいい。毛越寺の風鈴より厚手でかなり重いです。しかし自宅で音色を聴き比べてみると、毛越寺の南部鉄器でない南部風鈴の方が音の中に静けさがあり、素敵でした。

マンションのベランダにぶら下げるのは気がひけるので、あまり閉めない部屋のドアに毛越寺の風鈴をつけておきましたが、たまにドアを閉めるとチリーンと音がなり心が洗われます。わざと何度もドアを開け閉めしてしまったり・・・。

さて、毛越寺の後は青森、奥入瀬渓谷のオルトラーナという人気のイタリアンレストランでランチをするつもりだったので先を急ぎます。

観光

中尊寺を観光した後は、「世界遺産の隠れ宿 果実の森」に宿泊しました。2018年の新しい宿であるというところと、全部屋に源泉かけ流し100%の檜の内温泉がついているのが売りです。

かなり暗い山道をずんずん進んだところにありました。鳥目のドライバーは要注意です。一度間違った細道に入りバックで出ざるをえませんでしたが、鳥目でなくても見えなかったので大変でした。道中はたまに「山桜 桃の湯」という看板が現れるだけで他には何もなく、カーナビに違う宿を入れてしまったのかと不安になりましたが、どうやら「山桜 桃の湯」の高級別棟が「世界遺産の隠れ宿 果実の森」のようです。「山桜 桃の湯」には数種類の大浴場や食事処があり、大衆演劇などもやっていますが、「果実の森」の客も「桃の湯」の設備を自由に使えるとのこと。

今回は到着が遅かったので部屋の温泉のみ利用しましたが、調べてみると桃の湯には天空露天風呂という景色が良さそうなお風呂やくり抜き風呂などいろいろあってよさそうだったのでそちらにも行けばよかったかなと思います。

「世界遺産の隠れ宿 果実の森」の玄関やフロントはなぜかアジアンな雰囲気。高めの温泉旅館の割に駐車場への出迎えもなくフロントは一人で無駄を省いておりがらんとした感じです。こういうところが老舗とは違いますね。どこかビジネスホテルライクです。人となるべく触れ合いたくない方にはいいかも。

予約ページには書いてありませんでしたが、色浴衣が無料だったのはうれしい。フロントで好きなのを選んで持っていくシステムです。

ただ、スリッパがありません。裸足で歩けるというコンセプトみたいですが、部屋の中はともかくフロントから部屋までもスリッパがないのはどうなのでしょうか。私は落ち着かないながらも平気でしたが、同行の方は部屋の中でもスリッパを履かないと辛いタイプで非常に嫌がっていました。部屋にいってからどうも落ち着かないということで再度フロントに戻って尋ねると、スリッパの用意はなく、販売していたものも今は品切れとのこと。少なくとも選択肢はほしかったですね。結局、「今まで他の方が履いていたのなら1足あるのですか・・・」と提案され、同行の方はそちらを履いてなんとか落ち着きました。

設備自体は非常によく、私の家全体と変わらないじゃない!?というくらい広い部屋、紅葉し始めた木々が見下ろせ、内風呂も大きな窓からきれいな景色が見えます。

椅子がやたらに多く、テレビ前にソファ、窓際にはニイチェア風の椅子2客、アジア風の丸い座布団のような椅子も2客あります。家電もおしゃれで、通常旅館のテレビなどはよく知らないメーカーのものだったりしますが、パナソニックやTOSHIBAなど大手メーカーで揃えられていました。USBポートが壁に造り付けてあり、各種充電用ケーブルもあります。デザイナーズマンションという感じです。

お風呂も檜でものすごくいい香りです。外風呂と違って温度を調整できるのは素晴らしい。デフォルトが40度で、出てくる湯の量を増やすことで温度をあげられます。

お菓子も普通においてあり、ドトールのインスタントコーヒーや抹茶ラテとティーラテまで。コーヒーが飲めない私には嬉しい。ただ緑茶は1人1つのティーバッグしかありません。一日何杯も緑茶を飲む静岡人には辛い・・・しかも味はスーパーホテルのスティックタイプの粉末茶よりも劣りました。今回はたまたま、昔持ち帰ったスーパーホテルのスティック緑茶を持っていたのでそちらを飲みました。

お風呂セットには足袋靴下が入っていました。

ちょっとおもしろかったのは英語です。

“Air conditioner is touch panel.”
“I will dry so please use.”

全体的に豪華ですが、心遣いがずれているのか現代的なのか、かゆいところに手が届かない感じはありました。老舗ではないのでなんとなく地に足がついていない感じというか、落ち着かない感じ・・・。がらんどうで、旅館の賑わいのようなものもありません。代わりに静けさはありますが・・・まぁ何でもかんでも要求するのは贅沢でしょう!たまの旅行なので、つい要求が大きくなってしまいます。スリッパと緑茶以外に不足なものはなく、部屋は開放感があり、お風呂も好きな温度にでき、景色も素敵で概ね快適に過ごせました。

ただ、最終日に宿泊した岩手県花巻温泉郷の老舗「大沢温泉」は、この宿よりも安かったのですが、上記の不足がすべて補われていて老舗ならではのよさがありました。これはまたあとで書こうと思います。

17時過ぎに中尊寺観光を終えると、中尊寺と毛越寺の間くらいの位置にある「夢の風」という食事処に急ぎました。18時閉店のため。一応中尊寺から歩いても行けそうではあります。

このお店、るるぶの平泉の食事処では一番大きく掲載されていて、わんこそばも名物のお餅も食べられます。観光バスが何台も来るさぞや大きなお店だと思ったら・・・こじんまりした簡易食堂といった趣でした。

お店の敷地内には民家もあり、車をおいていいのかわからない雰囲気でしたが、お店の方がいいというので駐車。とても丁寧で感じのいい方です。

ブログやるるぶでは餅やわんこそばの定食ばかりが紹介されていましたが、メニューでまず目に入ったのは郷土料理「はっと汁」。単品なら税込715円です。お店の方によると、すいとんのようなもので少なめの一人分だとか。体が温まりそう。

お餅はお餅御膳もありましたが、単品やハーフお餅御膳も。ハーフは定食の半額550円で、定食のおつゆ(わんこそば?)がついていませんが、代わりに餅の種類が選べます。「じゅうね」というのがよくわかりませんでしたが、えごまだとか。これはぜひ試したいですが、普通のお餅御膳の方には「じゅうね」はありません。

というわけでハーフお餅御膳とはっと汁を両方注文。

まずははっと汁・・・お、おいしい!!体が冷えていたので熱々がとんでもなく嬉しい。甘くてしょっぱい、すごくいい日本の味です。すいとんってこんなにおいしいのか!と。量は意外と多く、餅と合わせて食べきれるかなと不安になりました。でもはっと汁だけだとあとでおなかが空くかも。

お餅は左から順にごま、じゅうね、ずんだ。お餅がトロトロで柔らかく、文句なしにおいしいです。さすが名物。私は「ずんだ」、同行の方は「じゅうね」を気に入っていました。でもごまもおいしいです。

というわけで、ガイドブックにはのっていませんが、この組み合わせの注文もおすすめです!どうしてもどちらか選ばなければいけないとしたらはっと汁ですかね。

体も温まり、大満足でお店を後にしました。

さて次は温泉宿「世界遺産の隠れ宿-果実の森-」に向かいます。素泊まりでGo Toを使わなければ1人15000円程度と(Go To使用で9509円)、今回の旅行で一番奮発した旅館なので、どうしても期待してしまいます。

初日に行ったのは中尊寺。金箔や螺鈿を贅沢に使った有名な金色堂がある世界遺産です。静岡から岩手県平泉まで行ったので到着したのは16時10分前で終了は17時までなのでぎりぎりです。

駐車場は第1、第2、坂の上があり、坂の上駐車場が(入り口でなく)本堂までの距離は500mほどと近いのですが、急な坂道だということなので無難に2番めに近い第1へ。400円です。入り口は県道300号線沿いなので簡単に見つかりました。ちなみに第2も同じ県道300号線沿いですが混んでいなかったからか閉鎖されていました。

駐車場のすぐ近くの「本堂まで●m」という看板通りに進みましたが急な坂で運動不足の身にはすぐにこたえました。最初何もないので不安になりましたがやがて月見坂に合流します。

新設中?の薬師堂の前を通って本堂まで。

本堂はなかなかありがたい感じです。

旧薬師堂もしまっていました。珍しい目にご利益がある薬師堂で「め」と書かれたお守りを買おうと思っていましたが、本堂の札所できいたところ、薬師堂の札所でしか扱っていなかったらしく買えませんでした。

本堂まできても拝観料を払う場所がないので不安になりましたが、料金は金色堂と宝物殿の手前で払います。つまり本堂だけのお参りだったら無料です。私はるるぶについていた500円券を使うためにるるぶで電子チケットを購入済みでしたが、それに物理的なスタンプを押してもらうと、動くスタンプが表示されました。これならITに詳しくなくてもかんたんに押せますね。おもしろいです。以下の画像が交互に表示される。

宝物殿の方が早く閉まるので先に行ってくださいと言われて宝物殿に行くといきなりかなり大きな大仏様が3体。特に阿弥陀様に感動しました。その他に頭上の手に小さな仏様を頂いている千住観音像なども。

金色堂のあるお堂にはなぜか宮沢賢治の詩碑が。「中尊寺七重の舎利の小塔」と書いてあります。宮沢賢治は中尊寺に合祀されているとのこと。宮沢賢治は「中尊寺」という詩も遺しています。

さて一番楽しみにしていた金色堂ですが・・・ガラスで囲われていてなんだか遠い・・・細工やお顔がよく見えない・・・るるぶのほうがよく見えたなぁ・・・ちょっと拍子抜けでした。宝物殿の仏様の方が、お堂の奥にあるのではなく、美術展のように並んでいるのよく見えました。

お守りは金色堂と本堂で少しラインナップが違いましたが、私は金色堂でうちわ型のお守り券ブックマーク「金銅華鬘(こんどうけまん)」500円を購入しました。華鬘(けまん)という仏具を模したもので、仏壇に生花の代わりに飾ることができるということ。

さて1時間ほど中尊寺をみると閉館時間近くになったので、坂道を降りました。

駐車場の周囲には土産店や飲食店がいくつかあります。どぶろくソフト、とうふソフトなどが気になりましたが時間的に終わっていましたし、近所にある岩手名物のお餅のお店「夢乃風」に急ぎます。

観光

東北旅行初日は静岡を10/2金の6:00すぎに出発しました。

朝食は鮎沢PA。小さいPAですが食堂の和食がおいしくお気に入りです。名物は生姜焼きのようですが、私はそれよりも豚汁やもつ煮が好きです。

モツ煮はにんにくが入っていますし、朝なので今回は豚汁とご飯小を単品で。小といっても私がいつも食べている量の2倍位。女性には多めです。生卵と豆腐がついた豚汁定食もあります。

うーんおいしそう。ちなみに静岡のPAはやはり緑茶がおいしい傾向にありますが、ここのは濃い目が選べます。

首都高でなく圏央道を通り東北道に入るルートでしたが、栃木県の那須高原SAのレストランはどれもおいしそう。少なくともカレーパンやとちおとめソフトクリームはおいしいです。今回はパン屋で塩バターパンとチーズスティックを購入。車内で食べましたが、特に塩バターパンのおいしいことといったら!

長いドライブで、平泉には15:50頃到着。本当は毛越寺→中尊寺の順に巡るつもりでしたが、時間がなかったので毛越寺は明日に回し、この日は中尊寺のみ観光することにしました。

次はいよいよ中尊寺の記事です。

移動

初日と最終日は東北と温暖な東海地方の間を移動するため調節しやすい服装(長袖シャツ+薄手メリノセーター)に、3日目は基本的に室内と車内にいるため薄着(ニットワンピース)にしました。上着として暖かめのカーディガンとショートコート程度の暖かさの軽いパタゴニアのパーカーは常に持ち歩き、一応車の中にダウンも置いておきました。

結果正解で、日が当たったり有るきまわったりするとカーディガンもいらないですが、夜になるとカーディガン+パーカーは必須。ダウンを着たいほどにはなりませんでしたが、長時間渓谷や湖畔を歩くとしたら必要だったかもしれません。

10/2岩手県平泉中尊寺(夕方):薄手メリノセーター。月見坂で暑くなったので上着なし。

10/3岩手県平泉中尊寺(朝):ウールセーター+暖かいカーディガン。同日昼以降の十和田湖ではずっとさらにパーカーも着ていたと思います。

10/5岩手県花巻市(昼~夕方):ウールセーター+暖かいカーディガン+パーカー。パーカーは脱いだり着たり。

あとはまだ車内でのサングラス帽子は必須でした。いくら気温が低くても、晴れていれば日差しは強いです。

カメラは望遠でかさばるのですが、ジャックゴムのHAPPYというナイロンの軽く小さいショルダーバッグにタオルに包んで入れました。専用ケースはショルダーがついていないので撮影時は手に持たねばならず邪魔ですし、かっちりしたバッグはかさばるため。結果、使うときはあいたショルダーを上着入れにしたり、畳んでリュックに入れてしまうこともでき非常に便利でした。

荷造りは、いつもは、トップス+ボトムス、下着、タイツ・・・というように分けるのですが、今回は日程ごとにトップス+ボトムス+下着+タイツとセットにしておいたところ朝の準備がスムーズにできました。

セットに分けるには軽いナイロンハンドバッグ(ジャックゴムやキプリング)を使用し、手持ちの荷物が増えたときに使えるようにしました。実際使いました。

■着ていったもの
薄手のショートコート(パタゴニアの暖かいパーカー)
薄手のメリノセーター
長袖シャツ
スカート
ショートブーツ

■車内に置いておいたもの
レインブーツ(雨の日が2日あり便利でした)
ショートダウンコート
CD

■持ち歩くリュックカナナ ユリシリーズというバッグ。ちょうどるるぶが入るサイズのポケットがあったり、防犯ポケットと普通のポケットがあったり、旅行に非常に便利です)
いつものハンドバッグの中身
ソフトコンタクトレンズ(初日は途中でつけたため)
メガネケース
アクセサリーケース
サングラス
帽子
保温マグ2本(車内用500mlと持ち歩き用150ml。宿に置いてある水(大きなペットボトルだったりポットに入っていたり)を入れればペットボトル購入不要で便利でした)

カナナ ユリシリーズ

■旅行バッグ(2つ)
●洋服系
薄手のウールのセーター+スカート
ワンピース
ワンピース用ベルト

薄手の長袖5着(3着は1枚でも着られるもので実際すべて使用。2着は下着仕様で薄手で実際は1着のみ使用)。

ガウチョパンツ(パジャマ用):温泉と部屋の間の行き来にも使えて便利でした。
長袖シャツ(パジャマ用)
カシミヤセーター(パジャマ用):夜が寒い部屋で使いました。
靴下(部屋用)

●化粧ポーチ
日焼け止め(オルビスサンスクリーンローション)
ファンデーション(レイチェルワインとオンリーミネラル)
ファンデーションブラシ2本
チーク(ぽんぽんチークの容器に入れたレイチェルワイン)
アイシャドウ(ピンク系なのでチーク代わりにもなる)
アイブロウ(ETVOS)
あぶらとり紙

●サブ化粧ポーチ

ピン
ドラゴンクリップ
濡れても大丈夫なゴム

●タッパー2つ:ビニール袋に入れて。タッパーは1つで済むが、容器として便利なことがあるため2つ使用。
化粧水(MIMCビューティービオファイター ピュアフルーティー。雑誌付録)
乳液(無印しっとり)
保湿オイル(ジュリークフェイスオイル)
保湿クリーム(ハウシュカスージングマスク)
洗顔料(ミュオ)
ソンバーユ(クレンジング用。500円の試供品)
歯磨き粉(ミニサイズチューブ)
コンタクトレンズ

シャンプー(パブリックオーガニック)
トリートメント(ハホニコ ケラテックス)
ヘアミルク(オブコスメティクス ヘアミルクオブヘア5.5)
ヘアワックス(ロレッタ ムルムルバター)

洗顔料泡立てネット
ボディタオル

●食べ物
フリーズドライの味噌汁4つ(弁当と合わせるのに2つ使いました)
粉茶スティック数本(緑茶がおいしくない旅館で良かったです)
ジップロック袋2つ(食べかけのおせんべいを入れるのに1つ使いました)
その他にも飢えをしのげるようなものを持っていきましたが
使いませんでした。

●その他:キプリングのハンドバッグ(DEFEA)に入れて
カメラ
スマホ用ケーブル(ビジネスホテルでは備品がありますが、老舗旅館にはありません)
スマホ用アダプタ
折りたたみ傘
バレッタ
髪ゴム
仕事道具(ノートと筆記用具など)

●その他
無印の温泉バッグ
るるぶ岩手
るるぶ青森
仕分け用ビニールポーチ(ちょっと化粧品を分けたりするのに便利でした)

そういえば目覚まし時計を持っていかなくなりました。スマホで事足りますもんね。

Go toを利用して仕事がてら青森と岩手に行ってきました。宿泊費は3万円ほどだったのがGo toの35%割引で19135円(4泊/1人、2人部屋、駐車場込)になり、地域共通クーポン15%分4500円がつきました。

予約したときは例えばスーパーホテル公式HPから予約すると割引分はあとで書類を出して還元して貰う形になり面倒だったので、すべて楽天トラベルで予約しました。

https://travel.rakuten.co.jp/

車での移動でしたが、ETC東北周遊券を使用してやや浮かせました。こちらはコロナとは関係なく去年も行われていた割引です。

●日程は以下の通り。岩手県平泉→青森県十和田湖、奥入瀬渓流近辺ドライブ→仕事→岩手県花巻で宮沢賢治史跡巡り4泊5日です。

10/2金 静岡~岩手県平泉
6:00すぎ出発、鮎沢PAで朝食、那須高原PAのパンを車内で食べるランチ
15:50岩手県平泉前沢IC到着 中尊寺観光
17:10夢乃風でディナー
18:30平泉 世界遺産の隠れ宿~果実の森(朝食なし夕食なし) 9509円/一人<部屋に温泉の檜風呂付き>100%源泉かけ流し

10/3土 岩手県平泉~青森県十和田市、七戸十和田町
9:30出発
9:40-10:20毛越寺観光
13:10青森県十和田湖到着、奥入瀬渓流ドライブ
13:10奥入瀬渓流ホテルの売店でGo Toクーポン利用(4000円)
13:50オルトラーナでランチ野菜バイキング
14:10道の駅おいらせ、道の駅とわだ、七戸十和田駅前のイオン
18:00仕事関係先訪問、ナラビのお弁当
22:50スーパーホテル十和田天然温泉(朝食付き夕食なし)2015円 駐車場無料

10/4日 青森県十和田市
9:20出発
9:40-10:20道の駅しちのへ
10:20-11:00ホテルに戻る
11:00-12:00田代平経由で青森市へ移動
12:00-17:00青森市で仕事
17:30-18:15青森市の柿源でホタテフライ定食+田酒
18:20-19:30青森駅 駅ビルで買い物
20:30スーパーホテル十和田天然温泉(朝食付き夕食なし)1820円 駐車場無料

10/5月 青森県十和田市~岩手県花巻市
9:00-13:00 十和田~花巻移動、岩手山SAでランチ
13:00-17:50羅須地人協会、宮沢賢治記念館、賢治自耕の地(下ノ畑)、イギリス海岸
16:20 花巻 大沢温泉山水閣(朝食付き夕食なし)5791円駐車場多分無料<部屋に温泉でない檜風呂付き>

10/6火 岩手県花巻市~静岡
10:00 出発
10:40-12:00 林風舎で買い物、ケーキ
途中で仮眠を取り、到着は日をまたいだ2:40です。

●高速は東北周遊券を利用しました。2日かけての車移動だったので行きは2日乗り放題の周遊券で3000円くらいお得でしたが、帰りは日程上3日分の周遊券しか取れず、費用は周遊券を使わない場合とほぼトントンでした。途中で間違えて出てしまったり、どこかに寄りたくなったりしたときのために念のため取った形です。

https://www.driveplaza.com/etc/drawari/2020_tohoku/
交通費 車で31720円(1人、車1台でETC41440円、ガソリン22000円
有料道路(ETC)代
往き(10/2〜10/3分)
静岡県〜白河
10570円
白河〜一関
周遊券 7600円
計 20170円
帰り(10/3~10/6)
花巻〜白河
周遊券 10700円
白河〜静岡県
10570円
計 21270円

●Go Toクーポン

地域共通クーポンはチェックイン時にもらえ、その県か隣接県で宿泊日とその翌日のみ対応店で使えます。Go Toで予約した宿の元の宿泊費の15%分なので大きいです。例えば初日は1人2000円出ました。2人で4千円です。今回は4泊(2泊は温泉旅館、2泊はビジネスホテル)で2人で9000円分出ました。

ただし、無視できる金額ではないのに使えるお店が少なく予定が縛られるのできちんと計画しておいた方がいいです。私は計画していなかったのでドライブ中ずっとスマホで調べていました。

例えば初日はクーポンをはやめにもらうために先にホテルにチェックインすべきかとも考えましたがどうも時間がありません。そこで翌日使うことにしましたが、宿のある岩手で使うチャンスがあるのは、岩手を出発する十時より前となります。出発前にあいている対応店は中尊寺ちかくの土産店か道の駅。

土産店に行くことに決めたのですが、中尊寺近くの土産店の駐車場は中尊寺の駐車場であって400円かかります。中尊寺は宿泊前にいくため、クーポンを使う当日は用事がありませんが、お土産のためだけに駐車場に400円を使いたくはありません。そうすると道の駅でつかうしかないなと思っていたのですが、隣接県も使えるということが判明し、結果的には青森県で使えました。

とはいえこれも、青森ではじめにいったお店で無理に高めにかって使いきったのが結果的に正解でした。本当は別の道の駅で使う予定で、1軒目で無理に使いきることもないと思ったのですが、時間の都合上そちらはいけなくなったので。

ずっと頭フル回転の旅で、実はボケ防止のための政策なのかもしれないと思ったほどでした。

ぜひ事前に対応店などを調べておくことをおすすめします。