動物園の後は川沿いの土産屋に。ガロのまな板がほしくていったのですが、川沿いの土産屋は平均単価が高い気がします。なんとかまぁまぁの値段の店(風車を買った店)を探して買いました。

その後、川沿いのタパス屋(スペイン小皿料理の居酒屋)へ。翌日ベルファストに帰るので、 「ポルトのドウロ川沿いの観光客向けタパスバーPIPAS BAR」の続きを読む…

この日はアパートメントからホテルに移動し、動物園を探し、カフェに入り、アルコペディコで2足目の靴を買って終わりました。夕飯は、先日日本人の後輩と一緒に食事をしたArroz de forno。なんだかんだでここが失敗しないし安いです。メインの種類が若干少なくて飽きそうなのが難点。

私達がお店に入ると、メニューを見て悩んでいたフランス人夫婦も入ってきたのですが、店員さんがフランス語で応対し、大変盛り上がっていました。ここの店員さんは英語だけでなくフランス語もできるんですね。

前菜。おいしかったです。あとはアスパラを食べました。超シンプルでした。

メイン1。おいしかったのですが、量が多かった!分厚いポテトチップスもいいです。

メイン2。やはりこのポルトガル風のじゃがいも(punched potatoes)が美味。

ハーフワインの2本目を飲む頃には味がわからなくなっていました。

おすすめのレモンタルトが大変おいしかったです。詳しくはこちらの記事に書きました。

この前と同じ店員さんに「the best restaurant in Porto」というと喜んでくれて、店員さん個人のFacebookページを教えてくれました。それからTripAdvisorにレビューを書いてくれないかと言われました。まだレビュー数が少なく、ランキングが200位くらいなのです。それからよくわからなかったのですが、この店はフレンチベースなんだとか、ミシュランに載っている(?載ったことがある?)だとか言っていました。
食べ過ぎて苦しくなってしまったので夜景を見に行くことにします。


ドンルイス一世橋の度アップ

この後は、昼間に橋から見たハイテクなトロッコ?に乗りました。1.8ユーロだったと思います。

景色はいいのですがあっという間に上に着いてしまいます。東洋系の観光客がはしゃいでいました。そういえばベルファストだと東洋系の人を見ても日本人ということはほとんどないのですが、ポルトガルでは東洋人を見ると日本人ということが多かったです。東洋人自体がベルファストより少ないですが。

この日買った三角形のショール。どの店でも5ユーロでした。ポルトガルのナザレの民族衣装にこういうスカーフがあるらしい。ただ、ちゃんとした布製品専門店に飾ってあったのはこれよりも大きく、作りもよさそうでした。これは所詮お土産用。ポリエステル製だと思います。いろいろな色があって迷いましたが、柄がかわいかったこれにしました。

使ってみると大きさが適度で使いやすく、寒い時に肩にかけると結構暖かかったので、翌日黒いのも買いました。質はよくないですが、ぱっと見はきれいですし、ドレスに合わせられるかなぁと。結局翌日、動物園で使い倒してしまったのですが。ちなみにガロ(鶏)の鍋つかみは1ユーロ。

ちなみにこの三角形のショールが売られているお店は5,6軒回ったのですが、すべて南アジア系の人がやっていました。ネパール製か何かなのでしょうか。

あるお店では、外でこのタイプのショールをちょっと見ていただけでインド人店員さん(自分でそういっていた)が「すばらしい品質だ。見ろ」といってさまざまなショールを出してきましたが、刺繍の糸がほつれていたのでお世辞にも品質がいいとは言えません。店内に入るとインド香の匂いが立ち込めており、インド製品がたくさん売られていました。

写真の黒いショールを買った土産屋はひどくて、最初に買ったものがかび臭くてどうしようもなく、5分後に戻って店員さんにそういうと「これはnormalだ。全部このにおいだ」と無表情に言い放ち、てこでも動かない様子です。

しかし、私が「店の外に干してあるのは臭くないから外に干してあるのに変えてほしい」というと態度が変わり、「しまっておいたから匂いがついたんだよ」と言って交換してくれました。返品は絶対嫌だが交換ならいい、ということでしょうか。ちなみに店頭展示品だったせいか、このときもらったショールの刺繍は糸がかなりほつれていました。

インド、ネパール旅行を思い出しました。ショールを買うときは匂いと刺繍をチェックしてから買うことをおすすめします。


ポルトにはフランセジーニャという郷土料理があります。パンにベーコンやステーキ肉をはさみ、チーズをかけたものがグレービーソースに浸かっています。ポルトのたいていの食堂にあります。ポルトの人2人にオススメのポルトガル料理を聞いたら2人ともフランセジーニャと答えました。
それで早速食べたわけなのですが、まったくおいしくありませんでした。

二度と食べるかと思っていたのですが、私が食べたのはしょっぱすぎたのに、ポルトで落ち合った後輩が別のお店で食べたものはむしろ塩気がなかったといいます。店によって味の差がありそうなので、もう一度挑戦する気になってきました。
B&B Porto Centroのフロントでおすすめされたのは「SANTIAGO(サンチアゴ)」。
http://www.tripadvisor.jp/Restaurant_Review-g189180-d1931762-Reviews-Cafe_Santiago-Porto_Porto_District_Northern_Portugal.html
このお店は「地球の歩き方 ポルトガル」で見たときはたいした店に見えませんでしたが、覗いてみたところ、賞を取っていると書かれていて「フランセジーニャで有名です!」な雰囲気がむんむん醸しだされていました。隣の隣くらいに同系列のお店もあり、両方混んでいます。
突入すると心地良い喧噪が。庶民的な感じです。みんなフランセジーニャを食べています。店員さんがものすごく忙しそうですが、感じはよいです。
「juice」があるか聞いたらいろいろな種類があるらしく「〜、〜、〜、sumo」と言われたので「sumo」を注文。以前コロンビア人の友人が「sumoはジュース。南米スペイン語では jugo。100%フルーツジュースのことしか指さない」と言っていたので、フレッシュジュースと推測。
店員さんにはさらに「laranja?」ときかれたので「yes」と答えました。これはたしかポルトガル語で「オレンジ」の意味のはず。
そして出てきたのは・・・

「Sumol」というジュースのオレンジ味でした。きっと店員さんは「sumo」じゃなくて「Sumol」と言ったんですね。このメーカーのジュースはポルトガルのカフェやレストランでよく見ました。100%じゃない・・・。ただ、ファンタオレンジほど偽物くさいわけではなく、果汁も入っていてちゃんとオレンジジュースです。割とおいしい。
周囲の人があまりにビールを飲んでいるので夫はビールを注文。ポルトガルで一番よく見かける銘柄のビールだったと思います。おいしかったそうです。
食べ物は私はフランセジーニャ、夫はフランセジーニャは嫌だといって別のサンドイッチを頼んだのですが・・・手前がフランセジーニャ、奥がサンドイッチ。

違いがわかりません。私のフランセジーニャにはソーセージが挟まっていましたが、夫のサンドイッチにはなかったのでそれだけが違いかなと。味も同じでした。どちらも9ユーロくらいだったかと思います。B級グルメにしては高い!
フランセジーニャにもいろいろ種類がありましたがどれにしたかは忘れました。

以前食べたのとはずいぶん違い、なかなかおいしく食べられます。以前のはパンがべちょべちょすぎて、言われなければパンが入っているのがわからないほどだったのですが、サンチアゴのパンにはサクサク感が少々残っています。
ただ、飽きますね。ボリュームありすぎですし・・・もう食べないだろうなという味でした。
しかしこうやって写真を見なおしていたらまた食べたくなって来ました。不思議なものです。
よく考えるとベルファストのフィッシュアンドチップスもそうですね。食べると後が苦しくて嫌になるのですが、たまに無性に食べたくなるのです。
このお店で困ったのはお会計で、店員さんが忙しくてなかなかつかまりません。私たちはこの後動物園に行くつもりで、結構急いでいたので焦りました。ちなみにフランセジーニャが出てくるのも遅かったような気がします。時間があるときに入りましょう。

目抜き通りサンタ・カタリナ通りのNATAというカフェで一休み。チェーンのパシュテルデナタ専門店のようです。Web版地球の歩き方のポルト特派員の記事にありました。まあおいしかったです。

この後アパートメントに帰ったらとても眠たくて、ぐっすり眠ってしまいました。夕飯に出たのは21時頃であまり店が開いておらず、近かったこともあってまたマジェスティックカフェにははいってしまいました。「高いけどレストランでお酒飲むより安いよね。パスタ食べたいし」と。
これがいけなかったです。ちなみに1回目にこのカフェに入ったときの記事はこちら
前回メロンスープがおいしかったのですがジュースとの違いがわからなかったので、メロンジュースを頼んでみました。やはりほとんど味が同じです。メロンスープの方はドウロ地方のマスカットが入っているということで、若干違う味がしましたが。

メニューでシェフのおすすめになっていた野菜スープはおいしかったです。

メインは夫はビーフステーキ20ユーロ。ポルトガルにしては肉がやわらかくおいしかったのですが、この系統なら、自分の家でいい肉を買ってきて焼いたほうがずっとおいしいです。しかしポルトガルでは海鮮を食べまくろうと思っていたのに、意外と食べられない日があります(休日の翌日は非新鮮)。一方肉ははずれが少ないので、夫は何かというとステーキを食べていました。

私はミートソースパスタ14ユーロ。これがまずい!パスタがぶよぶよぱさぱさ。ソースは嫌に酸っぱくて正直まずい。ママーのミートソースの方がおいしい。ちょっと冷めていましたし。寮にいたときに出たお酢だけかけたパスタよりはましでしたが。

ここはパシュテルデナタが最高だったのでパシュテルデナタを食べに来たようなものだったのですが、夜だったせいか売り切れていました。仕方ないので多くの人が頼んでいたサンデーのようなものを頼みました。ピスタチオアイスが入っている一番高い8ユーロのサンデー。

裏面。

これはチョコ、ストロベリー、ピスタチオのアイスそれぞれががいい味で、飽きなくて楽しかったです。チョコレートアイスは、某ショコラティエのチョコレートパフェを思い出させる味でした。ただアイス重ねてちょっと飾っただけで8ユーロとは高いですね。
お会計で目玉が飛び出ました。70ユーロだったと思います。びっくりしてレシートを見たら注文していないものが4人分も入っていました。正しい値段は55ユーロだったのですがそれにしても高い!ポルトで行ったレストランは、庶民的なレストランChurrasqueira Do Infante、フレンチベースのArroz de forno(2回)、川岸のシーフードレストランADEGA DO CONDE、観光客向け有名レストランAbadia do Porto、川岸のタパスで、だいたいいつも前菜+主菜+ワイン+デザート+コーヒー、紅茶を頼んでいましたが、2人で50ユーロを越えたのはこのときが最初で最後です。しかも今回はお酒を頼んでいません。おなかもいっぱいになっておらず、夕飯というより軽食を食べたような感覚だったのでかなりびっくりです。
Magestic Cafeでディナーをするものではないなと思いました。


お昼はポルトの有名レストラン「Abadia do Porto」に行きました。ポルトワインを一緒に飲んだドイツの方がAXISホテルで勧められたというからです。また、この後泊まったB&B Centro Oportoでも勧められました。「地球の歩き方 ポルトガル」にも載っていました。
http://www.tripadvisor.jp/Restaurant_Review-g189180-d1081045-Reviews-Abadia-Porto_Porto_District_Northern_Portugal.html
場所は町中心部ですが、ちょっと奥まったわかりにくいところにあります。

入り口に修道士のマネキンが置いてあります。ただしこの入口は門の奥にあるのでぱっと見はわからないかも。

入り口を少し入ったところから門を撮影。

中は似非ゴシックとでもいいましょうか。タイルが貼ってあります。



おすすめワインはやはりドウロの赤ワイン「CRASTO」。かなりおいしかったですがポルトのレストランで勧められたもの中で一番高かったです!ハーフで15ユーロ。

この系統でしょうか。

この日は休日の翌日だったので魚は注文しないことにしました。ポルトガル人に「休日の翌日は魚が新鮮でないので食べないように」と言われたのに、月曜日にタコを食べてえらい目にあったからです。
夫はビーフステーキ14ユーロを頼んだのですが、なんと目の前で店員さんが調理してくれました。格好が執事です。写真にも快く応じてくれ、このあと私たちの写真も撮影してくれました。

ポルトガルらしいシンプルな味付けですが非常においしいステーキでした。塩気が足りなかったので、付け合せのポテトのために塩を頼んで、こっそりステーキにもかけました。量が多くて食べきるのが大変だったとか。
付け合せのポテトは手作りの厚切りポテトチップス。このタイプのポテトはポルトガルで何回か出ましたがおいしいです。

私はポルト名物「トリパス」(モツ煮込み)9ユーロを注文。これも執事さん?が鍋から皿に盛ってくれました。

ポルトの人はモツを食べることから、トリペイロ(「モツを食べる人」)と呼ばれることもあるそうです。「臓物を食べる人」という表現もあって笑いました。トリパスは大きなモツ(日本のモツとは随分違いましたが・・・)だけでなく数種類のソーセージ類(サラミ?)が入っているようでした。たしかソースが淡い味で物足りなかったのですが、ソーセージ類がしょっぱいことを考えるとこれでいいのかな、と。私はモツ煮の味付けの方が好きですがこれもまぁ理解はできます。ただ肉類がごろごろ多すぎて食べきれなかったです。
ちなみにどちらもハーフで頼みました。
焼きリンゴ2.3ユーロとフレッシュオレンジジュース2.8ユーロ。私もとうとうジュースでデザートを食べるようになってしまいました。ポルトガルはフレッシュジュースが嫌においしいので。焼きリンゴは思ったほど甘くなく、バターも入っていないシンプルなものでした。さっぱりしていておいしかったです。

コーヒーカップもかわいい。

お会計は46.1ユーロ。割高感はあります。主にワインがいけないです。
執事風の店員さんは親切、食事もおいしく内装もおもしろくて楽しかったけど、量が多すぎるし、二度はいかなくていいかなと思いました。失敗したくないときにはおすすめです。仕事上の会食にもいいと思います。


先日はいつのまにか世界遺産の歴史地区も歩いていましたし、思いがけずポルトワイン工場見学もできてしまったため、思ったより早く主な目的は達成できてしまったのでした。それで次の日は後輩に会う以外はぼーっとしていたのですが、その次の日は「地球の歩き方 ポルトガル」に載っていた世界遺産の「サンフランシスコ教会」に行きたくなり、外に繰り出しました。いい天気。
鳩。



目抜き通りのサンタ・カタリナ通りにあるMAJESTIC CAFEというカフェでランチしました。ここはポルトで一番古いカフェだそうで、Wikiにも乗ってきます。内装が豪華。値段設定は高めのイギリス風カフェで、アフタヌーンティーもあります。本当はアフタヌーンティーに挑戦したかったのですが、時間的に無理でした。
http://www.tripadvisor.jp/Restaurant_Review-g189180-d877319-Reviews-Cafe_Majestic-Porto_Porto_District_Northern_Portugal.html



お茶はたとえば2.75ユーロ、コーヒーは2.5ユーロ。そこらへんのカフェで飲むと1ユーロなので割高感がありますが、日本に比べれば普通です。

日本語・・・。

ここのパシュテルでナタ1.5ユーロはポルトで一番おいしかったです。風味があります。ドウロマスカット入りのメロンスープ4ユーロも大変おいしかったですが、メロンジュースとほとんど変わらない味です。シンプル・イズ・ザ・ベスト。

ここはパスタが14ユーロ〜など食事がバカ高いのですが、バーガーは7ユーロだったので注文。ビッグマックのような味でした。

お会計は27.25ユーロ。ちなみにここでやめておけばいい思い出になったのですが、数日後にここで夕飯を食べて失敗。14ユーロのパスタはおそろしくまずかった!しかも高すぎ!お酒も飲んでいないしお腹いっぱいになっていないのに2人で55ユーロと腰を抜かす値段でした。別のフレンチベースのポルトガル料理レストランではお腹いっぱい食べて飲んで4人で88ユーロだったのに・・・食事はおすすめしません。
ちなみにポルトガルはチップはそんなにシビアでなく、庶民的な食堂であれば端数の小銭、レストランでも5〜10%でよく、カフェでは不要なようですが、ここはカフェといっても高級なのでチップを払いました。
アズレージョがすごい教会。これもサンタ・カタリナ通りにあったと思います。

また鳩。



川岸に到着。

のどか。

船がいっぱい。

地図を読み間違えていたようで、川沿いから変な階段に迷い込みました。上の方に教会が見えたので、ここをのぼったら教会に着けるのではないかと。

いたずら書きが・・・TOFU?

階段を見下ろす。暑かったこともありかなり疲れました。

階段ですれ違った老夫婦に英語で「このうえにサンフランシスコchurchはあるか?」と聞くと、「…
Igreja?」とポルトガル語で答えてくれました。階段を降りて川岸に戻り、もときた道を戻るべきのようです。老夫婦は先に階段をおり、私達もあとから階段を降りて行きましたが、老夫婦が振り向いて、私達が行くべき方向を指し示してくれました。優しい!
川岸に降りた後、街中心部へ戻る道に入ったところにあるベンチで休憩。
ポルトガルには鳩とかもめがたくさんいましたが、ここにも鳩が。

何食べてるの?

鳩がうじゃうじゃ。よく見ると・・・

鳩が胸をふくらませながら別の鳩を追いかけ、交尾を迫っています。

待って〜。この後も見境もなくいろいろな鳩を追いかけていました。

ちょうどランチタイムでしたが、このベンチの横にあるカフェに アコーディオン奏者が現れラテン系の曲などを弾いていました。音楽に合わせて鳩が走っているように見えておもしろかったです。
川を望む手すりにかもめが。


カフェでもないかと、川沿いの路地に入ります。アートな土産屋やカフェがありましたが、入りたいお店がなく。

路地を抜けました。

魔女宅の橋のモデルとなった「ドン・ルイス一世橋」。

ここにはオープンタパスバーなどが軒を連ねています。最終日にここの一番上のタパスバーでタパス(スペイン風小皿料理)を食べましたがおいしかったです。坂なので傾いているテーブルにあたってしまい、サングリアがすべりそうで気が気でなかったです。

鳩オブジェ。

結局「地球の歩き方 ポルトガル」を読みなおしたのですが、サンフランシスコ教会はボルサ宮の横にあるのだそうです。地図で見るより文で読むほうがはやかった・・・。
ボルサ宮の広場?で猫発見。

この猫は警戒心が強く、人が近づこうとすると距離を取ります。

でもくつろいでいます。


かわいそうに、前足の片方が短くなっています。

サンフランシスコ教会ではかもめが交尾をしていました。大きな声をあげていました。

サンフランシスコ教会の外観はごついです。



これは別の日に撮影したもの。撮影時はサンフランシスコ教会とは知らず。

サンフランシスコ教会の入場券を買うと、併設の宝物館にも入れます。宝物館は写真OKで、教会内はだめだそう。
宝物館
!?

戦場カメラマンの渡部さん!?

本物・・・ではないですが。

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神社の鏡のよう。

とても動きがあります。

ザビエルみたい。


これすごいんですが、

中に何か入っている!?聖人の臓物かと思いましたが、

「Tabernacle」というのは辞書で調べると「聖櫃」だそうです。「祭壇に作られた聖別されたホスチアとぶどう酒を入れる箱」とあるので中のものはパンでしょうか。

上にあった応接間。


宝物館の下はお墓のようです。

心臓の弱い方にはおすすめしません。

お墓コーナーは広いです。地面にも埋まっているようです。

一部地面にガラス窓がついていて、人骨が見えるようになっていました。
さて、写真禁止のサンフランシスコ教会の中はすごかったです!!!写真で見てはいましたが想像以上でした。作るのに何年かかったのでしょうか。金泥細工だそうですが、地面から高い天井まで大変なことになっていました。応接間にあったこれの数倍の高さの装飾が壁中に施されています。

ドイツ、オランダ、アイルランドで教会を回ったことがありますが、ここは2番めにおすすめです!入場料が3.5ユーロとは信じられません。ちなみに今までで1番すごかったのはケルン大聖堂です。権力を感じました。私は特定の名所のためだけに旅行に行こうとはあまり思わないのですが、ケルンにもう一度行きたい理由は大聖堂のみです。
3D立体パズル ケルン大聖堂 MC160h
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外に出ると川がきらきらしています。


川沿いの路地にあるレストランの外の席でおいしそうな海鮮リゾットを取り分けて食べている人たちがいました。メニューの写真が貼ってあり、わかりやすい。ポルトガルらしいいわしの丸焼きもあるようです。しかし、一度ぶらぶらして戻ってくると、中ではレストランの人たちが食事していました。17時に店をあけるとのこと。
仕方ないので小さなカフェに入ります。写真ではよくわかりませんが、テーブルも椅子もカウンターもワイン樽でできていておしゃれでした。せっかくなので持ち帰り用のパンも買いました。


暑い日だったのでしょっちゅう人が入ってきてアイスを買っていきます。カフェの人は一人で仕事していて大変そうでした。
先ほどのレストランに戻ります。ここの店員さん(店主?)はとても感じがよいです。
ADEGA DO CONDE(ADEGA CONDE)
http://www.tripadvisor.com/Restaurant_Review-g189180-d3456782-Reviews-Adega_Conde-Porto_Porto_District_Northern_Portugal.html
なんとメニューがコルク!ちなみにポルトガルは世界第一位のコルクの生産地で、いろいろなところでコルクのバッグや財布が売られていましたがすごくおしゃれでかわいかった!

店員さんにオススメのワインをきいてハーフボトルを頼みます。「高くないのにおいしいよ」と言われました。これもドウロ地方の赤。「TONS DUORUM」7.5ユーロ。おいしかったです。でもArroz de fornoの方がコスパが良いです。

前菜にチョリソーと貝を見せられたので両方もらいました。両方で7.5ユーロだったよう。安い。
この貝はシンプルにお酢とネギとパプリカ?をかけてあるだけなのですがとてもおいしかったです。ポルトで一番おいしかった食べ物です。海鮮のにおいが苦手な夫にとってはきつかったそう。

リゾットは一から米を蒸しているようで時間がかかりました。ちなみにリゾットらしきものは2種類あって、片方は貝だけ、もう片方は魚とエビで、私たちは魚とエビの方を注文。2人分からしか頼めません。

味は・・・思っていたのと違いました。トマト味だと思っていたのですが酸味がありません。海鮮でだしをとったおかゆといった感じです。よく考えると、日本で鍋をやった後作る雑炊に味が似ていますが、あまりにシンプル。醤油をたらして卵でとじたくなってしまいます。
あとエビにはがっつり皮が、魚には骨がついていて食べにくいです。疲れました。スイーツは出前のようでした。
ふつー。

このアイスの間に入っているレモンソースがちょうど日本のかき氷のレモン味のよう。あるいはラムネ菓子の味。すっぱくておいしかったです。

お会計は45ユーロです。ちょっと割高ですかね。リゾットが2人分だったので、他の味を楽しめなかったのがつまらなかったです。いわしを食べてみたかった。ちなみにポルトガルでは結局いわしを食べずじまい。缶詰だけ持って帰りました。
お店を出るとまだ明るいです。19時前くらいだったでしょうか。

絵になるカップルのシルエット。

なんでしょう。

日本食レストランらしきものを発見。「勝つ Katsu」!?


その周辺。

駅近くの広場。

スタイルがいい像だね、なんて話してましたが。

よく見ると怖いです。

海辺で買った風車。2.5ユーロだったかな。すごくよく回ります。歩いている時もぐるぐる回っていました。何人かの子供に注目されました。

スーパーFROIZではジュースを買いました。スーパーは22時までやっているので「便利〜」と思っていたのですが、ポルトの街全体が夜型なので、食事をして帰ると22時はすぎていることが多かったです。この日は珍しくゆっくり買えました。

Essentialsはポルトガル航空の飛行機で出てきたのと同じメーカー。このシリーズはどれもどろっとしています。Compalのジュースは本当にどれを選んでも美味しい。
今日の戦利品。

袋は食器です。ここで買いました。川岸からシティセンターに歩いて行く途中にありました。
PORTIGALIDADES Ⅱ
http://www.portugalidades.net/galeria.html
素敵なお店でした。全部手作りだと言っていました。他のお店にもいろいろ入ってみましたが、食器は概ね相場より安かったと思います。ガラス製品は他のお店より高かったです。ガロのキーホルダーなども高めだったような。ものが違うのかもしれないですが。
安いガログッズはどこでも同じに見えましたが、食器は土産物屋ごとに職人さんが異なるようで、同じデザインのものをどこでも見るということはあまりありませんでした。
これで25ユーロです。このキャベツ皿は汚れが取れにくいかと思ったのですが、そういうこともなく、縁が高いので意外と便利でした。ミニトマトなんか色が映えますし、転がり出ません。

ただボルダロだと思って買ったのですが裏面を見たらどうやら違うようです。5ユーロと安かったのですがボルダロ自体も安いらしい。まぁ要はキャベツ皿がほしかったのでなんでもいいです。
http://blogs.yahoo.co.jp/franceobokoi/31222879.html
本物のボルダロ。

基本的にポルトガルのものはもっと買ってくればよかったです。かわいいし安かった!裏面。


この日もアパートメントからの夜景がきれいでした。


タコで苦しんでいた頃、日本の後輩からメールが。なんと今リスボンに旅行にきていてこれからポルトに行くと。会わない手はありません。彼は日本、私はベルファストに住んでいるのに、まさかポルトで再会することになるとは思いませんでした。
リスボンからポルトへの電車ではWi-Fiが使えたらしく、翌日も無事連絡がつきました。
私たちはこの日はちょうど「だらだら日」で1日中家にいました。夕方18時に外に出てスーパーFROIZに寄ります。
「diese」のブラックチョコレートと「HORNIMAN’S」の緑茶(ミント入り)と紅茶。HORNIMAN’Sはスペインの会社のようです。ヨーロッパの緑茶って必ずフレーバーが付いていてまずいのですが、アクシスホテルで飲んだミント入りの緑茶がおいしかったので今回は自発的に買ってみました。しかしそこまでおいしくはなく。紅茶はまぁまぁ。チョコレートはパリっと薄く美味しかったです。クランベリーが入っているということですがよくわかりませんでした。

スーパーを出たところだったと思いますが、カフェでかもめが食事中でした。これが本当の「かもめ食堂」でしょうか。


誇らしげ。

映画「かもめ食堂」。

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サンベント駅近くのカフェに入り、待ち合わせ時間になるのを待ちます。パシュテルデナタと、パシュテルデナタに似たものを注文。パシュテルでナタの方がおいしかったです。

またかもめ。

19時にサンベント駅ですんなり後輩&後輩の彼女に会えましたが、ここからが大変。私たちはここまで行き当たりばったりでレストランを選んでいたのですが、一度もおいしいレストランに当たりませんでした。そこで今回はちゃんと調べて、トリップアドバイザーで1位だった川岸のODE Porto Wine Houseに行ったのですが・・・
http://www.tripadvisor.jp/Restaurant_Review-g189180-d2090245-Reviews-ODE_Porto_Wine_House-Porto_Porto_District_Northern_Portugal.html
人気過ぎて数日先まで予約でいっぱいでした。周囲のめぼしいレストランも満席です。
しかたがないのでまた川岸から町中心部に戻る途中でよさそうなレストランを見つけたのですが、ここももういっぱい。あとから思うと地球の歩き方にのっていた「Solar do patio」http://www.solardopatio.com/だったような気もするのですがわかりません。黄色いお店でした。
そのお店に勧められたレストランに行くと、レストランというよりバー。「今日はサッカーの試合が見られるよ」とポルトガルにしては珍しくぐいぐい客引きをしてきますが、サッカーに興味はないのでやめました。よく考えるとこのとき夫がきていた服がサッカーのジャージでした。
駅で後輩に会ってから1時間くらいたったところで雰囲気のよさそうなお店を発見。中が洞窟っぽいというか岩でできたブロックでできていて、少なくとも内装を楽しめそうだったので入りました。
Arroz de forno
http://www.tripadvisor.jp/Restaurant_Review-g189180-d3598775-Reviews-Arroz_de_Forno-Porto_Porto_District_Northern_Portugal.html
外観はこのブログに載っています。
http://shortripporto.blog99.fc2.com/blog-entry-34.html
これが、ポルトガルに来てはじめての「あたり」レストラン!
店員さんは英語を話すことができ、親切で、食べ物もどれもおいしかったです。メニューには英語だけでなくフランス語があります。後輩だけフランス語メニューを渡され困惑していました。
私はタラ料理の中で店員さんが一番オススメしてくれた料理にしました。タラもオリーブオイルでシンプルに調理されていておいしかったのですが、じゃがいもが最高でした。潰れているからpunched potatoというそうな。ハーフサイズでしたが結構なボリュームでした。

後輩はタラ料理の違うバージョン。おいしいがソースが油っこいと言っていたとおもいます。

レシートの「Bac. J. Por」と「Ze Do Pipo」がタラ料理だったはずですが、どちらがどれだったかは忘れました。どちらも12ユーロ。
夫のはメニューでイチオシされていた羊のステーキ。米も付いています。14ユーロ。夫は「羊が苦手な人は無理だと思うがおいしい」と言っていました。


後輩の彼女さんは「Bife Portuguesa」ポルトガル風ビーフステーキですかね。おいしかったそうです。彼女は「じゃがいももおいしい。ヨーロッパはじゃがいもがおいしい気がする」と言っていました。10.5ユーロ。

あとはワインが最高でした!ドウロ地方の赤のハーフを適当に見繕ってもらい、足りなかったのでさらにもう1本ハーフを選んでもらったのですが、レシートを見ると「Monsaraz」「Esteva」と書いてあります。頼んだ順番通りに書いてあるのであれば「Monsaraz」が非常においしかったです。これがおいしすぎたせいで2本目はちょっと物足りなかった。
次にこのお店に行ったときにレシートを見せて「どっちかがおいしかったのだが」と聞いたら「Estevaだと思う」と言われましたが、このとき頼んだEstevaにはそこまで感動せず。やはりMonserazがおいしい方だったのかなと思いましたが真相はわかりません。

とにかくMonsarazが5ユーロ、Estevaが4.5ですから驚異的な安さです。
これでしょうか。
Monsaraz
http://www.w-harimaya.co.jp/6_102.html
Esteva
http://www.geocities.jp/rutaroja/food/vino01.html
Estevaはほかのお店でも見ました。
しかしポルトガルで飲んだドウロ地方の赤ワインはどれもこれもおいしくて安かったです。最初はポルトワインやヴィーニョ・ヴェルデのことばかり頭にありましたが、レストランで勧められるのはたいていドウロ地方の赤ワイン。ポルトガルのワインなんて日本であまり聞かないのにこんなにおいしいとは。
下のページにある一説によれば、ポルトガルのワインが日本に入ってこないのは、ポルトガル人が全部のんでしまうからとか・・・。

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とにかくレストランの食事とワインがおいしかったせいか、ダブルデート(?)は大変盛り上がりました。ちなみにこのレストランはもともとはフレンチの店でミシュランに載っているとか何とか店員さんが言っていましたがよくわかりませんでした。トリップアドバイザーにぜひレビューを書いてほしいらしいです。
味はシンプルすぎるきらいはありますがどれもおいしく、雰囲気もよくて安い。ポルトで一番おいしかった食べ物は海岸のレストランで出てきた酢をかけただけのシンプルな貝なのですが、コスパや味のバランスを考えるとArroz de portoがポルトの中で一番だったとおもいます。
デザートはポルトワインをかけて食べるプリン3.5ユーロにしましたが、ポルトワインはかけるのがもったいなくて結局ほとんど直接飲んでしまいました・・・。プリンはポルトガル特有の固いプリンで、好みではありません。

あとで行ったときにおすすめを聞いたらレモンタルトだそうです。私はお腹いっぱいだからスイーツを頼まない、といい、夫だけ頼んだのですが、店員さんが「おなかいっぱいでも、ぜひ彼女も試すべきだ」と私の分までフォークを持ってきました。よほどおすすめなのでしょう。確かにとてもおいしかったです。迷ったらこれにしましょう。

Taylor’sのポルトワイン(赤、Reserva)も別に頼みましたがこれは1杯6.5ユーロです。おいしかったですが、私はOffleyで試飲したポルトワインの方が好きでした。
ちなみにOffleyは日本(楽天)ではあまり売られていませんでしたが、

Taylor’sは結構ありました。

 
帰りに見た建物。なんだろう。



ヴィラ・ノヴァ・デ・ガイアのワインセラーでポルトワインを4杯も飲んだせいかトイレが近くなっており、ケーブルカーが到着するとかなり厳しい状況になってきました。魔女の宅急便の橋「ドン・ルイス1世橋」がとても長く感じました。
橋を渡り終わるとすぐの小さい商店兼カフェのようなところに飛び込んで1ユーロを見せて「トイレを使わせてもらえませんか?」というと、太ったおばさんが「お金などいらない」という手振りをしてトイレを指し示してくれました。このときほど人の優しさが身にしみたことはありません。
断られたのにお金を置いていくのは感じが悪いと思ったので、この店ではとんがりコーンのような1ユーロのスナックを買いました。

味が濃くてとてもおいしかったです。数ヶ月前に日本でとんがりコーンを数年ぶりに食べて「味が落ちている」と感じたのですが、ポルトガルのとんがりコーンはその最近のとんがりコーンよりおいしかったような?

ところでポルトガルはレストランが夜遅くまでやっていて24時まで開いていることもざらなのですが、代わりに開店時間が遅かったりします。ポルトワイン地区を出たのが18時くらいだったと思いますが、レストランが、あだあまり開いていません。
やっと見つけたのがこのローカルなレストラン。
Churrasqueira Do Infante
http://www.tripadvisor.jp/Restaurant_Review-g189180-d2281252-Reviews-Churrasqueira_Do_Infante-Porto_Porto_District_Northern_Portugal.html
英語は通じませんが、英語メニューはありました。夫はBife Boi Gralhado(ビーフステーキ?)を注文。固くてあまりおいしくありません。

ワインセラーOffleyから一緒のドイツ人はPeixe Espada Grelhadoという魚料理を注文し、おいしいと言っていました。私はFiletes de Polve(揚げタコ)のハーフサイズを注文したところ大量のリゾットまで付いて来ました。

はじめてのポルトガルっぽい海鮮料理でテンションがあがりましたが、タコを口に含むと馬糞の匂いが・・・。あまりに臭くて食べられたものでないのですが、食べ方がおかしいのかと思いリゾットに混ぜたりレモンをかけたり。どうやらレモンをかけるとましになるようでしたが半分も食べられませんでした。
食べ終わるとすぐに気持ち悪くなりましたが、昼からたくさん食べたり飲んだりしているのでそのせいだと思っていました。
ヴィーニョ・ヴェルデ(緑のワイン。特産の微発泡酒)のハーフボトル(2.3ユーロ!)も注文したのですが、こちらもあまりおいしくなく、ほとんど飲めません。ちなみにヴィーニョ・ヴェルデは2回連続でおいしくなかったので、この後一度も飲みませんでした。次にポルトガルに行ったときはもっといろいろ飲んでみたいです。
さて、このレストランのお会計は3人で35ユーロと激安でした。
店を出ると、ドイツ人が「海辺がライトアップされているらしい」というので海辺へGO。
たしかにキレイ。

サンデマンが見えます。

海辺のくじらマークのレストランが気になります。ポルトガル人はくじらを食べるのでしょうか?

階段をのぼり海辺から町中心部へ移動します。ポルトは階段ばかりで疲れます。私は具合が悪かったのでぜいぜいハーハー。

街はどこも明るいです。



ドイツ人はマトジニョスのホテルに帰るのでAliados駅からメトロに乗りました。
私たちはスーパーFROIZに寄った後、アパートメントへ(スーパーで買ったものについては次の記事に書きます)。
さてアパートメントに帰ってからが大変でした。多分1時間ぐらい具合が悪く、オレンジジュースを飲んでさらに悪化。何かの拍子に我慢できないほどの吐き気がきて、しばらくトイレにこもることになりました。
ところが終了してもスッキリしません。完全に出てくれなかったようです。
次の波ですっきりしましたが、それまでが結構長かったので辛かったです。もちろんお腹もピーピーでした。
よく考えると、ポルトガル人に「休みの日の翌日は海鮮を食べてはいけない」と言われました。新鮮でないのだとか。この日は月曜日だったので海鮮を食べてはいけなかったのです。よく考えれば馬糞の匂いがするタコなんておかしいですし。絶対にタコのせいとは言い切れないのですが、いくらなんでも吐くほどの暴飲暴食はしていないので、私だけが食べた何かのせいである可能性は高いです。


黒猫がいたー!魔女の宅急便のジジみたい。といっても写真だとよく見えません。アパートメントの窓から撮りました。

ポルトには魔女の宅急便に出てくる橋のモデルになった橋があり、街自体もなんとなく魔女の宅急便風です。偶然かもしれませんが黒猫も何度か見ました。魔女の宅急便の町のモデルはポルトではないそうですが。
サンベント駅近くにカフェがずらりと並んでいる場所があるのですが、その1軒(オープンカフェ)でお茶したら、鳩がたくさんいました。堂々とテーブルの上にのっている輩も。


ボーラデベルリン(ベルリンボール)とパシュテルデナタ(エッグタルト)。ここのパシュテルデナタはとてもおいしかったです。ベルリンボールは普通。食べきれません。

アップルパイ、タラのコロッケ、ミートパイ。だいたい1個1ユーロ。コロッケはおいしかったです。アップルパイもおいしかったですがスーパーFROIZで買ったものの方が好きでした。ミートパイは微妙。紅茶やコーヒーも約1ユーロです。だいたいカフェではコーヒーが0.5〜1ユーロ、紅茶はコーヒーより少し高めです。コーヒーはエスプレッソが基本の模様。夫は「トイレに行きたくならなくていい」といっていました。

腹ごなしにドウロ川に向かいました。

ジジ発見!と思ったら・・・

出てきて足にすりよってきました〜。なんて人懐っこいの!しばらく体を私の足にこすりつけていました。



夫の足には擦り寄って来ません。夫は「こいつはきっとオスなんだ」と。

絵になります。もうこの黒猫と触れ合えただけでポルトガル旅行には満足しました。



ちなみに魔女の宅急便のジジはこんな。

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大きい建物があったのでとりあえずパチリ。よくみたらボルサ宮。

銅像の頭の上に鳥がのっています。

これは教会。常にドアが閉まっていました。

アズレージョ。

ドアがチョコレートみたい。


空飛ぶかもめ。

これも教会。

あ、ちんちん電車。

本当に「チンチン」と鳴っていました。レトロ。



あっさり川岸に到着。ポルトワイン工場の看板が見えます。

またかもめ。

観光用の船かな?

川岸の路地は風情があります。


路地を抜けました。右にドウロ川が開けています。

風車がかわいい。あとで川沿いの土産屋で発見したので買いました。シティセンターの店にはなかったです。

川岸の家々。

シースルーなレストラン。

このあと魔女の宅急便の橋「ドン・ルイス1世橋」を歩いてドウロ川を渡ったら、VILA NOVA DE GAIA(ヴィラ・ノヴァ・デ・ガイア)=ポルトワイン工場地区に着きましたが、ポルトワイン工場見学については次の記事で。ちなみに市庁舎からヴィラ・ノヴァ・デ・ガイアにかけてが世界遺産の歴史地区だそうです。私たちは川岸までずっと歴史地区を歩いてきたことになります。


マトジニョスのホテルからポルト中心部のアパートメントに移動した後は、ぶらぶら街歩きをしました。
日曜日だったので閉まっているお店も多く、人通りも多くありません。ホテルからアパートメントまで送ってくれた知り合いのポルトガル人は「日曜日だからみんな家にいるか、海に行ってるんじゃないの」と言っていました。「ポルトガルにもシエスタ(スペインの昼寝の時間)!?」と聞いたら笑って「ない」と答えていました。
うつぼ!?

ポルトには鳩とかもめがいっぱいいます。かもめって意外と怖い顔してるんですよね。

サンベント駅のアズレージョ(タイル)が素敵だというので行ってみました。歴史的な絵が描いてあるようです。大規模ですが格別きれいというわけでもなく、こんなものかという感じでした。

観光客がちらほらいて写真を撮っていましたが混んではいなかったのでゆっくり写真を撮れました。


読めない。

街の至る所にアズレージョが。こういう歴史的な建物もそうですが、普通の家の壁にもタイルがはめこんであったりしてかわいいです。

お店もそんなに開いていないし、さっさとレストランに入ることにしました。サンベント駅前のレストランやカフェは結構開いていました。
入ったのはサンベント駅近くの「Cafe Lounge Casal」。比較的大きいバーのようなところです。Tripadvisor42位。英語メニューもありますがクレジットカードは使えませんでした。ポルトはクレジットカードが結構使えません。
http://www.tripadvisor.jp/Restaurant_Review-g189180-d2308095-Reviews-Cafe_Lounge_Casal-Porto_Porto_District_Northern_Portugal.html
まずはポルトワイン。デザートワインなので非常に甘いのですがかなりおいしく、特に白がおいしかったです。レシートにはPorto Ferreira Branco(白)、Porto Ferreira Tinto(赤)と書いてありました。

そしてフランセジーニャ!

フランセジーニャはフランスの女の子という意味だそうで、ポルトの名物料理です。パンにステーキ肉やベーコンがはさんであり、チーズとグレービーソースがかかっています。アパートメントの管理スタッフにも、先のポルトガル人にも勧められたので期待。
夫はハンバーガー。とてもおいしかったそうです。

フランセジーニャは全然おいしくありませんでした。うーん。ベーコンがものすごくしょっぱいし、パンはグレービーソースでべちょべちょになっているし。ただ、別の日本人が食べたときはむしろ塩気がなかったそうで、味は店によってかなり違うのではないかと。のちほどフランセジーニャで有名な「サンチアゴ(Santiago)」というお店で食べたらもうすこしおいしかったです。
クレープ。別においしくなかったです。

ワッフル。これも普通。クレープよりはおいしいかな。

お会計は36.9ユーロ=5000円弱。お酒を飲んでデザートも食べたにしては安いですが、ポルトの中では高いような。
また街歩き。日は長いですが、ベルファストほど長くはありません。ベルファストは昼も夜もさほど気温が変わりませんが、ポルトは日が落ちると急激に寒くなるので注意が必要です。

有料公衆トイレ。

Trindade駅。

アパートメントにたどり着く頃にはだいぶ暗くなっていました。

アパートメントの窓から。

風情があります。

教会?の窓に明かりが灯りました。藤城清治の影絵みたい!

藤城清治の影絵はこんなのです。
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