ポルトのマジェスティックカフェ、ポルトの世界遺産サンフランシスコ教会、猫、リゾット、ボルダロもどきの食器


先日はいつのまにか世界遺産の歴史地区も歩いていましたし、思いがけずポルトワイン工場見学もできてしまったため、思ったより早く主な目的は達成できてしまったのでした。それで次の日は後輩に会う以外はぼーっとしていたのですが、その次の日は「地球の歩き方 ポルトガル」に載っていた世界遺産の「サンフランシスコ教会」に行きたくなり、外に繰り出しました。いい天気。
鳩。



目抜き通りのサンタ・カタリナ通りにあるMAJESTIC CAFEというカフェでランチしました。ここはポルトで一番古いカフェだそうで、Wikiにも乗ってきます。内装が豪華。値段設定は高めのイギリス風カフェで、アフタヌーンティーもあります。本当はアフタヌーンティーに挑戦したかったのですが、時間的に無理でした。
http://www.tripadvisor.jp/Restaurant_Review-g189180-d877319-Reviews-Cafe_Majestic-Porto_Porto_District_Northern_Portugal.html



お茶はたとえば2.75ユーロ、コーヒーは2.5ユーロ。そこらへんのカフェで飲むと1ユーロなので割高感がありますが、日本に比べれば普通です。

日本語・・・。

ここのパシュテルでナタ1.5ユーロはポルトで一番おいしかったです。風味があります。ドウロマスカット入りのメロンスープ4ユーロも大変おいしかったですが、メロンジュースとほとんど変わらない味です。シンプル・イズ・ザ・ベスト。

ここはパスタが14ユーロ〜など食事がバカ高いのですが、バーガーは7ユーロだったので注文。ビッグマックのような味でした。

お会計は27.25ユーロ。ちなみにここでやめておけばいい思い出になったのですが、数日後にここで夕飯を食べて失敗。14ユーロのパスタはおそろしくまずかった!しかも高すぎ!お酒も飲んでいないしお腹いっぱいになっていないのに2人で55ユーロと腰を抜かす値段でした。別のフレンチベースのポルトガル料理レストランではお腹いっぱい食べて飲んで4人で88ユーロだったのに・・・食事はおすすめしません。
ちなみにポルトガルはチップはそんなにシビアでなく、庶民的な食堂であれば端数の小銭、レストランでも5〜10%でよく、カフェでは不要なようですが、ここはカフェといっても高級なのでチップを払いました。
アズレージョがすごい教会。これもサンタ・カタリナ通りにあったと思います。

また鳩。



川岸に到着。

のどか。

船がいっぱい。

地図を読み間違えていたようで、川沿いから変な階段に迷い込みました。上の方に教会が見えたので、ここをのぼったら教会に着けるのではないかと。

いたずら書きが・・・TOFU?

階段を見下ろす。暑かったこともありかなり疲れました。

階段ですれ違った老夫婦に英語で「このうえにサンフランシスコchurchはあるか?」と聞くと、「…
Igreja?」とポルトガル語で答えてくれました。階段を降りて川岸に戻り、もときた道を戻るべきのようです。老夫婦は先に階段をおり、私達もあとから階段を降りて行きましたが、老夫婦が振り向いて、私達が行くべき方向を指し示してくれました。優しい!
川岸に降りた後、街中心部へ戻る道に入ったところにあるベンチで休憩。
ポルトガルには鳩とかもめがたくさんいましたが、ここにも鳩が。

何食べてるの?

鳩がうじゃうじゃ。よく見ると・・・

鳩が胸をふくらませながら別の鳩を追いかけ、交尾を迫っています。

待って〜。この後も見境もなくいろいろな鳩を追いかけていました。

ちょうどランチタイムでしたが、このベンチの横にあるカフェに アコーディオン奏者が現れラテン系の曲などを弾いていました。音楽に合わせて鳩が走っているように見えておもしろかったです。
川を望む手すりにかもめが。


カフェでもないかと、川沿いの路地に入ります。アートな土産屋やカフェがありましたが、入りたいお店がなく。

路地を抜けました。

魔女宅の橋のモデルとなった「ドン・ルイス一世橋」。

ここにはオープンタパスバーなどが軒を連ねています。最終日にここの一番上のタパスバーでタパス(スペイン風小皿料理)を食べましたがおいしかったです。坂なので傾いているテーブルにあたってしまい、サングリアがすべりそうで気が気でなかったです。

鳩オブジェ。

結局「地球の歩き方 ポルトガル」を読みなおしたのですが、サンフランシスコ教会はボルサ宮の横にあるのだそうです。地図で見るより文で読むほうがはやかった・・・。
ボルサ宮の広場?で猫発見。

この猫は警戒心が強く、人が近づこうとすると距離を取ります。

でもくつろいでいます。


かわいそうに、前足の片方が短くなっています。

サンフランシスコ教会ではかもめが交尾をしていました。大きな声をあげていました。

サンフランシスコ教会の外観はごついです。



これは別の日に撮影したもの。撮影時はサンフランシスコ教会とは知らず。

サンフランシスコ教会の入場券を買うと、併設の宝物館にも入れます。宝物館は写真OKで、教会内はだめだそう。
宝物館
!?

戦場カメラマンの渡部さん!?

本物・・・ではないですが。

M2 戦場写真家
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神社の鏡のよう。

とても動きがあります。

ザビエルみたい。


これすごいんですが、

中に何か入っている!?聖人の臓物かと思いましたが、

「Tabernacle」というのは辞書で調べると「聖櫃」だそうです。「祭壇に作られた聖別されたホスチアとぶどう酒を入れる箱」とあるので中のものはパンでしょうか。

上にあった応接間。


宝物館の下はお墓のようです。

心臓の弱い方にはおすすめしません。

お墓コーナーは広いです。地面にも埋まっているようです。

一部地面にガラス窓がついていて、人骨が見えるようになっていました。
さて、写真禁止のサンフランシスコ教会の中はすごかったです!!!写真で見てはいましたが想像以上でした。作るのに何年かかったのでしょうか。金泥細工だそうですが、地面から高い天井まで大変なことになっていました。応接間にあったこれの数倍の高さの装飾が壁中に施されています。

ドイツ、オランダ、アイルランドで教会を回ったことがありますが、ここは2番めにおすすめです!入場料が3.5ユーロとは信じられません。ちなみに今までで1番すごかったのはケルン大聖堂です。権力を感じました。私は特定の名所のためだけに旅行に行こうとはあまり思わないのですが、ケルンにもう一度行きたい理由は大聖堂のみです。
3D立体パズル ケルン大聖堂 MC160h
3D立体パズル ケルン大聖堂 MC160h
外に出ると川がきらきらしています。


川沿いの路地にあるレストランの外の席でおいしそうな海鮮リゾットを取り分けて食べている人たちがいました。メニューの写真が貼ってあり、わかりやすい。ポルトガルらしいいわしの丸焼きもあるようです。しかし、一度ぶらぶらして戻ってくると、中ではレストランの人たちが食事していました。17時に店をあけるとのこと。
仕方ないので小さなカフェに入ります。写真ではよくわかりませんが、テーブルも椅子もカウンターもワイン樽でできていておしゃれでした。せっかくなので持ち帰り用のパンも買いました。


暑い日だったのでしょっちゅう人が入ってきてアイスを買っていきます。カフェの人は一人で仕事していて大変そうでした。
先ほどのレストランに戻ります。ここの店員さん(店主?)はとても感じがよいです。
ADEGA DO CONDE(ADEGA CONDE)
http://www.tripadvisor.com/Restaurant_Review-g189180-d3456782-Reviews-Adega_Conde-Porto_Porto_District_Northern_Portugal.html
なんとメニューがコルク!ちなみにポルトガルは世界第一位のコルクの生産地で、いろいろなところでコルクのバッグや財布が売られていましたがすごくおしゃれでかわいかった!

店員さんにオススメのワインをきいてハーフボトルを頼みます。「高くないのにおいしいよ」と言われました。これもドウロ地方の赤。「TONS DUORUM」7.5ユーロ。おいしかったです。でもArroz de fornoの方がコスパが良いです。

前菜にチョリソーと貝を見せられたので両方もらいました。両方で7.5ユーロだったよう。安い。
この貝はシンプルにお酢とネギとパプリカ?をかけてあるだけなのですがとてもおいしかったです。ポルトで一番おいしかった食べ物です。海鮮のにおいが苦手な夫にとってはきつかったそう。

リゾットは一から米を蒸しているようで時間がかかりました。ちなみにリゾットらしきものは2種類あって、片方は貝だけ、もう片方は魚とエビで、私たちは魚とエビの方を注文。2人分からしか頼めません。

味は・・・思っていたのと違いました。トマト味だと思っていたのですが酸味がありません。海鮮でだしをとったおかゆといった感じです。よく考えると、日本で鍋をやった後作る雑炊に味が似ていますが、あまりにシンプル。醤油をたらして卵でとじたくなってしまいます。
あとエビにはがっつり皮が、魚には骨がついていて食べにくいです。疲れました。スイーツは出前のようでした。
ふつー。

このアイスの間に入っているレモンソースがちょうど日本のかき氷のレモン味のよう。あるいはラムネ菓子の味。すっぱくておいしかったです。

お会計は45ユーロです。ちょっと割高ですかね。リゾットが2人分だったので、他の味を楽しめなかったのがつまらなかったです。いわしを食べてみたかった。ちなみにポルトガルでは結局いわしを食べずじまい。缶詰だけ持って帰りました。
お店を出るとまだ明るいです。19時前くらいだったでしょうか。

絵になるカップルのシルエット。

なんでしょう。

日本食レストランらしきものを発見。「勝つ Katsu」!?


その周辺。

駅近くの広場。

スタイルがいい像だね、なんて話してましたが。

よく見ると怖いです。

海辺で買った風車。2.5ユーロだったかな。すごくよく回ります。歩いている時もぐるぐる回っていました。何人かの子供に注目されました。

スーパーFROIZではジュースを買いました。スーパーは22時までやっているので「便利〜」と思っていたのですが、ポルトの街全体が夜型なので、食事をして帰ると22時はすぎていることが多かったです。この日は珍しくゆっくり買えました。

Essentialsはポルトガル航空の飛行機で出てきたのと同じメーカー。このシリーズはどれもどろっとしています。Compalのジュースは本当にどれを選んでも美味しい。
今日の戦利品。

袋は食器です。ここで買いました。川岸からシティセンターに歩いて行く途中にありました。
PORTIGALIDADES Ⅱ
http://www.portugalidades.net/galeria.html
素敵なお店でした。全部手作りだと言っていました。他のお店にもいろいろ入ってみましたが、食器は概ね相場より安かったと思います。ガラス製品は他のお店より高かったです。ガロのキーホルダーなども高めだったような。ものが違うのかもしれないですが。
安いガログッズはどこでも同じに見えましたが、食器は土産物屋ごとに職人さんが異なるようで、同じデザインのものをどこでも見るということはあまりありませんでした。
これで25ユーロです。このキャベツ皿は汚れが取れにくいかと思ったのですが、そういうこともなく、縁が高いので意外と便利でした。ミニトマトなんか色が映えますし、転がり出ません。

ただボルダロだと思って買ったのですが裏面を見たらどうやら違うようです。5ユーロと安かったのですがボルダロ自体も安いらしい。まぁ要はキャベツ皿がほしかったのでなんでもいいです。
http://blogs.yahoo.co.jp/franceobokoi/31222879.html
本物のボルダロ。

基本的にポルトガルのものはもっと買ってくればよかったです。かわいいし安かった!裏面。


この日もアパートメントからの夜景がきれいでした。

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