最終日は早朝にポルト中心部(Hotel B&B Porto Centro)からタクシーで空港まで行きました。
空港で行列している喫茶店があったので入ってみました。添乗員も並んでいました。ポルトガルらしいパンがたくさん売られていますが、市内よりも割高です。
ポルトガルではクロワッサンというとこの黄色いタイプのものだったのですが、バターたっぷりのあのクロワッサンとはまったく違います。表面に甘い液体が少し塗ってあり、バターもあまり感じません。私は普通のクロワッサンの方が好きです。
あとはポルトガルのお菓子「ケイジャーダ」(チーズタルト)(上の写真右下)を食べていないことに気づき駆け込みで食べましたが、これも好きな味ではありませんでした。高いのにエッグタルトもまぁ普通。おいしいから行列していたのではなかったんだなぁ。
この後、ポルトからロンドンギャトウィック空港に行き、パスポートコントロールでひどい目に遭いました。ビザの問題だったのですが、これについては今度詳しく書きます。さらに、ベルファストがイギリス領であることをパスポートコントロールの職員が知らなかったせいで(ひどい!しかしイングランドの人にはよくあることだそう)、ベルファストに到着してからも問題が発生しました。ベルファストの空港から入国するように航空券を手配すれば問題は起きなかったと思うのですが、ロンドン経由のほうが接続がよかったんですよね・・・。
しかし、同じ国なのに、北アイルランド発行の紙幣はイングランドでは使えないし(逆は可能)、イングランドの人はベルファストのことをあまりに知らないし、困るなぁ。
最悪の気分でギャトウィック空港のラウンジ Gatwick No.1(楽天プレミアムカードに付属のプライオリティパス(Priority Pass)使用)へ。ラウンジの人は優しいのでホッとします。
物価はポルト市内→ポルトの空港→ロンドンギャトウィック空港と徐々に上昇し、味は落ちて行きましたが、紅茶だけはイギリスがおいしかった!ラウンジにあったのはTwining Everydayというごく普通の紅茶でしたが、お湯が熱かったせいかおいしく感じました。
ポルトガルの紅茶ってぬるかったんですよね・・・。しかもお湯とティーバッグが別々に出てくるのです。私はわかしたてのお湯をティーバッグに直接注ぐ方が好きです。
ちなみにポルトガルのスーパーには紅茶があまりなく、緑茶やハーブティーが多かったです。特に緑茶は、ベルファストのイギリス系スーパーに比べると種類が豊富でした。日本の緑茶とは違いますけど・・・。あのぬるいお湯はハーブティー用なのかもしれません。
あと紅茶を頼んでも基本ミルクは付いていませんでした。ベルファスト、イギリスではたいていミルクが付いているはず。しかもパックのコーヒーミルクではなく、普通の牛乳です。
イギリスのAmazonでドイツ語会話のCD(Collins Easy Learning German (Collins Easy Learning Audio Course)の旧バージョン)を購入したら、「ドイツで紅茶を頼んだら、頼まないとミルクは付いてきません」というような解説が付いていておもしろかったです。それだけイギリス人にとっては、紅茶=ミルクティーなのですかね。
あ、ベルファストに到着したら人がめちゃくちゃ優しかったことを書き添えておきます。いつものことですが。特にベルファストのタクシーは日本より感じのよいことが多いです。しかも安くて、車内がビニール臭くない・・・。
帰りのタクシーの運転手さんはポルトガルが大好きだそうで、ベルファストでもしょっちゅうイワシを食べると言っていました。夫が「フィッシュアンドチップスとイワシとどちらが好きか」と聞くと「イワシ」と答えていました。
そういえば私、ポルトガルではイワシを食べそこねました。缶詰は買って来ましたが、ベルファストにも「ポルトガルのイワシ」と書いてある缶詰がありました。なんだー。
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