フランスの折りたたみナイロンバッグ、ロンシャン ル プリアージュの洗濯と角スレの修理

前回ハイベック ゼロビギンズというダウン&おしゃれ着用洗剤でデュベティカ(DUVETICA)のダウンジャケットをホームクリーニングした話を書きましたが、その前にロンシャンを洗ったのでその話を。

LONGCHAMP ロンシャンというブランドのル プリアージュというナイロンバッグは定番のフランス土産で、フランス以外の国の免税店にもよく売られている折りたたみバッグです。ナイロンなのになぜこんなに高いんだ!と思っていたのですが(実勢価格1万円+税)、これが使ってみるととても使いやすくて納得でした。軽くて丈夫なのもさることながら、マチが大きくて見た目よりたくさん入るのと、鏡で合わせてみるとカジュアルにもフォーマルにもなんだか素敵に決まるのです。大きいのに大きく見えない。軽いバッグが好きで、キプリング(kipling)やジャックゴム(jack gomme)もいくつか持っているのですが、キプリングはかなりカジュアル、ジャックゴムはもう少しきれいめでもいけますが、ロンシャンだとややフォーマルくらいにも合います。

私の話をきいた知り合いが早速家族の女性陣2人にプレゼントしたところ、二人とも大喜びだったそうで。やはり軽さ、大容量、デザインの評判がよいようです。

私もあまりによく使うのでもう1つ欲しくなったところ、中古でダメージ有りのを1100円で見つけて思わず購入!が、やはり各所に黒い汚れがあるのと4隅に穴が。

そこで洗濯し、修理してみたところかなりきれいになったので、ここに体験談を書いておくことにしました。

まずはハイベック ゼロビギンズを用意。

ロンシャンはもう1つ人から預かって合計2つでしたが、1つめは洗面所、2つ目はお風呂場で、食器用スポンジを使ってゴシゴシ。研磨剤のついている側は使わないようにしました。

本革の取っ手はうまくすれば濡れないように洗えると思いましたが、洗うときは大丈夫でもすすぐときにどうしてもかかってしまいます。割と水ははじく方の革でしたし、乾いたあとおかしくなってはいませんでしたが(裏の毛羽立ったようなところはしみになりそうでしたが大丈夫でした)、革は革なので2つ目は洗う前に革の部分にだけコロニルの防水スプレー(1909シュプリーム)

2つ目を洗う時ふと、普段使用している洗濯用洗剤ナノックスでもいけるのではないかと思いたち、最初ナノックスで洗ってみたのですが汚れの落ちが悪い・・・そこでハイベックを使うとさくさく落ちました。やはりハイベックすごいんだ!と。

2つ目は1つ目より状態が悪かったせいなのか洗っているうちに気泡がぽこぽこできて慌てました。1つ目はできなかったので、どこかに微細な穴があいていると気泡ができるのかもしれません。
乾くと元に戻りましたが、横の縫い目の部分だけ形跡が残っています。もしかしたらもともとこうだったかもしれませんが・・・こういうリスクはあるのでご注意を!

布で水分を拭き取ると水がたれることもなかったので、室内で干せました。取っ手とファスナーの持ち手がレザーですし変色も怖いので外干しはやめたほうがよいかと。

ナイロンなので3時間ほどで大方乾いたでしょうか。おもったよりすぐでした。

4隅の補修は別の方にバトンタッチ。手持ちの他の布を使うことも考えましたが、結局共布がいいだろうということで、裏の縫い合わせてあり余っている部分を小さく切り取って「裁ほう上手」という裁縫用ボンドで裏側から貼り付けて洗濯バサミで挟んで放置。念のため2日まちましたが、1日で大丈夫な感じでした。

これが乾いた後です。細く切った布を貼り付けてあるのがわかるでしょうか。

側面の見た目は本当にきれいです!

角スレはこのように目立たなくなりました。見た目もありますが、雨などが入りにくくなったのではと思います。唯一残った黒ずみはこういった角のですが、まぁまず目立たないと思います。

ロンシャン特有の角スレに悩まれている方がいましたら、この方法での補修はおすすめです。洗濯も気泡のリスクはありますが、すっきりしたい方はぜひ!

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