喉風邪に効く薬をイギリスで探す

ベルファストは8月末から急に寒くなり、夫と私は最近ひどい喉風邪をひきました。喉がむずむずしてとにかく頭がガンガン痛い。体がだるく、頭もぼーっとして仕事ができません。

以前は風邪をひくとイギリスの「Lemsip」という風邪薬を飲んでいました。薬局だけでなく、スーパーや1ポンドショップ(100円均一みたいなもの)にも売っていますが、お湯に溶かして飲むとホットレモネードみたいになっておいしい。症状も劇的によくなるので愛用していたのですが、症状がよくなるのは飲んだ後数時間だけ。

きつい薬のようですし、あまり良くないのではないかと思っていた折、ネパールを旅行していてたまたま入手した喉風邪のアーユルヴェーダの薬(市販品ではなく薬局で作っているもの)を使うと、症状にとても効く上、風邪自体も一発で治ることがわかりました。

その後、日本を旅行中に喉風邪をひいたとき、漢方(「銀翹解毒丸(ぎんぎょうげどくがん)」。漢方では風邪の種類によって薬が異なるので、買うときは漢方薬局に相談したほうがよいです)を処方してもらったところこちらも効く。

そんなわけで市販の普通の薬を使わなくなっていたのですが、今回はアーユルヴェーダの薬は残り少なくなっています。漢方も手元にはなく、注文しなければいけません。

そこでベルファストのオーガニックショップEatwell Foodsで聞いて見るとA.Vogelという会社のEchinaforceというハーブのレメディと喉スプレーを勧められたので購入。ついでにのど飴も買いました。

Echinacea(エキナセア、ムラサキバレンギク)という花のエキスが主成分のようです。

海外直送品 Bioforce USA Echinaforce, LIQUID, 1.7 OZ

効き目ですが・・・レメディはよくわかりません。症状はあまり変わらないような・・・これを摂取して料理をしていたらしばらく頭痛が軽くなっていましたが、仕事をはじめたら再発したので、単純に仕事を休んでいたからよくなっただけのような気がします。免疫力を高めるという類のものなので即効性はないのかもしれません。のど飴は南天のど飴のようなハーブの飴なのでなめている間は調子がいいです。喉スプレーは、たしかにしばらく喉のいがいががなくなるのですが、しばらくすると元に戻ります。また、なぜか喉がしびれます。歯医者で麻酔したときのようです。喉がしびれて咳がでなくなるのでは・・・。

成分を調べてみると、ハーブ以外では以下が入っているようです。

アルコール
ソルビトール:甘味料
レシチン:乳化剤?健康食品として摂取する場合もある模様
しょ糖脂肪酸エステル:乳化剤
ペパーミントオイル

特にしびれるようなものは入っていないようですね。しいていえばアルコールでしょうか。

というわけで今回は、アーユルヴェーダの薬を飲み、布団に湯たんぽを入れて2時間眠って、かーっと汗をかいて治しました。

ちなみに、香港のこの風邪薬「京都念慈庵複方川貝枇杷膏」を使ったこともあります。台湾人の友人も子供の頃よく飲んだそうで、台湾では有名で伝統的な薬なのだとか。喉によいので普段から愛用している歌手もいるそうです。

各種生薬が入ったあま~いシロップで、それでいてミントのスースーする感じもあってとてもおいしいのですが、これを飲むと私は必ず具合が悪くなります。てきめんです。体がだるくなって寝込んでしまうのです。私は高価なはちみつを摂取すると必ず具合が悪くなるのですが、このシロップもはちみつが入っているのでそのせいかもしれません。

おいしいのに・・・残念。

このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントを残す