ポルトの動物園ZOO SANTO INACIOへの行き方/インファンテ橋からドンルイス一世橋を望む


翌日は動物園ZOO SANTO INACIO行きに再チャレンジです。
http://www.zoosantoinacio.com/?lang=en
http://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g580268-d3521080-Reviews-Zoo_Santo_Inacio-Vila_Nova_de_Gaia_Porto_District_Northern_Portugal.html

結論から言うと、次の経路が一番行きやすいと思います。

・サンベント駅近くの以下のバス乗り場(バスがたくさん停まっている広場)に行き(ただしサンベント駅近くといってもそこまで近くないので、駅に行って周囲をうろうろするだけではわからないと思います。下の地図を確認してください)、行き先として「Avintes」「Lever」または「Crestuma」と書いてあるバスに乗る。

バスに乗るときに運転手にお金を払う(お札で払えました)。このときに、動物園の割引券なり名前なりを見せて「ここに行きたい」と言うと、動物園前でバスを止めて教えてくれる(私たちのときはそうでした)。

バス乗り場の様子。ここが動物園の公式サイトにあった「Parque das Camélias」なのでしょうか(この名称は観光案内所「i」の人も知らず、ネットにも情報がほとんどなかったので、この名称で道行く人に場所を聞いても場所はわからないと思います)。

バス乗り場はこの道(RUA DE AUGUSTO ROSA)にあります。

写真の情報から場所をGoogle Mapに認識させたところこの「CAFE SAGRES」のちょっと南。

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このカフェの周辺をストリートビューで表示させてちょっと右側を見ると、たしかに上記のバス乗り場があります。

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しかし私たちは遠回りをしました。サンベント駅周辺でこのバス乗り場を見つけることができなかったので、ドン・ルイス一世橋ではなく、1本隣のPonte de Infante(インファンテ橋)という橋を渡ることに。方向音痴の私にはさっぱりでしたが、夫曰く、バスはこの道を通るのだとか。たしかに橋をわたる前にAvintes行きのバスが走っていきました。そのバスに乗れればよかったのですが、周囲にバス停がなかったので乗れませんでした。

この橋の入り口の下でがらくた位置のようなものが行われていました。この日は快晴で、暑い暑い。

橋からの景色が綺麗です。このときはまだ動物園にたどり着けるかわかりませんでしたが、これでもう満足しました。

ドン・ルイス一世橋が見えます。

橋を渡り終わったところ。

シロツメクサとアカツメクサが生えています!シロツメクサは日本だと割とどこにでも生えていますが、アカツメクサって千葉以外であまり見たことがありません。やっぱり植生が千葉に似てる!?




のどかだなぁ。

ねこじゃらし?

橋を渡り終えて少し行ったところにバス停がありましたが、バス停に書いてある行き先には「Avintes」「Lever」「Crestuma」は見当たりません。違う行き先のバスが止まったので試しに運転手に聞いたところ、「このバスは動物園には行かない。動物園にいくにはAvintesと書いてあるバスに乗れ」ということでした。実際には運転手さんはあまり英語ができなかったので、動物園のちらしに書いてある住所を指さしたりバスの行き先を指さししたりしながら教えてくれました。親切です。

バスは2〜3台来た後、こなくなってしまいました。2〜30分待ったでしょうか。直射日光がじりじりとあたり、暑くてぐったり。我慢できずタクシーに乗ろうとしましたが、やっと見つけたタクシーの運転手に話しかけると、先約があるのか、乗れません。

動物園の公式サイトかチラシに「ポルトから車で10分」などと書いてあったので、タクシーでも安く行けるだろうと思っていたのですが、実際にはバスで2〜30分くらいかかったので、タクシーだったら20ユーロくらいかかっていたのではないかと思います。乗れなくてよかった。

タクシーを見送った直後に「Lever」行きのバスが。私たちは「Avintes」行きばかり探していたのですが、「Lever」または「Crestuma」でも行けたはず。慌てて手を振って止めます。ちなみに公式サイトには、サンベント駅からは「Avintes」行きのバスに乗れとしか書いていないのにGeneral Torres駅からは「Avintes」「Lever」または「Crestuma」行きのバスに乗れと書いてあります。

このバスは路線バスというよりホテルの送迎用のような豪華な大きなバス(客席が運転席より上にあるタイプ)でしたが、運転手に動物園に行くか聞くと、行くということなので乗り込みました。

しばらく行くと「GAIA HOTEL」が。公式サイトには「メトロでGeneral Torres駅まで行き、Gaia Hotel前でバスに乗る」と書いてありましたが、GAIA HOTELの近くにはGeneral Torres駅ではなく別の駅がありました。
どおりでGoogle MapでGeneral Torres駅周辺を探してもGAIA HOTELが見つからないわけです。

バスはだんだん田舎に向かって進んでいきます。バスに乗るときに停留所を教えてもらえなかったので、降り過ごすのではないかと不安で、目を皿にして景色を見ていると、そのうち動物園を指示する矢印の標識がちらほらでてくるようになりました。
ときどき人が乗ってきますが、みんな運転手さんと友達みたいにしゃべっています。あるとき運転手が乗ってきたおばさんにゴニョゴニョと言うと、彼女が心なしかこっちを見ながら席に座ります。

バスにのって2〜30分たった頃、バスが止まり、その客がにこにこしながら「アキ、アキ!(ポルトガル語で「ここ」)」と私達に話しかけます。運転手さんも何かいっています。「Zoo?」と聞くとそうらしい。

おそらく運転手がその客に「そこの外国人の客は動物園に行くから、動物園に着いたらおしえてやってくれ」と言っておいてくれたのではないかと思います。やさしい・・・。

ちなみに止まったところには停留所はありませんでした。客の行き先に応じて適当に止まってくれるのでしょうか。

ここから動物園の入り口まではまた距離がありましたが、私達といっしょに降りたおじいさんが「こっちにこい」といっているようなのでついていくと、動物園の入口に着きました。入り口といっても森みたいで、ここから入場口までも結構距離があるのですが。

このおじいさんの目的地は動物園ではなかったようでそのままどこかに行ってしまったのですが、なんて親切なのでしょう。
ポルトガルの方々、やさしすぎます!ありがとうございました!

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