ポルトの有名レストラン「Abadia do Porto」で執事カフェ気分


お昼はポルトの有名レストラン「Abadia do Porto」に行きました。ポルトワインを一緒に飲んだドイツの方がAXISホテルで勧められたというからです。また、この後泊まったB&B Centro Oportoでも勧められました。「地球の歩き方 ポルトガル」にも載っていました。
http://www.tripadvisor.jp/Restaurant_Review-g189180-d1081045-Reviews-Abadia-Porto_Porto_District_Northern_Portugal.html
場所は町中心部ですが、ちょっと奥まったわかりにくいところにあります。

入り口に修道士のマネキンが置いてあります。ただしこの入口は門の奥にあるのでぱっと見はわからないかも。

入り口を少し入ったところから門を撮影。

中は似非ゴシックとでもいいましょうか。タイルが貼ってあります。



おすすめワインはやはりドウロの赤ワイン「CRASTO」。かなりおいしかったですがポルトのレストランで勧められたもの中で一番高かったです!ハーフで15ユーロ。

この系統でしょうか。

この日は休日の翌日だったので魚は注文しないことにしました。ポルトガル人に「休日の翌日は魚が新鮮でないので食べないように」と言われたのに、月曜日にタコを食べてえらい目にあったからです。
夫はビーフステーキ14ユーロを頼んだのですが、なんと目の前で店員さんが調理してくれました。格好が執事です。写真にも快く応じてくれ、このあと私たちの写真も撮影してくれました。

ポルトガルらしいシンプルな味付けですが非常においしいステーキでした。塩気が足りなかったので、付け合せのポテトのために塩を頼んで、こっそりステーキにもかけました。量が多くて食べきるのが大変だったとか。
付け合せのポテトは手作りの厚切りポテトチップス。このタイプのポテトはポルトガルで何回か出ましたがおいしいです。

私はポルト名物「トリパス」(モツ煮込み)9ユーロを注文。これも執事さん?が鍋から皿に盛ってくれました。

ポルトの人はモツを食べることから、トリペイロ(「モツを食べる人」)と呼ばれることもあるそうです。「臓物を食べる人」という表現もあって笑いました。トリパスは大きなモツ(日本のモツとは随分違いましたが・・・)だけでなく数種類のソーセージ類(サラミ?)が入っているようでした。たしかソースが淡い味で物足りなかったのですが、ソーセージ類がしょっぱいことを考えるとこれでいいのかな、と。私はモツ煮の味付けの方が好きですがこれもまぁ理解はできます。ただ肉類がごろごろ多すぎて食べきれなかったです。
ちなみにどちらもハーフで頼みました。
焼きリンゴ2.3ユーロとフレッシュオレンジジュース2.8ユーロ。私もとうとうジュースでデザートを食べるようになってしまいました。ポルトガルはフレッシュジュースが嫌においしいので。焼きリンゴは思ったほど甘くなく、バターも入っていないシンプルなものでした。さっぱりしていておいしかったです。

コーヒーカップもかわいい。

お会計は46.1ユーロ。割高感はあります。主にワインがいけないです。
執事風の店員さんは親切、食事もおいしく内装もおもしろくて楽しかったけど、量が多すぎるし、二度はいかなくていいかなと思いました。失敗したくないときにはおすすめです。仕事上の会食にもいいと思います。

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