ポルトのホテルEurostars Oportoにて。リモワサルサプロセコ)
翌日はアパートメントを出て「B&B Porto Centro」に移動しました。この日と次の日は、アパートメントの予約が取れなかったのです。アパートメントからホテルまでの距離はメトロにして2駅分程度だったのでスーツケース(トランク)を引いて歩いたのですが、石畳に坂道だったのでかなり大変でした。
このとき気づいたのですが、RIMOWA(リモワ)の方がSamsonite(サムソナイト)より優秀!正確にはRIMOWA SALSA(リモワサルサ)の方がSamsonite B-Lite Fresh(サムソナイト ビーライト フレッシュ)よりヨーロッパの石畳に強いです。

どちらも軽量の4輪モデルですが、RIMOWA SALSAはポリカーボネイト製(ハードタイプ)、サムソナイトは布製(ソフトタイプ)。夫がリモワを2009年に購入。私はサムソナイトの方が安かったのでコスパを考えてサムソナイトを2011年に購入。
今回のポルトでの移動中にわかったのですが、リモワはタイヤが大きく、石畳でもスイスイ進んでくれます。一方、サムソナイトはタイヤが小さいせいなのか、しょっちゅうひっかかり、つんのめりそうになりました。
石畳の例。

また、RIMOWAはハードタイプなので問題ないのですが、サムソナイトB-Lite Freshはソフトタイプな上、フタ部分にマチが付いています。荷物が多いと前に膨らむようになっているため重心が崩れ、何度かスーツケースが倒れそうになりました。
はじめは私の持ち方が行けないのかと思っていましたが、試しに私と夫でスーツケースを交換してみたら、同じ結果になりました。
こうやって書くとそんなものかといった感じなのですが、実際にはとてもとても大変で泣きそうになりました。ただでさえ坂道で疲れるのに、暑いし、転びそうになって恥ずかしいし、足をひっかけて痛いし、夫は私の苦労も知らずずんずん先に行ってしまうし・・・。
後にたまたま空港で私たちのスーツケースを転がして移動させている職員を見たのですが、やはり私のスーツケースだけ地面にひっかかって職員がつんのめりそうになっていました。
あとはサムソナイトの方がリモワより新しく、リモワの方が使い込んでいるのに、サムソナイトだけもうファスナーが1箇所壊れています。サムソナイトは安物買いの銭失いだったかなぁと思っています。買ってみないとわからなかったので仕方ないですけど。
リモワサルサには「RIMOWA SALSA AIR(リモワサルサエアー)」という軽いバージョンが出たらしく、夫が買う予定なので、私は夫のお古のリモワサルサをもらう予定です。

ちなみに私の経験ではイギリスなどではそこまでリモワを見ませんが、成田はリモワばかりです。リモワは、日本で他人とかぶりそうなのが欠点といえば欠点です。私はレゴタグを付けています。気に入っています。

移動

目抜き通りサンタ・カタリナ通りのNATAというカフェで一休み。チェーンのパシュテルデナタ専門店のようです。Web版地球の歩き方のポルト特派員の記事にありました。まあおいしかったです。

この後アパートメントに帰ったらとても眠たくて、ぐっすり眠ってしまいました。夕飯に出たのは21時頃であまり店が開いておらず、近かったこともあってまたマジェスティックカフェにははいってしまいました。「高いけどレストランでお酒飲むより安いよね。パスタ食べたいし」と。
これがいけなかったです。ちなみに1回目にこのカフェに入ったときの記事はこちら
前回メロンスープがおいしかったのですがジュースとの違いがわからなかったので、メロンジュースを頼んでみました。やはりほとんど味が同じです。メロンスープの方はドウロ地方のマスカットが入っているということで、若干違う味がしましたが。

メニューでシェフのおすすめになっていた野菜スープはおいしかったです。

メインは夫はビーフステーキ20ユーロ。ポルトガルにしては肉がやわらかくおいしかったのですが、この系統なら、自分の家でいい肉を買ってきて焼いたほうがずっとおいしいです。しかしポルトガルでは海鮮を食べまくろうと思っていたのに、意外と食べられない日があります(休日の翌日は非新鮮)。一方肉ははずれが少ないので、夫は何かというとステーキを食べていました。

私はミートソースパスタ14ユーロ。これがまずい!パスタがぶよぶよぱさぱさ。ソースは嫌に酸っぱくて正直まずい。ママーのミートソースの方がおいしい。ちょっと冷めていましたし。寮にいたときに出たお酢だけかけたパスタよりはましでしたが。

ここはパシュテルデナタが最高だったのでパシュテルデナタを食べに来たようなものだったのですが、夜だったせいか売り切れていました。仕方ないので多くの人が頼んでいたサンデーのようなものを頼みました。ピスタチオアイスが入っている一番高い8ユーロのサンデー。

裏面。

これはチョコ、ストロベリー、ピスタチオのアイスそれぞれががいい味で、飽きなくて楽しかったです。チョコレートアイスは、某ショコラティエのチョコレートパフェを思い出させる味でした。ただアイス重ねてちょっと飾っただけで8ユーロとは高いですね。
お会計で目玉が飛び出ました。70ユーロだったと思います。びっくりしてレシートを見たら注文していないものが4人分も入っていました。正しい値段は55ユーロだったのですがそれにしても高い!ポルトで行ったレストランは、庶民的なレストランChurrasqueira Do Infante、フレンチベースのArroz de forno(2回)、川岸のシーフードレストランADEGA DO CONDE、観光客向け有名レストランAbadia do Porto、川岸のタパスで、だいたいいつも前菜+主菜+ワイン+デザート+コーヒー、紅茶を頼んでいましたが、2人で50ユーロを越えたのはこのときが最初で最後です。しかも今回はお酒を頼んでいません。おなかもいっぱいになっておらず、夕飯というより軽食を食べたような感覚だったのでかなりびっくりです。
Magestic Cafeでディナーをするものではないなと思いました。


お昼はポルトの有名レストラン「Abadia do Porto」に行きました。ポルトワインを一緒に飲んだドイツの方がAXISホテルで勧められたというからです。また、この後泊まったB&B Centro Oportoでも勧められました。「地球の歩き方 ポルトガル」にも載っていました。
http://www.tripadvisor.jp/Restaurant_Review-g189180-d1081045-Reviews-Abadia-Porto_Porto_District_Northern_Portugal.html
場所は町中心部ですが、ちょっと奥まったわかりにくいところにあります。

入り口に修道士のマネキンが置いてあります。ただしこの入口は門の奥にあるのでぱっと見はわからないかも。

入り口を少し入ったところから門を撮影。

中は似非ゴシックとでもいいましょうか。タイルが貼ってあります。



おすすめワインはやはりドウロの赤ワイン「CRASTO」。かなりおいしかったですがポルトのレストランで勧められたもの中で一番高かったです!ハーフで15ユーロ。

この系統でしょうか。

この日は休日の翌日だったので魚は注文しないことにしました。ポルトガル人に「休日の翌日は魚が新鮮でないので食べないように」と言われたのに、月曜日にタコを食べてえらい目にあったからです。
夫はビーフステーキ14ユーロを頼んだのですが、なんと目の前で店員さんが調理してくれました。格好が執事です。写真にも快く応じてくれ、このあと私たちの写真も撮影してくれました。

ポルトガルらしいシンプルな味付けですが非常においしいステーキでした。塩気が足りなかったので、付け合せのポテトのために塩を頼んで、こっそりステーキにもかけました。量が多くて食べきるのが大変だったとか。
付け合せのポテトは手作りの厚切りポテトチップス。このタイプのポテトはポルトガルで何回か出ましたがおいしいです。

私はポルト名物「トリパス」(モツ煮込み)9ユーロを注文。これも執事さん?が鍋から皿に盛ってくれました。

ポルトの人はモツを食べることから、トリペイロ(「モツを食べる人」)と呼ばれることもあるそうです。「臓物を食べる人」という表現もあって笑いました。トリパスは大きなモツ(日本のモツとは随分違いましたが・・・)だけでなく数種類のソーセージ類(サラミ?)が入っているようでした。たしかソースが淡い味で物足りなかったのですが、ソーセージ類がしょっぱいことを考えるとこれでいいのかな、と。私はモツ煮の味付けの方が好きですがこれもまぁ理解はできます。ただ肉類がごろごろ多すぎて食べきれなかったです。
ちなみにどちらもハーフで頼みました。
焼きリンゴ2.3ユーロとフレッシュオレンジジュース2.8ユーロ。私もとうとうジュースでデザートを食べるようになってしまいました。ポルトガルはフレッシュジュースが嫌においしいので。焼きリンゴは思ったほど甘くなく、バターも入っていないシンプルなものでした。さっぱりしていておいしかったです。

コーヒーカップもかわいい。

お会計は46.1ユーロ。割高感はあります。主にワインがいけないです。
執事風の店員さんは親切、食事もおいしく内装もおもしろくて楽しかったけど、量が多すぎるし、二度はいかなくていいかなと思いました。失敗したくないときにはおすすめです。仕事上の会食にもいいと思います。


ボリャオン市場の後はポルトガルの靴屋さん「ARCOPEDICO」(アルコペディコ)へ。日本にもネットショップがあります。結論からいうと、ここの靴は想像以上にすばらしかった!eccoやearth顔負け。以下、レビューです。

ポルトガルは靴職人が多いらしく、いい靴が手に入ると聞きました。イギリスやフランスのブランドが労働力の安いポルトガルに靴を発注していたからだそうです。最近は中国にシェアを奪われつつあるようですが。これは、以下のブログなどから仕入れた知識です。
http://ameblo.jp/lyosukehidaka/entry-11085796070.html

市場に手作りの靴があるなどという噂も聞きましたが、ボリャオン市場はごちゃごちゃしていて探す気が起きませんでした。
ポルトガルブランドの靴屋は他にもいろいろあると思うのですが、とりあえず日本でも有名な「ARCOPEDICO」(アルコペディコ)の直営店に行くことにしました。ポルト内ではここにあります。
http://arcopedico.com/index.php?p=lojas&lang=en
住所:Rua Fernandes Tomás, 441, Porto
わかりにくくて一度通りすぎてしまいましたが「A」という看板が目印。

アルコペディコは、坂の多いポルトガルで快適に歩けるように開発された靴だそうです。日本では歩きやすいメッシュの靴やサンダルがテレビで紹介され有名のようですが、

ポルトの店舗には日本にあまりない普通のパンプスやシューズ、スーツに合いそうな紳士靴も揃っていました。革製もあります。
私は本当はショートブーツがほしかったのですが、季節的にありませんでした。日本にはあるのですが。

いろいろなデザインがありましたが、私はとりあえずこのパンプスを買いました。インソール付きで、ナンバー入りの品質保証書も付いていました。私は普段22.5cmですが36サイズがぴったりでした。

お花の飾りは別売り(8ユーロ)で外せます。ポルトガルの母の日が5月の第一日曜日らしいのですが、私はその数日前に行き、母の日セールで55ユーロが20%になりました。割引はレディースだけの模様。靴飾りは日本にもあります。

靴自体は普通のパンプスに見えますが、妙に伸縮性のある布でできています。非常に軽くてつま先が広がっていて歩きやすいです。「lytech」(ライテック)という素材でできていて、なんと洗濯機にかけられるそうな(お湯は30度以下)。
私は普段KALSO EARTH SHOES(カルソーアースシューズ)Solar (ソーラー)というヨガパンプスを履いています。つま先が開いていて全然疲れないので色・素材違いで3足持っていますが、最初はかかとに少々靴ずれがありました。

しかしアルコペディコのパンプスは最初から靴ずれもなかったですし、earthより軽くて涼しくて歩きやすかったです。あと、Earthよりすべりにくい感じがしました。思ったより底が薄く、特にポルトの街では地面のでこぼこが足の裏に伝わってきましたが、このために足で地面をつかむような感覚があるからではないかなと。足袋みたいで体に良さそう。

夫はこの靴を買いました。ものによって靴幅が狭いものあったそうですが、これはよかったと。やはりとても軽いそうです。これも選択可能なLytechでできていますが皮革に見えます。65ユーロ。これは割引になりませんでした。これは靴裏のパターンがあまりに簡単で滑りやすそうに見えましたが、なぜかこれもすべりにくいそうです。

夫は普段は「ecco biom(エコー ビオム)」を履いています(かなり昔に買ったのでネットで見つけられませんでしたがこれのような感じです)。biomも軽いそうですが、アルコペディコのはさらに軽く感じるそうです。ただ、biomよりアルコペディコの方が蒸れると言っていました。biomは穴が空いていますからね。また、夫のbiomは壊れてつま先があいてしまっているのでそのせいもあるかもしれません。

購入した後はアルコペディコ靴をそのまま履いて街歩きをしましたが、あまりによかったので数日後にまた買いに行きました。

私は今度はオーソドックスなメッシュの靴STEPSを買いました。やはり36サイズ。赤と迷いましたが、お花をつけたかったので地味に。花は別売り。35ユーロの20%オフ。私の足は甲が低く、ストラップのあるパンプスでないと脱げてしまうのですが、これは大丈夫でした。ベルファストではサンダルを履くには寒いが普通のパンプスでは暑いというときがあるので、メッシュはちょうどいいのでないかなと。こう見るとカジュアルですが履くと普通のパンプスっぽくなります。

かかとはこれくらい。

これは日本(Amazon jp楽天)やイギリス(Amazon ukなど)でも買えます。ポルトガルにはカーキはなかったんですが・・・・カーキがよかったなあ。

翌日動物園で履き倒しました。砂で白くなりましたが拭けばすぐキレイになります。タコができたのは動物園のせいか、底が薄いせいなのか。あと、小指の爪がひっかかったので爪を切りました。最初に買ったパンプスより幅が狭めにできていると思います。伸縮性のあるメッシュなので気になりませんが。

ちなみに似たようなデザインでかかとが低いのもありましたが(多分New sec。STEPSより安く30ユーロくらいだった)、かかとが高い方が歩きやすいように感じました。またリボン付き(New LadyかStepl?)もなかなかかわいかったのですが、私はスポッと脱げてしまうので無理でした。バレリーナタイプのCindrellaも心もとなかったです。

夫は黒いスエード調の靴を購入。これは茶色い方よりさらに歩きやすかったそうです。クッションがよいそう。99ユーロでしたが即決で購入。夫の靴サイズはいつもは27.5cmでeccoでは43ですが、アルコペディコでも43でした。

ちなみに2回目にアルコペディコに行ったときは英語があまりできない店員さんしかいなかったのですが、いかにもラテン系の陽気な人で、通じなくても全然問題ない感じです。性格が私の友達のコロンビア人に似ています。片言のスペイン語(単語ならべただけ)は少し通じました。
私達が買い物をしていたら犬を連れた男の子の集団がアルコペディコの入り口の前にたむろし始めて、そのうち店員さんと喋ったりしていましたが、うち一人が店内に入ってきて椅子に座ってゲームを始めました。店員さんに「弟さん?」と聞くと「息子」と言っていました。なんかフリーダム。小商店ならわかりますが、まがりなりにもブランドの直営店で。この雰囲気いいなぁ。
というわけで、アルコペディコは、高くないし歩きやすいし、ポルトガルの実店舗なら試着できるし、日本にないバージョンもいっぱいあるし(特にメンズ)、ポルトガル土産にオススメです。

翌日はボリャオン市場に行きました。朝の方が活気があるそうなので11時くらいに家を出ました。ギリギリ午前。ボリャオン市場に入ったところ。

2階分あり、道から入ると2階に出ます。

2階は行きませんでした。1階にはパン、新鮮な魚介類、生きた鶏、花、貝、おもちゃなどがありました。
住んでいたら便利かと思いますが旅行者には?ただおみやげ屋もいくつかあります。
私が入った入り口から1階に降りて右側にオーソドックスなおみやげ屋があり、相場に比べて安いと思ったのでここでガログッズなどをまとめ買いしました。後から考えても、安い方だったと思います。
ちなみに土産屋は、普通の絵葉書が1枚0.5ユーロだと普通、0.35ユーロだと安い、1ユーロもしたら高いです。絵葉書の値段が他の商品の値段と連動しているとは限りませんが、参考にはなると思います。
買ったものはこれ。すべてポルトガルのガロ(鶏。ポルトガル人の発音では「ガルー」)グッズ(「バルセロスのガロ」についての伝説はこちら)。大人用エプロン3.5ユーロ、子供用エプロン2.5ユーロ、ガロ(鶏)のナプキン入れ6ユーロ、コースター3ユーロ×2枚、キーホルダー1.5ユーロ、コルク栓2.9ユーロ、コルク栓(パイプ付き)3.9ユーロ、小さな置物2.2ユーロ、パン入れ3.5ユーロ。全部で32ユーロ。買いすぎ?

コルク栓、小さい置物、キーホルダー。パイプ付きのコルク栓は、この栓から直接ワインを注げます。ポルトガルはコルクで有名なので、コルク栓とコースターは特にポルトガルらしくてお土産に最適です。

コルク栓はまだ使う機会がなくて無印の歯ブラシスタンドに立てて飾っています。

置物を実際に置いてみました。

コースターとナプキン入れ。このナプキン入れは鶏が口をあけて鳴いているのでかわいいです。

これはネットで調べたところによればパン入れだそうです。ボタンを外すと平らになります。これは軽いし使えるのでもっと買ってくればよかった!私は髪をむすぶゴムやブラシ、化粧品、カーラーなど身だしなみ用品を入れて使っていますが、iPodなどのケーブル入れにも使いたかったです。

あとは買い物メモとペンをいれてぶら下げられるキルト製品も気になりました。
お店のおばさんはまったく英語が話せませんでしたが、計算したあともう一度ポルトガル語で復唱してくれました。私はポルトガル語の1〜10の数字を確認していったのですが、100くらいまでは勉強しておいたほうが話が弾むだろうと思いました。とはいえ、ポルトガルの人は言葉が通じないことを意に介さないことが多いです。
日本で買えるガログッズの例↓。

ちなみにこのページのサッカーのガロがほしかったのですが、おみやげ屋さんを何軒まわっても見つけることができませんでした。どこに売られていたのでしょう!?
http://blog.livedoor.jp/olaporu/archives/51987640.html


先日はいつのまにか世界遺産の歴史地区も歩いていましたし、思いがけずポルトワイン工場見学もできてしまったため、思ったより早く主な目的は達成できてしまったのでした。それで次の日は後輩に会う以外はぼーっとしていたのですが、その次の日は「地球の歩き方 ポルトガル」に載っていた世界遺産の「サンフランシスコ教会」に行きたくなり、外に繰り出しました。いい天気。
鳩。



目抜き通りのサンタ・カタリナ通りにあるMAJESTIC CAFEというカフェでランチしました。ここはポルトで一番古いカフェだそうで、Wikiにも乗ってきます。内装が豪華。値段設定は高めのイギリス風カフェで、アフタヌーンティーもあります。本当はアフタヌーンティーに挑戦したかったのですが、時間的に無理でした。
http://www.tripadvisor.jp/Restaurant_Review-g189180-d877319-Reviews-Cafe_Majestic-Porto_Porto_District_Northern_Portugal.html



お茶はたとえば2.75ユーロ、コーヒーは2.5ユーロ。そこらへんのカフェで飲むと1ユーロなので割高感がありますが、日本に比べれば普通です。

日本語・・・。

ここのパシュテルでナタ1.5ユーロはポルトで一番おいしかったです。風味があります。ドウロマスカット入りのメロンスープ4ユーロも大変おいしかったですが、メロンジュースとほとんど変わらない味です。シンプル・イズ・ザ・ベスト。

ここはパスタが14ユーロ〜など食事がバカ高いのですが、バーガーは7ユーロだったので注文。ビッグマックのような味でした。

お会計は27.25ユーロ。ちなみにここでやめておけばいい思い出になったのですが、数日後にここで夕飯を食べて失敗。14ユーロのパスタはおそろしくまずかった!しかも高すぎ!お酒も飲んでいないしお腹いっぱいになっていないのに2人で55ユーロと腰を抜かす値段でした。別のフレンチベースのポルトガル料理レストランではお腹いっぱい食べて飲んで4人で88ユーロだったのに・・・食事はおすすめしません。
ちなみにポルトガルはチップはそんなにシビアでなく、庶民的な食堂であれば端数の小銭、レストランでも5〜10%でよく、カフェでは不要なようですが、ここはカフェといっても高級なのでチップを払いました。
アズレージョがすごい教会。これもサンタ・カタリナ通りにあったと思います。

また鳩。



川岸に到着。

のどか。

船がいっぱい。

地図を読み間違えていたようで、川沿いから変な階段に迷い込みました。上の方に教会が見えたので、ここをのぼったら教会に着けるのではないかと。

いたずら書きが・・・TOFU?

階段を見下ろす。暑かったこともありかなり疲れました。

階段ですれ違った老夫婦に英語で「このうえにサンフランシスコchurchはあるか?」と聞くと、「…
Igreja?」とポルトガル語で答えてくれました。階段を降りて川岸に戻り、もときた道を戻るべきのようです。老夫婦は先に階段をおり、私達もあとから階段を降りて行きましたが、老夫婦が振り向いて、私達が行くべき方向を指し示してくれました。優しい!
川岸に降りた後、街中心部へ戻る道に入ったところにあるベンチで休憩。
ポルトガルには鳩とかもめがたくさんいましたが、ここにも鳩が。

何食べてるの?

鳩がうじゃうじゃ。よく見ると・・・

鳩が胸をふくらませながら別の鳩を追いかけ、交尾を迫っています。

待って〜。この後も見境もなくいろいろな鳩を追いかけていました。

ちょうどランチタイムでしたが、このベンチの横にあるカフェに アコーディオン奏者が現れラテン系の曲などを弾いていました。音楽に合わせて鳩が走っているように見えておもしろかったです。
川を望む手すりにかもめが。


カフェでもないかと、川沿いの路地に入ります。アートな土産屋やカフェがありましたが、入りたいお店がなく。

路地を抜けました。

魔女宅の橋のモデルとなった「ドン・ルイス一世橋」。

ここにはオープンタパスバーなどが軒を連ねています。最終日にここの一番上のタパスバーでタパス(スペイン風小皿料理)を食べましたがおいしかったです。坂なので傾いているテーブルにあたってしまい、サングリアがすべりそうで気が気でなかったです。

鳩オブジェ。

結局「地球の歩き方 ポルトガル」を読みなおしたのですが、サンフランシスコ教会はボルサ宮の横にあるのだそうです。地図で見るより文で読むほうがはやかった・・・。
ボルサ宮の広場?で猫発見。

この猫は警戒心が強く、人が近づこうとすると距離を取ります。

でもくつろいでいます。


かわいそうに、前足の片方が短くなっています。

サンフランシスコ教会ではかもめが交尾をしていました。大きな声をあげていました。

サンフランシスコ教会の外観はごついです。



これは別の日に撮影したもの。撮影時はサンフランシスコ教会とは知らず。

サンフランシスコ教会の入場券を買うと、併設の宝物館にも入れます。宝物館は写真OKで、教会内はだめだそう。
宝物館
!?

戦場カメラマンの渡部さん!?

本物・・・ではないですが。

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神社の鏡のよう。

とても動きがあります。

ザビエルみたい。


これすごいんですが、

中に何か入っている!?聖人の臓物かと思いましたが、

「Tabernacle」というのは辞書で調べると「聖櫃」だそうです。「祭壇に作られた聖別されたホスチアとぶどう酒を入れる箱」とあるので中のものはパンでしょうか。

上にあった応接間。


宝物館の下はお墓のようです。

心臓の弱い方にはおすすめしません。

お墓コーナーは広いです。地面にも埋まっているようです。

一部地面にガラス窓がついていて、人骨が見えるようになっていました。
さて、写真禁止のサンフランシスコ教会の中はすごかったです!!!写真で見てはいましたが想像以上でした。作るのに何年かかったのでしょうか。金泥細工だそうですが、地面から高い天井まで大変なことになっていました。応接間にあったこれの数倍の高さの装飾が壁中に施されています。

ドイツ、オランダ、アイルランドで教会を回ったことがありますが、ここは2番めにおすすめです!入場料が3.5ユーロとは信じられません。ちなみに今までで1番すごかったのはケルン大聖堂です。権力を感じました。私は特定の名所のためだけに旅行に行こうとはあまり思わないのですが、ケルンにもう一度行きたい理由は大聖堂のみです。
3D立体パズル ケルン大聖堂 MC160h
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外に出ると川がきらきらしています。


川沿いの路地にあるレストランの外の席でおいしそうな海鮮リゾットを取り分けて食べている人たちがいました。メニューの写真が貼ってあり、わかりやすい。ポルトガルらしいいわしの丸焼きもあるようです。しかし、一度ぶらぶらして戻ってくると、中ではレストランの人たちが食事していました。17時に店をあけるとのこと。
仕方ないので小さなカフェに入ります。写真ではよくわかりませんが、テーブルも椅子もカウンターもワイン樽でできていておしゃれでした。せっかくなので持ち帰り用のパンも買いました。


暑い日だったのでしょっちゅう人が入ってきてアイスを買っていきます。カフェの人は一人で仕事していて大変そうでした。
先ほどのレストランに戻ります。ここの店員さん(店主?)はとても感じがよいです。
ADEGA DO CONDE(ADEGA CONDE)
http://www.tripadvisor.com/Restaurant_Review-g189180-d3456782-Reviews-Adega_Conde-Porto_Porto_District_Northern_Portugal.html
なんとメニューがコルク!ちなみにポルトガルは世界第一位のコルクの生産地で、いろいろなところでコルクのバッグや財布が売られていましたがすごくおしゃれでかわいかった!

店員さんにオススメのワインをきいてハーフボトルを頼みます。「高くないのにおいしいよ」と言われました。これもドウロ地方の赤。「TONS DUORUM」7.5ユーロ。おいしかったです。でもArroz de fornoの方がコスパが良いです。

前菜にチョリソーと貝を見せられたので両方もらいました。両方で7.5ユーロだったよう。安い。
この貝はシンプルにお酢とネギとパプリカ?をかけてあるだけなのですがとてもおいしかったです。ポルトで一番おいしかった食べ物です。海鮮のにおいが苦手な夫にとってはきつかったそう。

リゾットは一から米を蒸しているようで時間がかかりました。ちなみにリゾットらしきものは2種類あって、片方は貝だけ、もう片方は魚とエビで、私たちは魚とエビの方を注文。2人分からしか頼めません。

味は・・・思っていたのと違いました。トマト味だと思っていたのですが酸味がありません。海鮮でだしをとったおかゆといった感じです。よく考えると、日本で鍋をやった後作る雑炊に味が似ていますが、あまりにシンプル。醤油をたらして卵でとじたくなってしまいます。
あとエビにはがっつり皮が、魚には骨がついていて食べにくいです。疲れました。スイーツは出前のようでした。
ふつー。

このアイスの間に入っているレモンソースがちょうど日本のかき氷のレモン味のよう。あるいはラムネ菓子の味。すっぱくておいしかったです。

お会計は45ユーロです。ちょっと割高ですかね。リゾットが2人分だったので、他の味を楽しめなかったのがつまらなかったです。いわしを食べてみたかった。ちなみにポルトガルでは結局いわしを食べずじまい。缶詰だけ持って帰りました。
お店を出るとまだ明るいです。19時前くらいだったでしょうか。

絵になるカップルのシルエット。

なんでしょう。

日本食レストランらしきものを発見。「勝つ Katsu」!?


その周辺。

駅近くの広場。

スタイルがいい像だね、なんて話してましたが。

よく見ると怖いです。

海辺で買った風車。2.5ユーロだったかな。すごくよく回ります。歩いている時もぐるぐる回っていました。何人かの子供に注目されました。

スーパーFROIZではジュースを買いました。スーパーは22時までやっているので「便利〜」と思っていたのですが、ポルトの街全体が夜型なので、食事をして帰ると22時はすぎていることが多かったです。この日は珍しくゆっくり買えました。

Essentialsはポルトガル航空の飛行機で出てきたのと同じメーカー。このシリーズはどれもどろっとしています。Compalのジュースは本当にどれを選んでも美味しい。
今日の戦利品。

袋は食器です。ここで買いました。川岸からシティセンターに歩いて行く途中にありました。
PORTIGALIDADES Ⅱ
http://www.portugalidades.net/galeria.html
素敵なお店でした。全部手作りだと言っていました。他のお店にもいろいろ入ってみましたが、食器は概ね相場より安かったと思います。ガラス製品は他のお店より高かったです。ガロのキーホルダーなども高めだったような。ものが違うのかもしれないですが。
安いガログッズはどこでも同じに見えましたが、食器は土産物屋ごとに職人さんが異なるようで、同じデザインのものをどこでも見るということはあまりありませんでした。
これで25ユーロです。このキャベツ皿は汚れが取れにくいかと思ったのですが、そういうこともなく、縁が高いので意外と便利でした。ミニトマトなんか色が映えますし、転がり出ません。

ただボルダロだと思って買ったのですが裏面を見たらどうやら違うようです。5ユーロと安かったのですがボルダロ自体も安いらしい。まぁ要はキャベツ皿がほしかったのでなんでもいいです。
http://blogs.yahoo.co.jp/franceobokoi/31222879.html
本物のボルダロ。

基本的にポルトガルのものはもっと買ってくればよかったです。かわいいし安かった!裏面。


この日もアパートメントからの夜景がきれいでした。


タコで苦しんでいた頃、日本の後輩からメールが。なんと今リスボンに旅行にきていてこれからポルトに行くと。会わない手はありません。彼は日本、私はベルファストに住んでいるのに、まさかポルトで再会することになるとは思いませんでした。
リスボンからポルトへの電車ではWi-Fiが使えたらしく、翌日も無事連絡がつきました。
私たちはこの日はちょうど「だらだら日」で1日中家にいました。夕方18時に外に出てスーパーFROIZに寄ります。
「diese」のブラックチョコレートと「HORNIMAN’S」の緑茶(ミント入り)と紅茶。HORNIMAN’Sはスペインの会社のようです。ヨーロッパの緑茶って必ずフレーバーが付いていてまずいのですが、アクシスホテルで飲んだミント入りの緑茶がおいしかったので今回は自発的に買ってみました。しかしそこまでおいしくはなく。紅茶はまぁまぁ。チョコレートはパリっと薄く美味しかったです。クランベリーが入っているということですがよくわかりませんでした。

スーパーを出たところだったと思いますが、カフェでかもめが食事中でした。これが本当の「かもめ食堂」でしょうか。


誇らしげ。

映画「かもめ食堂」。

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サンベント駅近くのカフェに入り、待ち合わせ時間になるのを待ちます。パシュテルデナタと、パシュテルデナタに似たものを注文。パシュテルでナタの方がおいしかったです。

またかもめ。

19時にサンベント駅ですんなり後輩&後輩の彼女に会えましたが、ここからが大変。私たちはここまで行き当たりばったりでレストランを選んでいたのですが、一度もおいしいレストランに当たりませんでした。そこで今回はちゃんと調べて、トリップアドバイザーで1位だった川岸のODE Porto Wine Houseに行ったのですが・・・
http://www.tripadvisor.jp/Restaurant_Review-g189180-d2090245-Reviews-ODE_Porto_Wine_House-Porto_Porto_District_Northern_Portugal.html
人気過ぎて数日先まで予約でいっぱいでした。周囲のめぼしいレストランも満席です。
しかたがないのでまた川岸から町中心部に戻る途中でよさそうなレストランを見つけたのですが、ここももういっぱい。あとから思うと地球の歩き方にのっていた「Solar do patio」http://www.solardopatio.com/だったような気もするのですがわかりません。黄色いお店でした。
そのお店に勧められたレストランに行くと、レストランというよりバー。「今日はサッカーの試合が見られるよ」とポルトガルにしては珍しくぐいぐい客引きをしてきますが、サッカーに興味はないのでやめました。よく考えるとこのとき夫がきていた服がサッカーのジャージでした。
駅で後輩に会ってから1時間くらいたったところで雰囲気のよさそうなお店を発見。中が洞窟っぽいというか岩でできたブロックでできていて、少なくとも内装を楽しめそうだったので入りました。
Arroz de forno
http://www.tripadvisor.jp/Restaurant_Review-g189180-d3598775-Reviews-Arroz_de_Forno-Porto_Porto_District_Northern_Portugal.html
外観はこのブログに載っています。
http://shortripporto.blog99.fc2.com/blog-entry-34.html
これが、ポルトガルに来てはじめての「あたり」レストラン!
店員さんは英語を話すことができ、親切で、食べ物もどれもおいしかったです。メニューには英語だけでなくフランス語があります。後輩だけフランス語メニューを渡され困惑していました。
私はタラ料理の中で店員さんが一番オススメしてくれた料理にしました。タラもオリーブオイルでシンプルに調理されていておいしかったのですが、じゃがいもが最高でした。潰れているからpunched potatoというそうな。ハーフサイズでしたが結構なボリュームでした。

後輩はタラ料理の違うバージョン。おいしいがソースが油っこいと言っていたとおもいます。

レシートの「Bac. J. Por」と「Ze Do Pipo」がタラ料理だったはずですが、どちらがどれだったかは忘れました。どちらも12ユーロ。
夫のはメニューでイチオシされていた羊のステーキ。米も付いています。14ユーロ。夫は「羊が苦手な人は無理だと思うがおいしい」と言っていました。


後輩の彼女さんは「Bife Portuguesa」ポルトガル風ビーフステーキですかね。おいしかったそうです。彼女は「じゃがいももおいしい。ヨーロッパはじゃがいもがおいしい気がする」と言っていました。10.5ユーロ。

あとはワインが最高でした!ドウロ地方の赤のハーフを適当に見繕ってもらい、足りなかったのでさらにもう1本ハーフを選んでもらったのですが、レシートを見ると「Monsaraz」「Esteva」と書いてあります。頼んだ順番通りに書いてあるのであれば「Monsaraz」が非常においしかったです。これがおいしすぎたせいで2本目はちょっと物足りなかった。
次にこのお店に行ったときにレシートを見せて「どっちかがおいしかったのだが」と聞いたら「Estevaだと思う」と言われましたが、このとき頼んだEstevaにはそこまで感動せず。やはりMonserazがおいしい方だったのかなと思いましたが真相はわかりません。

とにかくMonsarazが5ユーロ、Estevaが4.5ですから驚異的な安さです。
これでしょうか。
Monsaraz
http://www.w-harimaya.co.jp/6_102.html
Esteva
http://www.geocities.jp/rutaroja/food/vino01.html
Estevaはほかのお店でも見ました。
しかしポルトガルで飲んだドウロ地方の赤ワインはどれもこれもおいしくて安かったです。最初はポルトワインやヴィーニョ・ヴェルデのことばかり頭にありましたが、レストランで勧められるのはたいていドウロ地方の赤ワイン。ポルトガルのワインなんて日本であまり聞かないのにこんなにおいしいとは。
下のページにある一説によれば、ポルトガルのワインが日本に入ってこないのは、ポルトガル人が全部のんでしまうからとか・・・。

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とにかくレストランの食事とワインがおいしかったせいか、ダブルデート(?)は大変盛り上がりました。ちなみにこのレストランはもともとはフレンチの店でミシュランに載っているとか何とか店員さんが言っていましたがよくわかりませんでした。トリップアドバイザーにぜひレビューを書いてほしいらしいです。
味はシンプルすぎるきらいはありますがどれもおいしく、雰囲気もよくて安い。ポルトで一番おいしかった食べ物は海岸のレストランで出てきた酢をかけただけのシンプルな貝なのですが、コスパや味のバランスを考えるとArroz de portoがポルトの中で一番だったとおもいます。
デザートはポルトワインをかけて食べるプリン3.5ユーロにしましたが、ポルトワインはかけるのがもったいなくて結局ほとんど直接飲んでしまいました・・・。プリンはポルトガル特有の固いプリンで、好みではありません。

あとで行ったときにおすすめを聞いたらレモンタルトだそうです。私はお腹いっぱいだからスイーツを頼まない、といい、夫だけ頼んだのですが、店員さんが「おなかいっぱいでも、ぜひ彼女も試すべきだ」と私の分までフォークを持ってきました。よほどおすすめなのでしょう。確かにとてもおいしかったです。迷ったらこれにしましょう。

Taylor’sのポルトワイン(赤、Reserva)も別に頼みましたがこれは1杯6.5ユーロです。おいしかったですが、私はOffleyで試飲したポルトワインの方が好きでした。
ちなみにOffleyは日本(楽天)ではあまり売られていませんでしたが、

Taylor’sは結構ありました。

 
帰りに見た建物。なんだろう。



タコで苦しんだ日にポルトガルのスーパーFROIZで買ったものです。
ポルトガルはフルーツジュースがおいしくて安いことがわかったので買い込みました。これはスペインのDon Simonのオレンジジュース。果肉が入っていて高級な感じで非常においしかったです。たしか、濃縮果汁還元でないものだったと思います。 2.85ユーロもしましたが。

日本にもありました。

ジュース、メロン、マッチ、チーズ。メロンは味が濃くて非常においしかったです。2.43ユーロ。

チーズ(SOMBRERO DE COPA HOLANDA Maasdam)もパンにのせてオーブンで焼いたら甘みがあっておいしかったです。オランダのものだったかと。オランダでチーズセットなどを買ったことはありますが、これは食べたことがない味です。2.9ユーロ。
ジュース拡大。このCompalのジュースはかなりおいしいです。Compalはポルトガルのメーカー。必ずしも100%でないのは、味を計算し尽くした結果、フルーツによって果汁の配合を変えているためではないかと推測。喫茶店やレストランにもよくおいてありました。1本0.59ユーロ。紙パックもありました。




ヴィラ・ノヴァ・デ・ガイアのワインセラーでポルトワインを4杯も飲んだせいかトイレが近くなっており、ケーブルカーが到着するとかなり厳しい状況になってきました。魔女の宅急便の橋「ドン・ルイス1世橋」がとても長く感じました。
橋を渡り終わるとすぐの小さい商店兼カフェのようなところに飛び込んで1ユーロを見せて「トイレを使わせてもらえませんか?」というと、太ったおばさんが「お金などいらない」という手振りをしてトイレを指し示してくれました。このときほど人の優しさが身にしみたことはありません。
断られたのにお金を置いていくのは感じが悪いと思ったので、この店ではとんがりコーンのような1ユーロのスナックを買いました。

味が濃くてとてもおいしかったです。数ヶ月前に日本でとんがりコーンを数年ぶりに食べて「味が落ちている」と感じたのですが、ポルトガルのとんがりコーンはその最近のとんがりコーンよりおいしかったような?

ところでポルトガルはレストランが夜遅くまでやっていて24時まで開いていることもざらなのですが、代わりに開店時間が遅かったりします。ポルトワイン地区を出たのが18時くらいだったと思いますが、レストランが、あだあまり開いていません。
やっと見つけたのがこのローカルなレストラン。
Churrasqueira Do Infante
http://www.tripadvisor.jp/Restaurant_Review-g189180-d2281252-Reviews-Churrasqueira_Do_Infante-Porto_Porto_District_Northern_Portugal.html
英語は通じませんが、英語メニューはありました。夫はBife Boi Gralhado(ビーフステーキ?)を注文。固くてあまりおいしくありません。

ワインセラーOffleyから一緒のドイツ人はPeixe Espada Grelhadoという魚料理を注文し、おいしいと言っていました。私はFiletes de Polve(揚げタコ)のハーフサイズを注文したところ大量のリゾットまで付いて来ました。

はじめてのポルトガルっぽい海鮮料理でテンションがあがりましたが、タコを口に含むと馬糞の匂いが・・・。あまりに臭くて食べられたものでないのですが、食べ方がおかしいのかと思いリゾットに混ぜたりレモンをかけたり。どうやらレモンをかけるとましになるようでしたが半分も食べられませんでした。
食べ終わるとすぐに気持ち悪くなりましたが、昼からたくさん食べたり飲んだりしているのでそのせいだと思っていました。
ヴィーニョ・ヴェルデ(緑のワイン。特産の微発泡酒)のハーフボトル(2.3ユーロ!)も注文したのですが、こちらもあまりおいしくなく、ほとんど飲めません。ちなみにヴィーニョ・ヴェルデは2回連続でおいしくなかったので、この後一度も飲みませんでした。次にポルトガルに行ったときはもっといろいろ飲んでみたいです。
さて、このレストランのお会計は3人で35ユーロと激安でした。
店を出ると、ドイツ人が「海辺がライトアップされているらしい」というので海辺へGO。
たしかにキレイ。

サンデマンが見えます。

海辺のくじらマークのレストランが気になります。ポルトガル人はくじらを食べるのでしょうか?

階段をのぼり海辺から町中心部へ移動します。ポルトは階段ばかりで疲れます。私は具合が悪かったのでぜいぜいハーハー。

街はどこも明るいです。



ドイツ人はマトジニョスのホテルに帰るのでAliados駅からメトロに乗りました。
私たちはスーパーFROIZに寄った後、アパートメントへ(スーパーで買ったものについては次の記事に書きます)。
さてアパートメントに帰ってからが大変でした。多分1時間ぐらい具合が悪く、オレンジジュースを飲んでさらに悪化。何かの拍子に我慢できないほどの吐き気がきて、しばらくトイレにこもることになりました。
ところが終了してもスッキリしません。完全に出てくれなかったようです。
次の波ですっきりしましたが、それまでが結構長かったので辛かったです。もちろんお腹もピーピーでした。
よく考えると、ポルトガル人に「休みの日の翌日は海鮮を食べてはいけない」と言われました。新鮮でないのだとか。この日は月曜日だったので海鮮を食べてはいけなかったのです。よく考えれば馬糞の匂いがするタコなんておかしいですし。絶対にタコのせいとは言い切れないのですが、いくらなんでも吐くほどの暴飲暴食はしていないので、私だけが食べた何かのせいである可能性は高いです。


腹ごなしに歩いていたつもりが、とうとうドウロ川まで来てしまいました。
魔女の宅急便の橋「ドン・ルイス1世橋」を歩いてドウロ川を渡ると、VILA NOVA DE GAIA=ポルトワイン工場地区に到着。まずはCALEM(カレム)というワインセラーがあります。よく見ると看板に鳥が。

入ろうとしたら時間が合いませんでしたが、のちに別のワインセラーOffley(オフリー)で合流したドイツ人によると、Offleyの方がおいしかったということ。またCALEMはOffleyよりも割高でした。
ドウロ川はVILA NOVA DE GAIA側から見てもすてきです。




橋を渡って右に進んでいくと、ワインセラーSANDEMAN(サンデマン)が現れました。マント男の看板に見覚えがあります。あとから地球の歩き方 ポルトガルを確認したところ、こことTaylor’sが載っていました。

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サンデマンも残念ながら見学の時間が合いませんでした。
ここから内陸部に向かっていきます。白い壁がユトリロみたい。

坂道が多く、疲れてきました。

ワインセラーOffleyを発見。ここで45分後の見学(英語)の予約を取りました。一人4ユーロで3種類のポルトワインを試飲できるコース。フランス語、英語、ポルトガル語の回があるようです。受付のお姉さんがかなりの美人。

とりあえずOffleyを後にしてどこかでお茶でも飲むことにします。

おー。ぶどう?

ローカル臭のすごいカフェに入ります。夫「英語話せますか?」店員「いいえ」。でも感じがいいです。ポルトガル語で「カフェ」(コーヒー)「シャー・プレト」(紅茶)「パシュテル・デ・ナタ」(エッグタルト)と言ったら通じました。

味は普通。

コーヒーが0.8ユーロだったのに紅茶が1.5ユーロでした。まぁ紅茶の場合はお湯をたっぷりもらえますので。

店内にはTomyのガチャガチャがありました。ミッキーとポケモンでした。
本当にローカルなお店で地元の人が入ってきては店員さんとおしゃべりしていきます。お姉さんが一人で入ってきて当然のようにフルーツジュースでパシュテルデナタを食べていました。そういえばポルトガルはどこでもフルーツジュースがおいしかったです。
「ア・コンタ・ポルファボル」(お会計お願いします)と言ってお茶を済ませてOffleyへ。ここで、セミナーで一緒だったドイツ人と偶然出くわします。
お姉さんがゆっくりとしたわかりやすい英語でセラー内を案内してくれます。
樽の味をワインにつけるには小さい樽、

味をあまり変化させたくない場合はワインが空気に触れにくい大きい樽を使うそうな。別に大量に運びたいときに大きい樽を使うというわけでもないんですね。

ワイン畑の写真。

おまちかねのテイスティング。私たちは白、赤、リゼルバ(普通の赤より熟成したもの)を飲める下から2番めのコースにしました。一番右がリゼルバです。

リゼルバは濃厚でした。私は白、夫はリゼルバがおいしいと思いました。先程も書きましたが、合流したドイツ人によると、CALEMよりおいしいということ。

飲み終わってケーブルカーのチケットを買ったところ、無料試飲チケットが付いていたので逆戻りしてまたワインセラーへ。


ここのワインの味は、今まで飲んだポルトワインに比較すると劣ります。
ケーブルカーやケーブルカー到着所からの景色はものすごくよかったです。ドイツ人に誘われなかったら乗らなかったと思いますが、乗ってよかったです。







サンデマンが見えます。

ポルトの街は魔女の宅急便の舞台ではないそうなのですが、オレンジ色の屋根野の家がたくさんあって、魔女宅風であることは確かです。かわいい!
魔女の宅急便 (徳間アニメ絵本 (6))
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次の記事では恐怖の夕飯と夜のライトアップについて書きます。


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