先日はいつのまにか世界遺産の歴史地区も歩いていましたし、思いがけずポルトワイン工場見学もできてしまったため、思ったより早く主な目的は達成できてしまったのでした。それで次の日は後輩に会う以外はぼーっとしていたのですが、その次の日は「地球の歩き方 ポルトガル」に載っていた世界遺産の「サンフランシスコ教会」に行きたくなり、外に繰り出しました。いい天気。
鳩。



目抜き通りのサンタ・カタリナ通りにあるMAJESTIC CAFEというカフェでランチしました。ここはポルトで一番古いカフェだそうで、Wikiにも乗ってきます。内装が豪華。値段設定は高めのイギリス風カフェで、アフタヌーンティーもあります。本当はアフタヌーンティーに挑戦したかったのですが、時間的に無理でした。
http://www.tripadvisor.jp/Restaurant_Review-g189180-d877319-Reviews-Cafe_Majestic-Porto_Porto_District_Northern_Portugal.html



お茶はたとえば2.75ユーロ、コーヒーは2.5ユーロ。そこらへんのカフェで飲むと1ユーロなので割高感がありますが、日本に比べれば普通です。

日本語・・・。

ここのパシュテルでナタ1.5ユーロはポルトで一番おいしかったです。風味があります。ドウロマスカット入りのメロンスープ4ユーロも大変おいしかったですが、メロンジュースとほとんど変わらない味です。シンプル・イズ・ザ・ベスト。

ここはパスタが14ユーロ〜など食事がバカ高いのですが、バーガーは7ユーロだったので注文。ビッグマックのような味でした。

お会計は27.25ユーロ。ちなみにここでやめておけばいい思い出になったのですが、数日後にここで夕飯を食べて失敗。14ユーロのパスタはおそろしくまずかった!しかも高すぎ!お酒も飲んでいないしお腹いっぱいになっていないのに2人で55ユーロと腰を抜かす値段でした。別のフレンチベースのポルトガル料理レストランではお腹いっぱい食べて飲んで4人で88ユーロだったのに・・・食事はおすすめしません。
ちなみにポルトガルはチップはそんなにシビアでなく、庶民的な食堂であれば端数の小銭、レストランでも5〜10%でよく、カフェでは不要なようですが、ここはカフェといっても高級なのでチップを払いました。
アズレージョがすごい教会。これもサンタ・カタリナ通りにあったと思います。

また鳩。



川岸に到着。

のどか。

船がいっぱい。

地図を読み間違えていたようで、川沿いから変な階段に迷い込みました。上の方に教会が見えたので、ここをのぼったら教会に着けるのではないかと。

いたずら書きが・・・TOFU?

階段を見下ろす。暑かったこともありかなり疲れました。

階段ですれ違った老夫婦に英語で「このうえにサンフランシスコchurchはあるか?」と聞くと、「…
Igreja?」とポルトガル語で答えてくれました。階段を降りて川岸に戻り、もときた道を戻るべきのようです。老夫婦は先に階段をおり、私達もあとから階段を降りて行きましたが、老夫婦が振り向いて、私達が行くべき方向を指し示してくれました。優しい!
川岸に降りた後、街中心部へ戻る道に入ったところにあるベンチで休憩。
ポルトガルには鳩とかもめがたくさんいましたが、ここにも鳩が。

何食べてるの?

鳩がうじゃうじゃ。よく見ると・・・

鳩が胸をふくらませながら別の鳩を追いかけ、交尾を迫っています。

待って〜。この後も見境もなくいろいろな鳩を追いかけていました。

ちょうどランチタイムでしたが、このベンチの横にあるカフェに アコーディオン奏者が現れラテン系の曲などを弾いていました。音楽に合わせて鳩が走っているように見えておもしろかったです。
川を望む手すりにかもめが。


カフェでもないかと、川沿いの路地に入ります。アートな土産屋やカフェがありましたが、入りたいお店がなく。

路地を抜けました。

魔女宅の橋のモデルとなった「ドン・ルイス一世橋」。

ここにはオープンタパスバーなどが軒を連ねています。最終日にここの一番上のタパスバーでタパス(スペイン風小皿料理)を食べましたがおいしかったです。坂なので傾いているテーブルにあたってしまい、サングリアがすべりそうで気が気でなかったです。

鳩オブジェ。

結局「地球の歩き方 ポルトガル」を読みなおしたのですが、サンフランシスコ教会はボルサ宮の横にあるのだそうです。地図で見るより文で読むほうがはやかった・・・。
ボルサ宮の広場?で猫発見。

この猫は警戒心が強く、人が近づこうとすると距離を取ります。

でもくつろいでいます。


かわいそうに、前足の片方が短くなっています。

サンフランシスコ教会ではかもめが交尾をしていました。大きな声をあげていました。

サンフランシスコ教会の外観はごついです。



これは別の日に撮影したもの。撮影時はサンフランシスコ教会とは知らず。

サンフランシスコ教会の入場券を買うと、併設の宝物館にも入れます。宝物館は写真OKで、教会内はだめだそう。
宝物館
!?

戦場カメラマンの渡部さん!?

本物・・・ではないですが。

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神社の鏡のよう。

とても動きがあります。

ザビエルみたい。


これすごいんですが、

中に何か入っている!?聖人の臓物かと思いましたが、

「Tabernacle」というのは辞書で調べると「聖櫃」だそうです。「祭壇に作られた聖別されたホスチアとぶどう酒を入れる箱」とあるので中のものはパンでしょうか。

上にあった応接間。


宝物館の下はお墓のようです。

心臓の弱い方にはおすすめしません。

お墓コーナーは広いです。地面にも埋まっているようです。

一部地面にガラス窓がついていて、人骨が見えるようになっていました。
さて、写真禁止のサンフランシスコ教会の中はすごかったです!!!写真で見てはいましたが想像以上でした。作るのに何年かかったのでしょうか。金泥細工だそうですが、地面から高い天井まで大変なことになっていました。応接間にあったこれの数倍の高さの装飾が壁中に施されています。

ドイツ、オランダ、アイルランドで教会を回ったことがありますが、ここは2番めにおすすめです!入場料が3.5ユーロとは信じられません。ちなみに今までで1番すごかったのはケルン大聖堂です。権力を感じました。私は特定の名所のためだけに旅行に行こうとはあまり思わないのですが、ケルンにもう一度行きたい理由は大聖堂のみです。
3D立体パズル ケルン大聖堂 MC160h
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外に出ると川がきらきらしています。


川沿いの路地にあるレストランの外の席でおいしそうな海鮮リゾットを取り分けて食べている人たちがいました。メニューの写真が貼ってあり、わかりやすい。ポルトガルらしいいわしの丸焼きもあるようです。しかし、一度ぶらぶらして戻ってくると、中ではレストランの人たちが食事していました。17時に店をあけるとのこと。
仕方ないので小さなカフェに入ります。写真ではよくわかりませんが、テーブルも椅子もカウンターもワイン樽でできていておしゃれでした。せっかくなので持ち帰り用のパンも買いました。


暑い日だったのでしょっちゅう人が入ってきてアイスを買っていきます。カフェの人は一人で仕事していて大変そうでした。
先ほどのレストランに戻ります。ここの店員さん(店主?)はとても感じがよいです。
ADEGA DO CONDE(ADEGA CONDE)
http://www.tripadvisor.com/Restaurant_Review-g189180-d3456782-Reviews-Adega_Conde-Porto_Porto_District_Northern_Portugal.html
なんとメニューがコルク!ちなみにポルトガルは世界第一位のコルクの生産地で、いろいろなところでコルクのバッグや財布が売られていましたがすごくおしゃれでかわいかった!

店員さんにオススメのワインをきいてハーフボトルを頼みます。「高くないのにおいしいよ」と言われました。これもドウロ地方の赤。「TONS DUORUM」7.5ユーロ。おいしかったです。でもArroz de fornoの方がコスパが良いです。

前菜にチョリソーと貝を見せられたので両方もらいました。両方で7.5ユーロだったよう。安い。
この貝はシンプルにお酢とネギとパプリカ?をかけてあるだけなのですがとてもおいしかったです。ポルトで一番おいしかった食べ物です。海鮮のにおいが苦手な夫にとってはきつかったそう。

リゾットは一から米を蒸しているようで時間がかかりました。ちなみにリゾットらしきものは2種類あって、片方は貝だけ、もう片方は魚とエビで、私たちは魚とエビの方を注文。2人分からしか頼めません。

味は・・・思っていたのと違いました。トマト味だと思っていたのですが酸味がありません。海鮮でだしをとったおかゆといった感じです。よく考えると、日本で鍋をやった後作る雑炊に味が似ていますが、あまりにシンプル。醤油をたらして卵でとじたくなってしまいます。
あとエビにはがっつり皮が、魚には骨がついていて食べにくいです。疲れました。スイーツは出前のようでした。
ふつー。

このアイスの間に入っているレモンソースがちょうど日本のかき氷のレモン味のよう。あるいはラムネ菓子の味。すっぱくておいしかったです。

お会計は45ユーロです。ちょっと割高ですかね。リゾットが2人分だったので、他の味を楽しめなかったのがつまらなかったです。いわしを食べてみたかった。ちなみにポルトガルでは結局いわしを食べずじまい。缶詰だけ持って帰りました。
お店を出るとまだ明るいです。19時前くらいだったでしょうか。

絵になるカップルのシルエット。

なんでしょう。

日本食レストランらしきものを発見。「勝つ Katsu」!?


その周辺。

駅近くの広場。

スタイルがいい像だね、なんて話してましたが。

よく見ると怖いです。

海辺で買った風車。2.5ユーロだったかな。すごくよく回ります。歩いている時もぐるぐる回っていました。何人かの子供に注目されました。

スーパーFROIZではジュースを買いました。スーパーは22時までやっているので「便利〜」と思っていたのですが、ポルトの街全体が夜型なので、食事をして帰ると22時はすぎていることが多かったです。この日は珍しくゆっくり買えました。

Essentialsはポルトガル航空の飛行機で出てきたのと同じメーカー。このシリーズはどれもどろっとしています。Compalのジュースは本当にどれを選んでも美味しい。
今日の戦利品。

袋は食器です。ここで買いました。川岸からシティセンターに歩いて行く途中にありました。
PORTIGALIDADES Ⅱ
http://www.portugalidades.net/galeria.html
素敵なお店でした。全部手作りだと言っていました。他のお店にもいろいろ入ってみましたが、食器は概ね相場より安かったと思います。ガラス製品は他のお店より高かったです。ガロのキーホルダーなども高めだったような。ものが違うのかもしれないですが。
安いガログッズはどこでも同じに見えましたが、食器は土産物屋ごとに職人さんが異なるようで、同じデザインのものをどこでも見るということはあまりありませんでした。
これで25ユーロです。このキャベツ皿は汚れが取れにくいかと思ったのですが、そういうこともなく、縁が高いので意外と便利でした。ミニトマトなんか色が映えますし、転がり出ません。

ただボルダロだと思って買ったのですが裏面を見たらどうやら違うようです。5ユーロと安かったのですがボルダロ自体も安いらしい。まぁ要はキャベツ皿がほしかったのでなんでもいいです。
http://blogs.yahoo.co.jp/franceobokoi/31222879.html
本物のボルダロ。

基本的にポルトガルのものはもっと買ってくればよかったです。かわいいし安かった!裏面。


この日もアパートメントからの夜景がきれいでした。


タコで苦しんでいた頃、日本の後輩からメールが。なんと今リスボンに旅行にきていてこれからポルトに行くと。会わない手はありません。彼は日本、私はベルファストに住んでいるのに、まさかポルトで再会することになるとは思いませんでした。
リスボンからポルトへの電車ではWi-Fiが使えたらしく、翌日も無事連絡がつきました。
私たちはこの日はちょうど「だらだら日」で1日中家にいました。夕方18時に外に出てスーパーFROIZに寄ります。
「diese」のブラックチョコレートと「HORNIMAN’S」の緑茶(ミント入り)と紅茶。HORNIMAN’Sはスペインの会社のようです。ヨーロッパの緑茶って必ずフレーバーが付いていてまずいのですが、アクシスホテルで飲んだミント入りの緑茶がおいしかったので今回は自発的に買ってみました。しかしそこまでおいしくはなく。紅茶はまぁまぁ。チョコレートはパリっと薄く美味しかったです。クランベリーが入っているということですがよくわかりませんでした。

スーパーを出たところだったと思いますが、カフェでかもめが食事中でした。これが本当の「かもめ食堂」でしょうか。


誇らしげ。

映画「かもめ食堂」。

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サンベント駅近くのカフェに入り、待ち合わせ時間になるのを待ちます。パシュテルデナタと、パシュテルデナタに似たものを注文。パシュテルでナタの方がおいしかったです。

またかもめ。

19時にサンベント駅ですんなり後輩&後輩の彼女に会えましたが、ここからが大変。私たちはここまで行き当たりばったりでレストランを選んでいたのですが、一度もおいしいレストランに当たりませんでした。そこで今回はちゃんと調べて、トリップアドバイザーで1位だった川岸のODE Porto Wine Houseに行ったのですが・・・
http://www.tripadvisor.jp/Restaurant_Review-g189180-d2090245-Reviews-ODE_Porto_Wine_House-Porto_Porto_District_Northern_Portugal.html
人気過ぎて数日先まで予約でいっぱいでした。周囲のめぼしいレストランも満席です。
しかたがないのでまた川岸から町中心部に戻る途中でよさそうなレストランを見つけたのですが、ここももういっぱい。あとから思うと地球の歩き方にのっていた「Solar do patio」http://www.solardopatio.com/だったような気もするのですがわかりません。黄色いお店でした。
そのお店に勧められたレストランに行くと、レストランというよりバー。「今日はサッカーの試合が見られるよ」とポルトガルにしては珍しくぐいぐい客引きをしてきますが、サッカーに興味はないのでやめました。よく考えるとこのとき夫がきていた服がサッカーのジャージでした。
駅で後輩に会ってから1時間くらいたったところで雰囲気のよさそうなお店を発見。中が洞窟っぽいというか岩でできたブロックでできていて、少なくとも内装を楽しめそうだったので入りました。
Arroz de forno
http://www.tripadvisor.jp/Restaurant_Review-g189180-d3598775-Reviews-Arroz_de_Forno-Porto_Porto_District_Northern_Portugal.html
外観はこのブログに載っています。
http://shortripporto.blog99.fc2.com/blog-entry-34.html
これが、ポルトガルに来てはじめての「あたり」レストラン!
店員さんは英語を話すことができ、親切で、食べ物もどれもおいしかったです。メニューには英語だけでなくフランス語があります。後輩だけフランス語メニューを渡され困惑していました。
私はタラ料理の中で店員さんが一番オススメしてくれた料理にしました。タラもオリーブオイルでシンプルに調理されていておいしかったのですが、じゃがいもが最高でした。潰れているからpunched potatoというそうな。ハーフサイズでしたが結構なボリュームでした。

後輩はタラ料理の違うバージョン。おいしいがソースが油っこいと言っていたとおもいます。

レシートの「Bac. J. Por」と「Ze Do Pipo」がタラ料理だったはずですが、どちらがどれだったかは忘れました。どちらも12ユーロ。
夫のはメニューでイチオシされていた羊のステーキ。米も付いています。14ユーロ。夫は「羊が苦手な人は無理だと思うがおいしい」と言っていました。


後輩の彼女さんは「Bife Portuguesa」ポルトガル風ビーフステーキですかね。おいしかったそうです。彼女は「じゃがいももおいしい。ヨーロッパはじゃがいもがおいしい気がする」と言っていました。10.5ユーロ。

あとはワインが最高でした!ドウロ地方の赤のハーフを適当に見繕ってもらい、足りなかったのでさらにもう1本ハーフを選んでもらったのですが、レシートを見ると「Monsaraz」「Esteva」と書いてあります。頼んだ順番通りに書いてあるのであれば「Monsaraz」が非常においしかったです。これがおいしすぎたせいで2本目はちょっと物足りなかった。
次にこのお店に行ったときにレシートを見せて「どっちかがおいしかったのだが」と聞いたら「Estevaだと思う」と言われましたが、このとき頼んだEstevaにはそこまで感動せず。やはりMonserazがおいしい方だったのかなと思いましたが真相はわかりません。

とにかくMonsarazが5ユーロ、Estevaが4.5ですから驚異的な安さです。
これでしょうか。
Monsaraz
http://www.w-harimaya.co.jp/6_102.html
Esteva
http://www.geocities.jp/rutaroja/food/vino01.html
Estevaはほかのお店でも見ました。
しかしポルトガルで飲んだドウロ地方の赤ワインはどれもこれもおいしくて安かったです。最初はポルトワインやヴィーニョ・ヴェルデのことばかり頭にありましたが、レストランで勧められるのはたいていドウロ地方の赤ワイン。ポルトガルのワインなんて日本であまり聞かないのにこんなにおいしいとは。
下のページにある一説によれば、ポルトガルのワインが日本に入ってこないのは、ポルトガル人が全部のんでしまうからとか・・・。

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とにかくレストランの食事とワインがおいしかったせいか、ダブルデート(?)は大変盛り上がりました。ちなみにこのレストランはもともとはフレンチの店でミシュランに載っているとか何とか店員さんが言っていましたがよくわかりませんでした。トリップアドバイザーにぜひレビューを書いてほしいらしいです。
味はシンプルすぎるきらいはありますがどれもおいしく、雰囲気もよくて安い。ポルトで一番おいしかった食べ物は海岸のレストランで出てきた酢をかけただけのシンプルな貝なのですが、コスパや味のバランスを考えるとArroz de portoがポルトの中で一番だったとおもいます。
デザートはポルトワインをかけて食べるプリン3.5ユーロにしましたが、ポルトワインはかけるのがもったいなくて結局ほとんど直接飲んでしまいました・・・。プリンはポルトガル特有の固いプリンで、好みではありません。

あとで行ったときにおすすめを聞いたらレモンタルトだそうです。私はお腹いっぱいだからスイーツを頼まない、といい、夫だけ頼んだのですが、店員さんが「おなかいっぱいでも、ぜひ彼女も試すべきだ」と私の分までフォークを持ってきました。よほどおすすめなのでしょう。確かにとてもおいしかったです。迷ったらこれにしましょう。

Taylor’sのポルトワイン(赤、Reserva)も別に頼みましたがこれは1杯6.5ユーロです。おいしかったですが、私はOffleyで試飲したポルトワインの方が好きでした。
ちなみにOffleyは日本(楽天)ではあまり売られていませんでしたが、

Taylor’sは結構ありました。

 
帰りに見た建物。なんだろう。



タコで苦しんだ日にポルトガルのスーパーFROIZで買ったものです。
ポルトガルはフルーツジュースがおいしくて安いことがわかったので買い込みました。これはスペインのDon Simonのオレンジジュース。果肉が入っていて高級な感じで非常においしかったです。たしか、濃縮果汁還元でないものだったと思います。 2.85ユーロもしましたが。

日本にもありました。

ジュース、メロン、マッチ、チーズ。メロンは味が濃くて非常においしかったです。2.43ユーロ。

チーズ(SOMBRERO DE COPA HOLANDA Maasdam)もパンにのせてオーブンで焼いたら甘みがあっておいしかったです。オランダのものだったかと。オランダでチーズセットなどを買ったことはありますが、これは食べたことがない味です。2.9ユーロ。
ジュース拡大。このCompalのジュースはかなりおいしいです。Compalはポルトガルのメーカー。必ずしも100%でないのは、味を計算し尽くした結果、フルーツによって果汁の配合を変えているためではないかと推測。喫茶店やレストランにもよくおいてありました。1本0.59ユーロ。紙パックもありました。




ヴィラ・ノヴァ・デ・ガイアのワインセラーでポルトワインを4杯も飲んだせいかトイレが近くなっており、ケーブルカーが到着するとかなり厳しい状況になってきました。魔女の宅急便の橋「ドン・ルイス1世橋」がとても長く感じました。
橋を渡り終わるとすぐの小さい商店兼カフェのようなところに飛び込んで1ユーロを見せて「トイレを使わせてもらえませんか?」というと、太ったおばさんが「お金などいらない」という手振りをしてトイレを指し示してくれました。このときほど人の優しさが身にしみたことはありません。
断られたのにお金を置いていくのは感じが悪いと思ったので、この店ではとんがりコーンのような1ユーロのスナックを買いました。

味が濃くてとてもおいしかったです。数ヶ月前に日本でとんがりコーンを数年ぶりに食べて「味が落ちている」と感じたのですが、ポルトガルのとんがりコーンはその最近のとんがりコーンよりおいしかったような?

ところでポルトガルはレストランが夜遅くまでやっていて24時まで開いていることもざらなのですが、代わりに開店時間が遅かったりします。ポルトワイン地区を出たのが18時くらいだったと思いますが、レストランが、あだあまり開いていません。
やっと見つけたのがこのローカルなレストラン。
Churrasqueira Do Infante
http://www.tripadvisor.jp/Restaurant_Review-g189180-d2281252-Reviews-Churrasqueira_Do_Infante-Porto_Porto_District_Northern_Portugal.html
英語は通じませんが、英語メニューはありました。夫はBife Boi Gralhado(ビーフステーキ?)を注文。固くてあまりおいしくありません。

ワインセラーOffleyから一緒のドイツ人はPeixe Espada Grelhadoという魚料理を注文し、おいしいと言っていました。私はFiletes de Polve(揚げタコ)のハーフサイズを注文したところ大量のリゾットまで付いて来ました。

はじめてのポルトガルっぽい海鮮料理でテンションがあがりましたが、タコを口に含むと馬糞の匂いが・・・。あまりに臭くて食べられたものでないのですが、食べ方がおかしいのかと思いリゾットに混ぜたりレモンをかけたり。どうやらレモンをかけるとましになるようでしたが半分も食べられませんでした。
食べ終わるとすぐに気持ち悪くなりましたが、昼からたくさん食べたり飲んだりしているのでそのせいだと思っていました。
ヴィーニョ・ヴェルデ(緑のワイン。特産の微発泡酒)のハーフボトル(2.3ユーロ!)も注文したのですが、こちらもあまりおいしくなく、ほとんど飲めません。ちなみにヴィーニョ・ヴェルデは2回連続でおいしくなかったので、この後一度も飲みませんでした。次にポルトガルに行ったときはもっといろいろ飲んでみたいです。
さて、このレストランのお会計は3人で35ユーロと激安でした。
店を出ると、ドイツ人が「海辺がライトアップされているらしい」というので海辺へGO。
たしかにキレイ。

サンデマンが見えます。

海辺のくじらマークのレストランが気になります。ポルトガル人はくじらを食べるのでしょうか?

階段をのぼり海辺から町中心部へ移動します。ポルトは階段ばかりで疲れます。私は具合が悪かったのでぜいぜいハーハー。

街はどこも明るいです。



ドイツ人はマトジニョスのホテルに帰るのでAliados駅からメトロに乗りました。
私たちはスーパーFROIZに寄った後、アパートメントへ(スーパーで買ったものについては次の記事に書きます)。
さてアパートメントに帰ってからが大変でした。多分1時間ぐらい具合が悪く、オレンジジュースを飲んでさらに悪化。何かの拍子に我慢できないほどの吐き気がきて、しばらくトイレにこもることになりました。
ところが終了してもスッキリしません。完全に出てくれなかったようです。
次の波ですっきりしましたが、それまでが結構長かったので辛かったです。もちろんお腹もピーピーでした。
よく考えると、ポルトガル人に「休みの日の翌日は海鮮を食べてはいけない」と言われました。新鮮でないのだとか。この日は月曜日だったので海鮮を食べてはいけなかったのです。よく考えれば馬糞の匂いがするタコなんておかしいですし。絶対にタコのせいとは言い切れないのですが、いくらなんでも吐くほどの暴飲暴食はしていないので、私だけが食べた何かのせいである可能性は高いです。


腹ごなしに歩いていたつもりが、とうとうドウロ川まで来てしまいました。
魔女の宅急便の橋「ドン・ルイス1世橋」を歩いてドウロ川を渡ると、VILA NOVA DE GAIA=ポルトワイン工場地区に到着。まずはCALEM(カレム)というワインセラーがあります。よく見ると看板に鳥が。

入ろうとしたら時間が合いませんでしたが、のちに別のワインセラーOffley(オフリー)で合流したドイツ人によると、Offleyの方がおいしかったということ。またCALEMはOffleyよりも割高でした。
ドウロ川はVILA NOVA DE GAIA側から見てもすてきです。




橋を渡って右に進んでいくと、ワインセラーSANDEMAN(サンデマン)が現れました。マント男の看板に見覚えがあります。あとから地球の歩き方 ポルトガルを確認したところ、こことTaylor’sが載っていました。

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サンデマンも残念ながら見学の時間が合いませんでした。
ここから内陸部に向かっていきます。白い壁がユトリロみたい。

坂道が多く、疲れてきました。

ワインセラーOffleyを発見。ここで45分後の見学(英語)の予約を取りました。一人4ユーロで3種類のポルトワインを試飲できるコース。フランス語、英語、ポルトガル語の回があるようです。受付のお姉さんがかなりの美人。

とりあえずOffleyを後にしてどこかでお茶でも飲むことにします。

おー。ぶどう?

ローカル臭のすごいカフェに入ります。夫「英語話せますか?」店員「いいえ」。でも感じがいいです。ポルトガル語で「カフェ」(コーヒー)「シャー・プレト」(紅茶)「パシュテル・デ・ナタ」(エッグタルト)と言ったら通じました。

味は普通。

コーヒーが0.8ユーロだったのに紅茶が1.5ユーロでした。まぁ紅茶の場合はお湯をたっぷりもらえますので。

店内にはTomyのガチャガチャがありました。ミッキーとポケモンでした。
本当にローカルなお店で地元の人が入ってきては店員さんとおしゃべりしていきます。お姉さんが一人で入ってきて当然のようにフルーツジュースでパシュテルデナタを食べていました。そういえばポルトガルはどこでもフルーツジュースがおいしかったです。
「ア・コンタ・ポルファボル」(お会計お願いします)と言ってお茶を済ませてOffleyへ。ここで、セミナーで一緒だったドイツ人と偶然出くわします。
お姉さんがゆっくりとしたわかりやすい英語でセラー内を案内してくれます。
樽の味をワインにつけるには小さい樽、

味をあまり変化させたくない場合はワインが空気に触れにくい大きい樽を使うそうな。別に大量に運びたいときに大きい樽を使うというわけでもないんですね。

ワイン畑の写真。

おまちかねのテイスティング。私たちは白、赤、リゼルバ(普通の赤より熟成したもの)を飲める下から2番めのコースにしました。一番右がリゼルバです。

リゼルバは濃厚でした。私は白、夫はリゼルバがおいしいと思いました。先程も書きましたが、合流したドイツ人によると、CALEMよりおいしいということ。

飲み終わってケーブルカーのチケットを買ったところ、無料試飲チケットが付いていたので逆戻りしてまたワインセラーへ。


ここのワインの味は、今まで飲んだポルトワインに比較すると劣ります。
ケーブルカーやケーブルカー到着所からの景色はものすごくよかったです。ドイツ人に誘われなかったら乗らなかったと思いますが、乗ってよかったです。







サンデマンが見えます。

ポルトの街は魔女の宅急便の舞台ではないそうなのですが、オレンジ色の屋根野の家がたくさんあって、魔女宅風であることは確かです。かわいい!
魔女の宅急便 (徳間アニメ絵本 (6))
魔女の宅急便 (徳間アニメ絵本 (6))
次の記事では恐怖の夕飯と夜のライトアップについて書きます。


観光


黒猫がいたー!魔女の宅急便のジジみたい。といっても写真だとよく見えません。アパートメントの窓から撮りました。

ポルトには魔女の宅急便に出てくる橋のモデルになった橋があり、街自体もなんとなく魔女の宅急便風です。偶然かもしれませんが黒猫も何度か見ました。魔女の宅急便の町のモデルはポルトではないそうですが。
サンベント駅近くにカフェがずらりと並んでいる場所があるのですが、その1軒(オープンカフェ)でお茶したら、鳩がたくさんいました。堂々とテーブルの上にのっている輩も。


ボーラデベルリン(ベルリンボール)とパシュテルデナタ(エッグタルト)。ここのパシュテルデナタはとてもおいしかったです。ベルリンボールは普通。食べきれません。

アップルパイ、タラのコロッケ、ミートパイ。だいたい1個1ユーロ。コロッケはおいしかったです。アップルパイもおいしかったですがスーパーFROIZで買ったものの方が好きでした。ミートパイは微妙。紅茶やコーヒーも約1ユーロです。だいたいカフェではコーヒーが0.5〜1ユーロ、紅茶はコーヒーより少し高めです。コーヒーはエスプレッソが基本の模様。夫は「トイレに行きたくならなくていい」といっていました。

腹ごなしにドウロ川に向かいました。

ジジ発見!と思ったら・・・

出てきて足にすりよってきました〜。なんて人懐っこいの!しばらく体を私の足にこすりつけていました。



夫の足には擦り寄って来ません。夫は「こいつはきっとオスなんだ」と。

絵になります。もうこの黒猫と触れ合えただけでポルトガル旅行には満足しました。



ちなみに魔女の宅急便のジジはこんな。

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大きい建物があったのでとりあえずパチリ。よくみたらボルサ宮。

銅像の頭の上に鳥がのっています。

これは教会。常にドアが閉まっていました。

アズレージョ。

ドアがチョコレートみたい。


空飛ぶかもめ。

これも教会。

あ、ちんちん電車。

本当に「チンチン」と鳴っていました。レトロ。



あっさり川岸に到着。ポルトワイン工場の看板が見えます。

またかもめ。

観光用の船かな?

川岸の路地は風情があります。


路地を抜けました。右にドウロ川が開けています。

風車がかわいい。あとで川沿いの土産屋で発見したので買いました。シティセンターの店にはなかったです。

川岸の家々。

シースルーなレストラン。

このあと魔女の宅急便の橋「ドン・ルイス1世橋」を歩いてドウロ川を渡ったら、VILA NOVA DE GAIA(ヴィラ・ノヴァ・デ・ガイア)=ポルトワイン工場地区に着きましたが、ポルトワイン工場見学については次の記事で。ちなみに市庁舎からヴィラ・ノヴァ・デ・ガイアにかけてが世界遺産の歴史地区だそうです。私たちは川岸までずっと歴史地区を歩いてきたことになります。


マトジニョスのホテルからポルト中心部のアパートメントに移動した後は、ぶらぶら街歩きをしました。
日曜日だったので閉まっているお店も多く、人通りも多くありません。ホテルからアパートメントまで送ってくれた知り合いのポルトガル人は「日曜日だからみんな家にいるか、海に行ってるんじゃないの」と言っていました。「ポルトガルにもシエスタ(スペインの昼寝の時間)!?」と聞いたら笑って「ない」と答えていました。
うつぼ!?

ポルトには鳩とかもめがいっぱいいます。かもめって意外と怖い顔してるんですよね。

サンベント駅のアズレージョ(タイル)が素敵だというので行ってみました。歴史的な絵が描いてあるようです。大規模ですが格別きれいというわけでもなく、こんなものかという感じでした。

観光客がちらほらいて写真を撮っていましたが混んではいなかったのでゆっくり写真を撮れました。


読めない。

街の至る所にアズレージョが。こういう歴史的な建物もそうですが、普通の家の壁にもタイルがはめこんであったりしてかわいいです。

お店もそんなに開いていないし、さっさとレストランに入ることにしました。サンベント駅前のレストランやカフェは結構開いていました。
入ったのはサンベント駅近くの「Cafe Lounge Casal」。比較的大きいバーのようなところです。Tripadvisor42位。英語メニューもありますがクレジットカードは使えませんでした。ポルトはクレジットカードが結構使えません。
http://www.tripadvisor.jp/Restaurant_Review-g189180-d2308095-Reviews-Cafe_Lounge_Casal-Porto_Porto_District_Northern_Portugal.html
まずはポルトワイン。デザートワインなので非常に甘いのですがかなりおいしく、特に白がおいしかったです。レシートにはPorto Ferreira Branco(白)、Porto Ferreira Tinto(赤)と書いてありました。

そしてフランセジーニャ!

フランセジーニャはフランスの女の子という意味だそうで、ポルトの名物料理です。パンにステーキ肉やベーコンがはさんであり、チーズとグレービーソースがかかっています。アパートメントの管理スタッフにも、先のポルトガル人にも勧められたので期待。
夫はハンバーガー。とてもおいしかったそうです。

フランセジーニャは全然おいしくありませんでした。うーん。ベーコンがものすごくしょっぱいし、パンはグレービーソースでべちょべちょになっているし。ただ、別の日本人が食べたときはむしろ塩気がなかったそうで、味は店によってかなり違うのではないかと。のちほどフランセジーニャで有名な「サンチアゴ(Santiago)」というお店で食べたらもうすこしおいしかったです。
クレープ。別においしくなかったです。

ワッフル。これも普通。クレープよりはおいしいかな。

お会計は36.9ユーロ=5000円弱。お酒を飲んでデザートも食べたにしては安いですが、ポルトの中では高いような。
また街歩き。日は長いですが、ベルファストほど長くはありません。ベルファストは昼も夜もさほど気温が変わりませんが、ポルトは日が落ちると急激に寒くなるので注意が必要です。

有料公衆トイレ。

Trindade駅。

アパートメントにたどり着く頃にはだいぶ暗くなっていました。

アパートメントの窓から。

風情があります。

教会?の窓に明かりが灯りました。藤城清治の影絵みたい!

藤城清治の影絵はこんなのです。
1000ピース 木馬の夢 1000-255
1000ピース 木馬の夢 1000-255


私たちが5泊したポルトアパートメント(Trindade Panoramico http://www.homeaway.co.uk/p877186a)は結論から言うとハズレ物件でした!とはいえ、同じ値段帯(1泊2人で80ユーロ)のホテルに比べればずっといいです。写真写りや条件自体も結構よくて、人気は結構あるようでした。私達も本当は7泊したかったのに5泊しかできませんでした。
このアパートメントはTrindadeという駅の近くにあり、シティセンターといえばシティセンターです。ボリャオン市場に近いです。Trindade駅はサンベント駅からメトロで2,3駅ですが、徒歩で10〜15分くらいでしょうか。お店がたくさんあるので歩いていても飽きません。基本的にポルトは小さいので、サンベント駅からメトロで数駅離れているくらいだったら十分シティセンターに近いと思います。私達は結局一度もメトロを使わず、ドウロ川の対岸にあるポルトワイン工場地帯にも徒歩で行きました。
建物はかなり老朽化していましたが、部屋の見た目は素敵。この椅子はハンモックみたいで妙に快適でした。ほしい。

台所も自宅より広い。お皿やカトラリー、グラスなどは揃っており、調理器具もちょこちょこありました。ただ、湯沸しがなかったり(鍋でわかしました)、鍋やフォークが臭かったり、完璧ではありません。キレイすぎないので気兼ねなく使えたのは良かったです。

台所の大きな窓から。7階なので景色は最高。ただしこの窓、鍵が締まりませんでした。何事もありませんでしたが・・・。

洗濯機だけでなく乾燥機があったのはよかったです。洗濯機は、電源を切ってからしばらく待たないとドアがあきません。

寝室その1。一見素敵なのですが、電気がものすごく暗い。しかし枕元に明かり取りの窓があり、朝寝坊できません。窓にものを置いて対応しました。また、ここのドアノブが壊れていて、あけるたびに落ちてすごい音を立てます。特に夜は困りました。すぐにメールで苦情を出したところ「あなたたちが出て行った後に直すつもりです」。

風呂。これが大きな欠点でした。ポルトは比較的バスタブが付いている物件が多かったのですが、付いていないところもそれなりにあるので、私たちはバスタブがあるアパートに絞って物件を探したわけです。ところが、肝心の栓がついていません・・・苦情を言っても付けてもらえず。

結局携帯用の折りたたみシリコンカップで対応しました。まさかこのカップがこんなに役に立つとは。ちなみにこのマンションのあとに泊まったB&Bにはプラスチックのコップしかなかったので、耐熱のカップは常に1つ持っていったほうがいいと感じました。ガラスの耐熱カップも購入してはいたのですが、出発日の朝に使ってすぐパッキングして、というのはなかなか大変でした。折りたたみならギリギリまで使ってもバッグにぽんと入れればいいだけ。

ところでこの風呂、一定以上お湯を使うと湯が出なくなります。はじめそれを知らず、湯船に湯をはったあと髪を洗おうとしたらお湯が出なくなっていました。このため、シャワーを使うときは湯船に浸かることはできませんでした。また夫と二人で連続して入れないので、朝と夜にわけて入ることになりました。私のお風呂ライフが〜。
風呂のある洗面所。

寝室その2。ここの照明はなぜか非常に明るい。

よくわからない部屋。寝室1、2の間にあります。望遠鏡があります。

この部屋には本棚がありました。

テーブルにはバラが。テーブルは文句なしに広いです。

バラは本物なのですが金粉のようなものがまぶしてあります。ポルトガルは花屋さんがちょこちょこあって、安かったような気がします。

あとはだだっ広い屋上がありました!そんなにキレイでもありませんが、バーベキューセットや椅子もありました。宣伝写真ではハンモックがありましたが、実際には見つからず。ただ、日陰がまったくなく昼間いるにはつらいので、洗濯物を干すくらいにしか使いませんでした。
景色は文句なしです。

海が見える〜。

居間の窓からの景色。

寝室2の窓からの景色。


このアパートメントへの文句は数限りなくあるのですが、例を挙げると
・もともとオフィス使用だったのを改装したような感じで、居間と廊下はパーティションで区切ってあるだけで、天井のところはあいています。ポルトガルは意外と夜は寒くて暖房が必要だったのですが、このせいで部屋がなかなか暖まりません。
・かなり老朽化した建物だったのですが、エレベーターの音がものすごく響くので、夜はかなりうるさく感じました。
・一番困ったのはWi-Fiで、1分おきくらいに切れるのでそのたびに接続しなおさないといけません。おかげでブログ更新が遅れました。私の目的が「旅行先でのんびり仕事」だったら大変なことになっていました。Samsungのタブレットを使ってFONの電波をテザリングしているようでした。毎朝このタブレットでテザリングをオンにしなければいけませんでしたが、表示言語がポルトガル語。誤って他のところを触ったら元に戻れなくなってしまい困りました。
この件で苦情を出してもノーコメント。基本的に対応がちょっといい加減でした。出て行くときにもう一度言ったところ、私達がくる前に台風があっていつものインターネットが切れているそうで、普段はちゃんとしていると言われましたが。
Wi-Fiが使えるという条件で借りたのですから、不測の事態とはいえ、FONに直接つなげるようにしてくれるとか、ネットカフェを教えてくれるとかしてほしかったです。
・さまざまなものが壊れていました。ドアノブ、窓の鍵、風呂の栓。
・湯の使用量に制限があります。インドか!
・トイレが謎。風呂に付いているトイレとは別に居間の横にトイレがありましたが、換気扇がないので匂いがこもります。といってドアをあけておくと居間が臭くなりますし。シャワーも付いていましたが狭いので使えません。ライトも3つあるうち1つしかついておらず非常に暗かったのですが、いつのまにか最後の1つのライトも切れていました。

お次はAxis Porto Business & Spa Hotel(アクシス ポルト ビジネス&スパ ホテル) に行きました。Eurostars Oporto(レビューはこちらに書きました) からタクシーで15分くらいでした。両方のホテルは同じようなエリア(マトジニョス)にあり、EurostarsからAxisが見えるくらいでしたが、歩いての移動は大変そうです。

Axisはセミナーなどの団体客が多い巨大なホテルです。かくいう私たちもそうだったのですが、セミナー開始時間頃に行ったので受付が混んでいました。
部屋はこんな感じ。

やはり高級感がありましたが、Eurostars Oporto(ユーロスターズ オポルト) には劣りました。
ただ、アメニティはEurostarsより充実。ソープも石鹸もなかなかいい香りで、洗い心地も良かったです。コットン、ティッシュ、裁縫セット、綿棒のセットもありました。綿棒は助かります。Eurostarsにもありましたが、ドライヤーもありました。

トイレの横の小さい便器のようなものは「ビデ」です。南欧では一般的な施設のようですが、女性器やお尻を洗うためのものです。ここで顔を洗ったり用を足したりしてはいけません!間違えてリンゴを冷やすのに使った人もいるらしいです。http://www.excite.co.jp/News/bit/00091133255208.html

お風呂もEurostarsよりよかったですねぇ。湯船のほかにシャワールームがあるので、日本のように、シャワーを浴びた後に湯船に入ることができます。ヨーロッパだと普通は湯船につかったあと、そのまま湯船で体を洗ってシャワーで流すことになるので、最後に湯船につかることができません。

ただEurostarsもそうでしたが、風呂&トイレとベッドの間に曇りガラスがはってあるので、トイレの電気をつけるとベッドまわりも少々明るくなります。神経質な人は2人で泊まれないかも。
眺めのよいベランダもありました。7階です。

困ったのは湯沸し器がなかったこと。持っていったからよかったのですが、グラスが1つしかなく1杯しか入れられません。ホテルのレストランに借りられないか聞いたところ「it’s not normal」と言いながらもカップを貸してくれましたが、当日中に返さなければならないということ。面倒なのでスーパー(徒歩5分くらい)でカップを買いましたが、翌日は部屋のグラスが2つになっていました。2人で宿泊なのですから当然グラスは2つですよね。初日のグラスの数は間違いだったようです。
このとき購入した耐熱のカップとポットはとても使いやすく、次のアパートメントでもベルファストに帰った後も大活躍してくれました。スペイン製(http://www.tecnhogar.com/)です。

チョコレートはオレンジピールが入っていて、厚さが薄くてパリパリとしていて、とてもおいしかったです。お茶の種類は辞書によれば「セイヨウヤマハッカ」だそうで、これもまぁまぁ。この「%」のようなマークの「Dio」の製品は他にもいろいろありました。
ちなみにAxisホテルの周囲にはスーパーのほかちょっとしたカフェやフルーツ屋などもちらほら。
Wi-Fiは電波が弱くてぶちぶち切れました。メールの確認くらいはできますが、調べものにも支障があるくらいです。仕事はできません。
食事は3食付いているコースでした。バイキングとしてはレベルが高いほうで、タラのコロッケやパン・デ・ローなどポルトガル料理も入っていましたが、格別においしいものがありませんでした。メニューにあまり変化がないので、3日も食べているとさすがに飽きます。しかもお茶やコーヒーは朝しか出ません。ただ、土日に突然味のレベルがアップしたので、シェフによって違うのかもしれません。

あと、ポルトは皿を下げようとするのが異様に早いのですが、Axisもひどく早いです。皿にこんもり食事を盛ってきて、飲み物を取りに行ったら、その間に皿を下げられました。一度も手をつけていないのに!
これで一人3泊160ユーロはちょっと高いですね。

ロンドンギャトウィック空港で購入したお土産。爪やすりなのですが・・・

日本語が書いてあります。イギリスやベルファストではこの「SuperDry極度乾燥(しなさい)」ブランドの服を着ている男性を割と見かけます。もちろん日本のブランドではありません。
こんなふうに妙な日本語が書いてあります。

SuperDryの服やバッグはネタで買うには高いのですが、爪やすりは免税で2.5ポンドだったので思わず購入。ベルファストのSuperDryには化粧品はなかったですが、空港のSuperDryには爪やすりだけでなく、いろいろな化粧品や化粧ポーチもありました。
SuperDryは日本でも買えます。以下は楽天から。
機械類ってw

SuperdryメンズTシャツ

SuperdryレディースTシャツ
ちなみに「OSAKA」と書かれたシャツを着ている欧米人もよく見ますが、流行っているのでしょうか。

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