翌日は動物園ZOO SANTO INACIO行きに再チャレンジです。
http://www.zoosantoinacio.com/?lang=en
http://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g580268-d3521080-Reviews-Zoo_Santo_Inacio-Vila_Nova_de_Gaia_Porto_District_Northern_Portugal.html

結論から言うと、次の経路が一番行きやすいと思います。

・サンベント駅近くの以下のバス乗り場(バスがたくさん停まっている広場)に行き(ただし 「ポルトの動物園ZOO SANTO INACIOへの行き方/インファンテ橋からドンルイス一世橋を望む」の続きを読む…

この日はアパートメントからホテルに移動し、動物園を探し、カフェに入り、アルコペディコで2足目の靴を買って終わりました。夕飯は、先日日本人の後輩と一緒に食事をしたArroz de forno。なんだかんだでここが失敗しないし安いです。メインの種類が若干少なくて飽きそうなのが難点。

私達がお店に入ると、メニューを見て悩んでいたフランス人夫婦も入ってきたのですが、店員さんがフランス語で応対し、大変盛り上がっていました。ここの店員さんは英語だけでなくフランス語もできるんですね。

前菜。おいしかったです。あとはアスパラを食べました。超シンプルでした。

メイン1。おいしかったのですが、量が多かった!分厚いポテトチップスもいいです。

メイン2。やはりこのポルトガル風のじゃがいも(punched potatoes)が美味。

ハーフワインの2本目を飲む頃には味がわからなくなっていました。

おすすめのレモンタルトが大変おいしかったです。詳しくはこちらの記事に書きました。

この前と同じ店員さんに「the best restaurant in Porto」というと喜んでくれて、店員さん個人のFacebookページを教えてくれました。それからTripAdvisorにレビューを書いてくれないかと言われました。まだレビュー数が少なく、ランキングが200位くらいなのです。それからよくわからなかったのですが、この店はフレンチベースなんだとか、ミシュランに載っている(?載ったことがある?)だとか言っていました。
食べ過ぎて苦しくなってしまったので夜景を見に行くことにします。


ドンルイス一世橋の度アップ

この後は、昼間に橋から見たハイテクなトロッコ?に乗りました。1.8ユーロだったと思います。

景色はいいのですがあっという間に上に着いてしまいます。東洋系の観光客がはしゃいでいました。そういえばベルファストだと東洋系の人を見ても日本人ということはほとんどないのですが、ポルトガルでは東洋人を見ると日本人ということが多かったです。東洋人自体がベルファストより少ないですが。

この日買った三角形のショール。どの店でも5ユーロでした。ポルトガルのナザレの民族衣装にこういうスカーフがあるらしい。ただ、ちゃんとした布製品専門店に飾ってあったのはこれよりも大きく、作りもよさそうでした。これは所詮お土産用。ポリエステル製だと思います。いろいろな色があって迷いましたが、柄がかわいかったこれにしました。

使ってみると大きさが適度で使いやすく、寒い時に肩にかけると結構暖かかったので、翌日黒いのも買いました。質はよくないですが、ぱっと見はきれいですし、ドレスに合わせられるかなぁと。結局翌日、動物園で使い倒してしまったのですが。ちなみにガロ(鶏)の鍋つかみは1ユーロ。

ちなみにこの三角形のショールが売られているお店は5,6軒回ったのですが、すべて南アジア系の人がやっていました。ネパール製か何かなのでしょうか。

あるお店では、外でこのタイプのショールをちょっと見ていただけでインド人店員さん(自分でそういっていた)が「すばらしい品質だ。見ろ」といってさまざまなショールを出してきましたが、刺繍の糸がほつれていたのでお世辞にも品質がいいとは言えません。店内に入るとインド香の匂いが立ち込めており、インド製品がたくさん売られていました。

写真の黒いショールを買った土産屋はひどくて、最初に買ったものがかび臭くてどうしようもなく、5分後に戻って店員さんにそういうと「これはnormalだ。全部このにおいだ」と無表情に言い放ち、てこでも動かない様子です。

しかし、私が「店の外に干してあるのは臭くないから外に干してあるのに変えてほしい」というと態度が変わり、「しまっておいたから匂いがついたんだよ」と言って交換してくれました。返品は絶対嫌だが交換ならいい、ということでしょうか。ちなみに店頭展示品だったせいか、このときもらったショールの刺繍は糸がかなりほつれていました。

インド、ネパール旅行を思い出しました。ショールを買うときは匂いと刺繍をチェックしてから買うことをおすすめします。

カフェ・サンチアゴでフランセジーニャを食べた後は、ポルト近郊ヴィラ・ノヴァ・デ・ガイアの動物園ZOO SANTO INACIOに行くつもりでした。結論から言うと、公式ホームページの情報が不適切なせいでこの日はたどり着くことができず、翌日苦労してなんとか行くことができました。公式ホームページの情報は信用しないように!

この動物園は今まで行った中で一番すばらしい動物園だったので、こちらの記事で中の様子を詳説しています。

私はもともと動物園には行きたいと思っていたのですが、旅行前にネットで検索したときは「Zoo da Maia」という動物園しか 「ポルトの動物園「ZOO SANTO INACIO」にたどり着けない/ドン・ルイス一世橋からの景色」の続きを読む…


ポルトにはフランセジーニャという郷土料理があります。パンにベーコンやステーキ肉をはさみ、チーズをかけたものがグレービーソースに浸かっています。ポルトのたいていの食堂にあります。ポルトの人2人にオススメのポルトガル料理を聞いたら2人ともフランセジーニャと答えました。
それで早速食べたわけなのですが、まったくおいしくありませんでした。

二度と食べるかと思っていたのですが、私が食べたのはしょっぱすぎたのに、ポルトで落ち合った後輩が別のお店で食べたものはむしろ塩気がなかったといいます。店によって味の差がありそうなので、もう一度挑戦する気になってきました。
B&B Porto Centroのフロントでおすすめされたのは「SANTIAGO(サンチアゴ)」。
http://www.tripadvisor.jp/Restaurant_Review-g189180-d1931762-Reviews-Cafe_Santiago-Porto_Porto_District_Northern_Portugal.html
このお店は「地球の歩き方 ポルトガル」で見たときはたいした店に見えませんでしたが、覗いてみたところ、賞を取っていると書かれていて「フランセジーニャで有名です!」な雰囲気がむんむん醸しだされていました。隣の隣くらいに同系列のお店もあり、両方混んでいます。
突入すると心地良い喧噪が。庶民的な感じです。みんなフランセジーニャを食べています。店員さんがものすごく忙しそうですが、感じはよいです。
「juice」があるか聞いたらいろいろな種類があるらしく「〜、〜、〜、sumo」と言われたので「sumo」を注文。以前コロンビア人の友人が「sumoはジュース。南米スペイン語では jugo。100%フルーツジュースのことしか指さない」と言っていたので、フレッシュジュースと推測。
店員さんにはさらに「laranja?」ときかれたので「yes」と答えました。これはたしかポルトガル語で「オレンジ」の意味のはず。
そして出てきたのは・・・

「Sumol」というジュースのオレンジ味でした。きっと店員さんは「sumo」じゃなくて「Sumol」と言ったんですね。このメーカーのジュースはポルトガルのカフェやレストランでよく見ました。100%じゃない・・・。ただ、ファンタオレンジほど偽物くさいわけではなく、果汁も入っていてちゃんとオレンジジュースです。割とおいしい。
周囲の人があまりにビールを飲んでいるので夫はビールを注文。ポルトガルで一番よく見かける銘柄のビールだったと思います。おいしかったそうです。
食べ物は私はフランセジーニャ、夫はフランセジーニャは嫌だといって別のサンドイッチを頼んだのですが・・・手前がフランセジーニャ、奥がサンドイッチ。

違いがわかりません。私のフランセジーニャにはソーセージが挟まっていましたが、夫のサンドイッチにはなかったのでそれだけが違いかなと。味も同じでした。どちらも9ユーロくらいだったかと思います。B級グルメにしては高い!
フランセジーニャにもいろいろ種類がありましたがどれにしたかは忘れました。

以前食べたのとはずいぶん違い、なかなかおいしく食べられます。以前のはパンがべちょべちょすぎて、言われなければパンが入っているのがわからないほどだったのですが、サンチアゴのパンにはサクサク感が少々残っています。
ただ、飽きますね。ボリュームありすぎですし・・・もう食べないだろうなという味でした。
しかしこうやって写真を見なおしていたらまた食べたくなって来ました。不思議なものです。
よく考えるとベルファストのフィッシュアンドチップスもそうですね。食べると後が苦しくて嫌になるのですが、たまに無性に食べたくなるのです。
このお店で困ったのはお会計で、店員さんが忙しくてなかなかつかまりません。私たちはこの後動物園に行くつもりで、結構急いでいたので焦りました。ちなみにフランセジーニャが出てくるのも遅かったような気がします。時間があるときに入りましょう。


Hotel B&B Porto Centroには期待しすぎました。ここは「トラベラーズ チョイス アワード 2013」という賞も取っていましたし、レビューもとてもよかったのです。
http://www.tripadvisor.jp/Hotel_Review-g189180-d2522678-Reviews-Hotel_B_B_Porto_Centro-Porto_Porto_District_Northern_Portugal.html
しかしかなり簡素なホテルでした。本当に寝るためだけのホテルです。町中心部のB&Bでこれだけ清潔なら文句なしとしなければいけないかもしれませんが、同じような値段のEurostars Oportoがあまりに素晴らしかったので、がっかりしてしまいました。2人分でEurostars Oportoは2泊51.3ユーロ、B&B Porto Centroは2泊92ユーロです。
夫は前のアパートメントに泊まった初日に、アパートメントのあまりの不備にショックを受けて、アパートメントをキャンセルしてホテルにしようなどと言っていましたが、やはりホテルは狭いですね。あんなに不満だらけだったアパートメントが恋しくなったり・・・。
今回の旅行は、Eurostars Oportoー>Axis Porto Business & Spa Hotelー>アパートメントー>Hotel B&B Porto Centroと、宿泊施設はどんどんグレードダウンしました(今回のポルトガル旅行の大まかなながれはこちら)。
簡素なベッド。布団が薄くて気になりましたが、ホテルはアパートメントと違い寒くならないので大丈夫でした。遮光カーテンの性能はよいです。

机。

アメニティは、作り付けの容器にボディソープ・シャンプー兼用の液体が入っているのみ。シャワーを浴びるところとトイレとの間に仕切りやカーテンがないので、シャワーを浴びるとトイレがびしゃびしゃになります。
ドライヤーもありませんでした。持ってきたドライヤーをここで初めて使うことになりました。
あと、ポルトガルなのにトイレにビデがついていませんでした。
湯沸しのたぐいがないのは当然ですがカップもありませんでした。うがい用の使い捨てのプラスチックコップならありましたが、お湯を入れると溶けそうなので使えません。
なかなかのナイナイ尽くしです。
さらにフロントが混みすぎでした。私達が行ったのは15時くらいだったでしょうか。チェックインしようとしたらあまりに混雑していたので一度カフェに行って30分くらいして帰ってきたらまだ混んでいました。個人情報を予約時にではなくフロントで書かせるシステムと、チェックイン後に地図でポルトの名所・レストランをひと通り説明してくれるサービスが原因かと思います。フロントには2人しかいないのでかなり忙しそう。
チェックアウト時は朝早かったのですが、フロントに誰もいなくて焦りました。掃除をしている人がいたので尋ねたところ、チェックアウト時はフロントに何も言う必要はないらしい・・・たしかに鍵はパスワード式でした。ちなみにドアをしめる前に、ドアが壁にひっかかる部分(ドアを閉めると引っ込む部分)を一度押さないとロックされません。説明しにくいですが。
よかったところは、サンベント駅近くにあること。中心部の中の中心部です。でも夜は1階でも静かでした。もっと中心部に近くないアパートメントは7階でも道路の音がうるさかったのに。ごちゃごちゃした町中心部なので、人通りは多くても車はあまり通らないのかもしれません。
あと、1階にソファとテーブルがたくさんあるスペースがあり、自動販売機(コップにその場で注がれるタイプ)に紅茶、コーヒー、ココアなどがありました。値段は0.5ユーロ前後。
まぁ紅茶は砂糖水のような感じでしたが、ゆっくりできる場所があるのは嬉しかったです。
ちなみに部屋には椅子が1つあるのみなのでくつろげません。
Wi-Fiはポルトでは一番通じたかも。ポルトではホテル3軒、アパートメント1軒にとまりましたが、どこもWi-Fiの電波強度がいまいちでした。
というわけで、アメニティのないビジネスホテルみたいな感じですが、基本的なところでは不快にならないホテルなので、寝るだけの場合はいいと思います。


ポルトのホテルEurostars Oportoにて。リモワサルサプロセコ)
翌日はアパートメントを出て「B&B Porto Centro」に移動しました。この日と次の日は、アパートメントの予約が取れなかったのです。アパートメントからホテルまでの距離はメトロにして2駅分程度だったのでスーツケース(トランク)を引いて歩いたのですが、石畳に坂道だったのでかなり大変でした。
このとき気づいたのですが、RIMOWA(リモワ)の方がSamsonite(サムソナイト)より優秀!正確にはRIMOWA SALSA(リモワサルサ)の方がSamsonite B-Lite Fresh(サムソナイト ビーライト フレッシュ)よりヨーロッパの石畳に強いです。

どちらも軽量の4輪モデルですが、RIMOWA SALSAはポリカーボネイト製(ハードタイプ)、サムソナイトは布製(ソフトタイプ)。夫がリモワを2009年に購入。私はサムソナイトの方が安かったのでコスパを考えてサムソナイトを2011年に購入。
今回のポルトでの移動中にわかったのですが、リモワはタイヤが大きく、石畳でもスイスイ進んでくれます。一方、サムソナイトはタイヤが小さいせいなのか、しょっちゅうひっかかり、つんのめりそうになりました。
石畳の例。

また、RIMOWAはハードタイプなので問題ないのですが、サムソナイトB-Lite Freshはソフトタイプな上、フタ部分にマチが付いています。荷物が多いと前に膨らむようになっているため重心が崩れ、何度かスーツケースが倒れそうになりました。
はじめは私の持ち方が行けないのかと思っていましたが、試しに私と夫でスーツケースを交換してみたら、同じ結果になりました。
こうやって書くとそんなものかといった感じなのですが、実際にはとてもとても大変で泣きそうになりました。ただでさえ坂道で疲れるのに、暑いし、転びそうになって恥ずかしいし、足をひっかけて痛いし、夫は私の苦労も知らずずんずん先に行ってしまうし・・・。
後にたまたま空港で私たちのスーツケースを転がして移動させている職員を見たのですが、やはり私のスーツケースだけ地面にひっかかって職員がつんのめりそうになっていました。
あとはサムソナイトの方がリモワより新しく、リモワの方が使い込んでいるのに、サムソナイトだけもうファスナーが1箇所壊れています。サムソナイトは安物買いの銭失いだったかなぁと思っています。買ってみないとわからなかったので仕方ないですけど。
リモワサルサには「RIMOWA SALSA AIR(リモワサルサエアー)」という軽いバージョンが出たらしく、夫が買う予定なので、私は夫のお古のリモワサルサをもらう予定です。

ちなみに私の経験ではイギリスなどではそこまでリモワを見ませんが、成田はリモワばかりです。リモワは、日本で他人とかぶりそうなのが欠点といえば欠点です。私はレゴタグを付けています。気に入っています。

移動

目抜き通りサンタ・カタリナ通りのNATAというカフェで一休み。チェーンのパシュテルデナタ専門店のようです。Web版地球の歩き方のポルト特派員の記事にありました。まあおいしかったです。

この後アパートメントに帰ったらとても眠たくて、ぐっすり眠ってしまいました。夕飯に出たのは21時頃であまり店が開いておらず、近かったこともあってまたマジェスティックカフェにははいってしまいました。「高いけどレストランでお酒飲むより安いよね。パスタ食べたいし」と。
これがいけなかったです。ちなみに1回目にこのカフェに入ったときの記事はこちら
前回メロンスープがおいしかったのですがジュースとの違いがわからなかったので、メロンジュースを頼んでみました。やはりほとんど味が同じです。メロンスープの方はドウロ地方のマスカットが入っているということで、若干違う味がしましたが。

メニューでシェフのおすすめになっていた野菜スープはおいしかったです。

メインは夫はビーフステーキ20ユーロ。ポルトガルにしては肉がやわらかくおいしかったのですが、この系統なら、自分の家でいい肉を買ってきて焼いたほうがずっとおいしいです。しかしポルトガルでは海鮮を食べまくろうと思っていたのに、意外と食べられない日があります(休日の翌日は非新鮮)。一方肉ははずれが少ないので、夫は何かというとステーキを食べていました。

私はミートソースパスタ14ユーロ。これがまずい!パスタがぶよぶよぱさぱさ。ソースは嫌に酸っぱくて正直まずい。ママーのミートソースの方がおいしい。ちょっと冷めていましたし。寮にいたときに出たお酢だけかけたパスタよりはましでしたが。

ここはパシュテルデナタが最高だったのでパシュテルデナタを食べに来たようなものだったのですが、夜だったせいか売り切れていました。仕方ないので多くの人が頼んでいたサンデーのようなものを頼みました。ピスタチオアイスが入っている一番高い8ユーロのサンデー。

裏面。

これはチョコ、ストロベリー、ピスタチオのアイスそれぞれががいい味で、飽きなくて楽しかったです。チョコレートアイスは、某ショコラティエのチョコレートパフェを思い出させる味でした。ただアイス重ねてちょっと飾っただけで8ユーロとは高いですね。
お会計で目玉が飛び出ました。70ユーロだったと思います。びっくりしてレシートを見たら注文していないものが4人分も入っていました。正しい値段は55ユーロだったのですがそれにしても高い!ポルトで行ったレストランは、庶民的なレストランChurrasqueira Do Infante、フレンチベースのArroz de forno(2回)、川岸のシーフードレストランADEGA DO CONDE、観光客向け有名レストランAbadia do Porto、川岸のタパスで、だいたいいつも前菜+主菜+ワイン+デザート+コーヒー、紅茶を頼んでいましたが、2人で50ユーロを越えたのはこのときが最初で最後です。しかも今回はお酒を頼んでいません。おなかもいっぱいになっておらず、夕飯というより軽食を食べたような感覚だったのでかなりびっくりです。
Magestic Cafeでディナーをするものではないなと思いました。


お昼はポルトの有名レストラン「Abadia do Porto」に行きました。ポルトワインを一緒に飲んだドイツの方がAXISホテルで勧められたというからです。また、この後泊まったB&B Centro Oportoでも勧められました。「地球の歩き方 ポルトガル」にも載っていました。
http://www.tripadvisor.jp/Restaurant_Review-g189180-d1081045-Reviews-Abadia-Porto_Porto_District_Northern_Portugal.html
場所は町中心部ですが、ちょっと奥まったわかりにくいところにあります。

入り口に修道士のマネキンが置いてあります。ただしこの入口は門の奥にあるのでぱっと見はわからないかも。

入り口を少し入ったところから門を撮影。

中は似非ゴシックとでもいいましょうか。タイルが貼ってあります。



おすすめワインはやはりドウロの赤ワイン「CRASTO」。かなりおいしかったですがポルトのレストランで勧められたもの中で一番高かったです!ハーフで15ユーロ。

この系統でしょうか。

この日は休日の翌日だったので魚は注文しないことにしました。ポルトガル人に「休日の翌日は魚が新鮮でないので食べないように」と言われたのに、月曜日にタコを食べてえらい目にあったからです。
夫はビーフステーキ14ユーロを頼んだのですが、なんと目の前で店員さんが調理してくれました。格好が執事です。写真にも快く応じてくれ、このあと私たちの写真も撮影してくれました。

ポルトガルらしいシンプルな味付けですが非常においしいステーキでした。塩気が足りなかったので、付け合せのポテトのために塩を頼んで、こっそりステーキにもかけました。量が多くて食べきるのが大変だったとか。
付け合せのポテトは手作りの厚切りポテトチップス。このタイプのポテトはポルトガルで何回か出ましたがおいしいです。

私はポルト名物「トリパス」(モツ煮込み)9ユーロを注文。これも執事さん?が鍋から皿に盛ってくれました。

ポルトの人はモツを食べることから、トリペイロ(「モツを食べる人」)と呼ばれることもあるそうです。「臓物を食べる人」という表現もあって笑いました。トリパスは大きなモツ(日本のモツとは随分違いましたが・・・)だけでなく数種類のソーセージ類(サラミ?)が入っているようでした。たしかソースが淡い味で物足りなかったのですが、ソーセージ類がしょっぱいことを考えるとこれでいいのかな、と。私はモツ煮の味付けの方が好きですがこれもまぁ理解はできます。ただ肉類がごろごろ多すぎて食べきれなかったです。
ちなみにどちらもハーフで頼みました。
焼きリンゴ2.3ユーロとフレッシュオレンジジュース2.8ユーロ。私もとうとうジュースでデザートを食べるようになってしまいました。ポルトガルはフレッシュジュースが嫌においしいので。焼きリンゴは思ったほど甘くなく、バターも入っていないシンプルなものでした。さっぱりしていておいしかったです。

コーヒーカップもかわいい。

お会計は46.1ユーロ。割高感はあります。主にワインがいけないです。
執事風の店員さんは親切、食事もおいしく内装もおもしろくて楽しかったけど、量が多すぎるし、二度はいかなくていいかなと思いました。失敗したくないときにはおすすめです。仕事上の会食にもいいと思います。


ボリャオン市場の後はポルトガルの靴屋さん「ARCOPEDICO」(アルコペディコ)へ。日本にもネットショップがあります。結論からいうと、ここの靴は想像以上にすばらしかった!eccoやearth顔負け。以下、レビューです。

ポルトガルは靴職人が多いらしく、いい靴が手に入ると聞きました。イギリスやフランスのブランドが労働力の安いポルトガルに靴を発注していたからだそうです。最近は中国にシェアを奪われつつあるようですが。これは、以下のブログなどから仕入れた知識です。
http://ameblo.jp/lyosukehidaka/entry-11085796070.html

市場に手作りの靴があるなどという噂も聞きましたが、ボリャオン市場はごちゃごちゃしていて探す気が起きませんでした。
ポルトガルブランドの靴屋は他にもいろいろあると思うのですが、とりあえず日本でも有名な「ARCOPEDICO」(アルコペディコ)の直営店に行くことにしました。ポルト内ではここにあります。
http://arcopedico.com/index.php?p=lojas&lang=en
住所:Rua Fernandes Tomás, 441, Porto
わかりにくくて一度通りすぎてしまいましたが「A」という看板が目印。

アルコペディコは、坂の多いポルトガルで快適に歩けるように開発された靴だそうです。日本では歩きやすいメッシュの靴やサンダルがテレビで紹介され有名のようですが、

ポルトの店舗には日本にあまりない普通のパンプスやシューズ、スーツに合いそうな紳士靴も揃っていました。革製もあります。
私は本当はショートブーツがほしかったのですが、季節的にありませんでした。日本にはあるのですが。

いろいろなデザインがありましたが、私はとりあえずこのパンプスを買いました。インソール付きで、ナンバー入りの品質保証書も付いていました。私は普段22.5cmですが36サイズがぴったりでした。

お花の飾りは別売り(8ユーロ)で外せます。ポルトガルの母の日が5月の第一日曜日らしいのですが、私はその数日前に行き、母の日セールで55ユーロが20%になりました。割引はレディースだけの模様。靴飾りは日本にもあります。

靴自体は普通のパンプスに見えますが、妙に伸縮性のある布でできています。非常に軽くてつま先が広がっていて歩きやすいです。「lytech」(ライテック)という素材でできていて、なんと洗濯機にかけられるそうな(お湯は30度以下)。
私は普段KALSO EARTH SHOES(カルソーアースシューズ)Solar (ソーラー)というヨガパンプスを履いています。つま先が開いていて全然疲れないので色・素材違いで3足持っていますが、最初はかかとに少々靴ずれがありました。

しかしアルコペディコのパンプスは最初から靴ずれもなかったですし、earthより軽くて涼しくて歩きやすかったです。あと、Earthよりすべりにくい感じがしました。思ったより底が薄く、特にポルトの街では地面のでこぼこが足の裏に伝わってきましたが、このために足で地面をつかむような感覚があるからではないかなと。足袋みたいで体に良さそう。

夫はこの靴を買いました。ものによって靴幅が狭いものあったそうですが、これはよかったと。やはりとても軽いそうです。これも選択可能なLytechでできていますが皮革に見えます。65ユーロ。これは割引になりませんでした。これは靴裏のパターンがあまりに簡単で滑りやすそうに見えましたが、なぜかこれもすべりにくいそうです。

夫は普段は「ecco biom(エコー ビオム)」を履いています(かなり昔に買ったのでネットで見つけられませんでしたがこれのような感じです)。biomも軽いそうですが、アルコペディコのはさらに軽く感じるそうです。ただ、biomよりアルコペディコの方が蒸れると言っていました。biomは穴が空いていますからね。また、夫のbiomは壊れてつま先があいてしまっているのでそのせいもあるかもしれません。

購入した後はアルコペディコ靴をそのまま履いて街歩きをしましたが、あまりによかったので数日後にまた買いに行きました。

私は今度はオーソドックスなメッシュの靴STEPSを買いました。やはり36サイズ。赤と迷いましたが、お花をつけたかったので地味に。花は別売り。35ユーロの20%オフ。私の足は甲が低く、ストラップのあるパンプスでないと脱げてしまうのですが、これは大丈夫でした。ベルファストではサンダルを履くには寒いが普通のパンプスでは暑いというときがあるので、メッシュはちょうどいいのでないかなと。こう見るとカジュアルですが履くと普通のパンプスっぽくなります。

かかとはこれくらい。

これは日本(Amazon jp楽天)やイギリス(Amazon ukなど)でも買えます。ポルトガルにはカーキはなかったんですが・・・・カーキがよかったなあ。

翌日動物園で履き倒しました。砂で白くなりましたが拭けばすぐキレイになります。タコができたのは動物園のせいか、底が薄いせいなのか。あと、小指の爪がひっかかったので爪を切りました。最初に買ったパンプスより幅が狭めにできていると思います。伸縮性のあるメッシュなので気になりませんが。

ちなみに似たようなデザインでかかとが低いのもありましたが(多分New sec。STEPSより安く30ユーロくらいだった)、かかとが高い方が歩きやすいように感じました。またリボン付き(New LadyかStepl?)もなかなかかわいかったのですが、私はスポッと脱げてしまうので無理でした。バレリーナタイプのCindrellaも心もとなかったです。

夫は黒いスエード調の靴を購入。これは茶色い方よりさらに歩きやすかったそうです。クッションがよいそう。99ユーロでしたが即決で購入。夫の靴サイズはいつもは27.5cmでeccoでは43ですが、アルコペディコでも43でした。

ちなみに2回目にアルコペディコに行ったときは英語があまりできない店員さんしかいなかったのですが、いかにもラテン系の陽気な人で、通じなくても全然問題ない感じです。性格が私の友達のコロンビア人に似ています。片言のスペイン語(単語ならべただけ)は少し通じました。
私達が買い物をしていたら犬を連れた男の子の集団がアルコペディコの入り口の前にたむろし始めて、そのうち店員さんと喋ったりしていましたが、うち一人が店内に入ってきて椅子に座ってゲームを始めました。店員さんに「弟さん?」と聞くと「息子」と言っていました。なんかフリーダム。小商店ならわかりますが、まがりなりにもブランドの直営店で。この雰囲気いいなぁ。
というわけで、アルコペディコは、高くないし歩きやすいし、ポルトガルの実店舗なら試着できるし、日本にないバージョンもいっぱいあるし(特にメンズ)、ポルトガル土産にオススメです。

翌日はボリャオン市場に行きました。朝の方が活気があるそうなので11時くらいに家を出ました。ギリギリ午前。ボリャオン市場に入ったところ。

2階分あり、道から入ると2階に出ます。

2階は行きませんでした。1階にはパン、新鮮な魚介類、生きた鶏、花、貝、おもちゃなどがありました。
住んでいたら便利かと思いますが旅行者には?ただおみやげ屋もいくつかあります。
私が入った入り口から1階に降りて右側にオーソドックスなおみやげ屋があり、相場に比べて安いと思ったのでここでガログッズなどをまとめ買いしました。後から考えても、安い方だったと思います。
ちなみに土産屋は、普通の絵葉書が1枚0.5ユーロだと普通、0.35ユーロだと安い、1ユーロもしたら高いです。絵葉書の値段が他の商品の値段と連動しているとは限りませんが、参考にはなると思います。
買ったものはこれ。すべてポルトガルのガロ(鶏。ポルトガル人の発音では「ガルー」)グッズ(「バルセロスのガロ」についての伝説はこちら)。大人用エプロン3.5ユーロ、子供用エプロン2.5ユーロ、ガロ(鶏)のナプキン入れ6ユーロ、コースター3ユーロ×2枚、キーホルダー1.5ユーロ、コルク栓2.9ユーロ、コルク栓(パイプ付き)3.9ユーロ、小さな置物2.2ユーロ、パン入れ3.5ユーロ。全部で32ユーロ。買いすぎ?

コルク栓、小さい置物、キーホルダー。パイプ付きのコルク栓は、この栓から直接ワインを注げます。ポルトガルはコルクで有名なので、コルク栓とコースターは特にポルトガルらしくてお土産に最適です。

コルク栓はまだ使う機会がなくて無印の歯ブラシスタンドに立てて飾っています。

置物を実際に置いてみました。

コースターとナプキン入れ。このナプキン入れは鶏が口をあけて鳴いているのでかわいいです。

これはネットで調べたところによればパン入れだそうです。ボタンを外すと平らになります。これは軽いし使えるのでもっと買ってくればよかった!私は髪をむすぶゴムやブラシ、化粧品、カーラーなど身だしなみ用品を入れて使っていますが、iPodなどのケーブル入れにも使いたかったです。

あとは買い物メモとペンをいれてぶら下げられるキルト製品も気になりました。
お店のおばさんはまったく英語が話せませんでしたが、計算したあともう一度ポルトガル語で復唱してくれました。私はポルトガル語の1〜10の数字を確認していったのですが、100くらいまでは勉強しておいたほうが話が弾むだろうと思いました。とはいえ、ポルトガルの人は言葉が通じないことを意に介さないことが多いです。
日本で買えるガログッズの例↓。

ちなみにこのページのサッカーのガロがほしかったのですが、おみやげ屋さんを何軒まわっても見つけることができませんでした。どこに売られていたのでしょう!?
http://blog.livedoor.jp/olaporu/archives/51987640.html

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